第183回
評価を下して対A株格差を慎重に見てみる

前回までのスクリーニングで、
直近の業績に基づく有望銘柄が
顔を出し始めてきたようです。
B株110銘柄のA評価とB評価の銘柄に対して、
要は高配当利回り、低PER(株価収益率)、
低株価、そして高対A株格差の銘柄を
探っていけばよいわけです。

前回、対A株格差は、
「総じて、業績有望な銘柄ほど、格差が小さくなっている」
と書きました。
しかし、様々な角度から、多くの指標を使って、
AからEまでの総合評価を通じて、
すでに絞り落とされた、
優良なA評価とB評価の銘柄から選ぶわけですから、
「原則的に」対A株格差が大きいほど
「お買い得」となるわけです。

対A株格差は、日本株にない、それこそ中国株、
しかもB株やH株だけの特有な指標ですが、もはや、
「A株とB株(あるいはH株)の統合に伴う差益」
だけで、この指標を見ている方は少ないかと思います。

対A株格差が大きいということは、
A株が過大評価され、B株が過小評価されている、
ということを意味するかもしれません。
その逆に、A株が過小評価され、
B株が過大評価されている可能性もあります。
前者であれば、多少のリスクはありますが、
大きなメリットも望めますが、
後者の場合は大変です。

だから、通常、単純に対A株格差を
単独の指標として用いることは、
あまりお薦めできるものではないですが、
今回は、すでに多くの財務指標で
評価を繰り返した後での、
対A株格差という指標の利用になりますので、
弊害も少ない、ということになります。

以上のように、今回スクリーニングするにあたっては、
やはり、A評価とB評価の銘柄に対する
「高対A株格差」ということも
考えていきたいと思います。

さて、次回以降、A評価とB評価の銘柄に対して、
それぞれの指標を当てはめて、
個別にみていくことにしましょう。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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2004年11月5日(金)

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