“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第335回
ホテル西洋銀座でカリフォルニアワインの会

「群馬泉」といえば、
しっかりとした造りでどっしりとした味わいが、
燗によってひらく美味しい日本酒。
島岡酒造という小さい造り酒屋で造っているが、
その島岡酒造の副社長の島岡さんから誘いがあって、
ワイン会に行ってきた。

ホテル西洋銀座のフランス料理に合わせて、
シルヴァーラードというカリフォルニアワインを楽しむという。
シルヴァーラード・ワイナリーの総支配人ラッセル・ワイズ氏が
来訪してワインの解説をするという。

ホテル西洋銀座を訪問したのは初めてだった。
吉兆とかフランス料理店とかあるが、
わざわざ食べに行こうという触手が動かなかったからだ。
レペルトワールというレストランでワイン会は始まった。

試飲するワインは、次の5種類。

2004 Silverado Sauvignon Blan Napa Valley
2003 Silverade Chardonay Napa Valley
1990 Silverado Cabernet Sauvigon Napa Valley
2002 Silverado SOLO Cabernet Sauvigon Stag’s Leap District Napa Valley
2003 Silverado Botrytis Semillon Limited Reserve


料理はホテル西洋銀座の広田総料理長が
ワインに合わせてレシピを工夫して提供するという。
メニューは以下だった。

・ホタテ貝のオレンジクラスト焼きとアンディヴのコリアンドル風味
・鮮魚のロースト ほうれん草ときのこ添え
 ヴィネガーと焦がしバターソース
・日向赤鶏のスパイシーグリルとフライドオニオン
・エゾ鹿のロースト りんごピューレとねずの実の香り
・洋梨のコンポートとバニラアイスクリーム
・サフランとローズマリー風味のドライフルーツ

ラッセル・ワイズ氏の挨拶と
シルヴァーラード・ワイナリーの紹介からワイン会は始まった。
このワイナリーはウォルト・デズニーの娘のダイアン・ミラーと
その夫のロン・ミラーが設立したワイナリーで、
1970年に巣タグスリープ地区の畑を買い、
1981年にワイナリーの建築を始めたという。

「ワイン造り畑から始まる」という哲学のもとに、
栽培に手間隙をかけるとともに、
いろいろな工夫をしていると説明され、
最初のワインであるソーヴィニヨン・ブラン2004年が
グラスに注がれる。
これに合わせて、生シャケとイクラと胡瓜をチーズで和えた
アミューズが提供される。
ワインへの期待が高まってくる。


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2005年12月9日(金)

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