第344回
中国人寿の株価高騰:バフェット氏を再確認

中国石油天然気
(ペトロチャイナ、0857)の親会社
海外資産の買収の時にも、
その臨時株主総会の採決で
鍵を握るのではとも報道されたとして、
以前に紹介したバフェット氏。
ご存知の方も多いかと思いますが、
「唯一、株式投資で財をなした人」とも称される方で、
その投資法などの関連書籍も
多数刊行されています。

そのバフェット氏(及びそのファンド)が
2003年4月に
中国石油天然気に対する持ち株比率を
引き上げたことが話題になりました。
当時も、バフェット氏が投資するぐらいだからと、
中国石油天然気への人気が
高まったことは記憶に新しく、
この年の暮れにかけての大相場は、
H株全体についてもいえることですが、
バフェット氏の香港株本格参入というのも
一つの要因だったかもしれません。

そのバフェット氏関連で、
最近も大きく相場が動きました。
6月16日、バフェット氏が中国人寿
(チャイナライフインシュアランス、2628)の
持ち株比率を引き上げるのではないかとの観測が、
香港現地を中心に報道されました。
同日の中国人寿の株価は急騰しました。
ただし、翌17日、中国人寿が、
バフェット氏の持ち株比率を
否定する発表を行っています。
その日の株価は反落しています。

香港証券取引所の規定で、
持ち株5%以下の株主を
公開する必要はありませんので、
現在のところ、
バフェット氏の中国人寿に対する
持ち株比率の正確なところは分かりません。
ただし、一部メディアによれば、
バフェット氏は人民元切り上げを見据えて、
中国人寿に対して
投資を行っているともされています。

中国人寿は、
一部地域での一部商品について、
250%もの値上げを行うなど、
思い切った商品構成及び
事業全般の見直しを進めているようです。
2004年12月期でようやく黒字転換、
今まで不祥事などもあって、
株価も伸び悩みましたが、
面白い展開を見せるかもしれません。
また、今回の件も含めて、
バフェット氏の動向が
相場を動かす要素として定着しそうです。
これも注目していきたいところです。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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2005年6月20日(月)

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