第121回
石油政策とも関連、ペトロチャイナA株IPOは進行中

中国石油天然気(ペトロチャイナ、0857)による
A株のIPO(新規株式公開)について、
現在まで(2004年7月27日現在)、
同社は「いまだタイムテーブルは確定していない」
として、早期実現を否定しています。
ただ、この裏を読めば、
計画は着実に進行中ともいえます。

2020年には中国の石油消費量は
2.5億トン不足する
との試算が発表されています。
現在の中国における年間石油消費量が
2.5億トン程度です。
おそらく、2020年までには年間の石油消費量が
5億トン近くに達していると想定しても、
半分以上が足りない計算となります。

現在の原油高もあって、中国においては、
石油政策は最重要課題となっています。
今でも、中国経済の伸張が原油や素材価格を
上昇させているといわれていますが、
少なくとも原油において、
今後、その傾向は加速していくことも考えられます。

ただし、それで一番困るのは、実は中国です。
現在までに中国は純粋な原油輸入国となっています。
今後、原油の輸入依存度は高まるばかりでしょう。
そうなると、中国全体のエネルギーコストが
中国経済の安定した継続的成長の妨げになることは
目に見えているからです。

そうした背景もあって、
6月末に開催された
中国の国務院常務会議(閣僚会議)でも、
石油などに関する
「エネルギー中長期政策2004−2020年」の草案が
可決されています。

これにはエネルギーの節約から構造調整、
国内外協力、環境保護など多岐に渡って、
今後の指針を示しています。

ただ、一つ言えることは、中国政府が、
石油を中心としたエネルギー問題に対して、
本腰を入れ始めているということです。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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