“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第558回
蕎麦の花見で炭焼き料理の宴

8月中ごろに種蒔した蕎麦畑は、
9月をちょっと過ぎるころから可憐な白い花が咲き始める。
満開になると白い絨毯が続いているようだ。
こんな機会に宴会をやらないのは犯罪だ。

そんなわけで、花見をしながら宴会を行い、
そのままキャンプを張って泊まってしまおう
という企画を計画していた。
本当は9月半ばのころがいいのだが、
今回はメンバーの都合で9月末となった。
午後の2時頃に現地に到着。
蕎麦の花はかなり茶褐色の実となっていて、
茎も黄色く色づいていた。
それはそれでとても綺麗。
今回の宴会場は、椎茸の原木栽培をしている林のなかに
ターフを張って設営してあった。
朝からきていて、ステビアを撒いていたメンバーが、
もう準備をしてくれていた。

少したって、西那須野の胡桃亭の村上さんも到着。
今回はほとんど村上さんにお願いして、
食材の仕入れなどをしていただいた。
さらに、料理もしてくれるという。
しかも、村上さんは料理代は食材原価でいいという。
申し訳ないが、楽させていただいて、
しかも美味しい料理を堪能した。
取り寄せた食材は、小樽三角市場からオスの鮭、
浜茹でのタラバ、帆立、ホッケ。
さらに、厚岸の牡蠣、などなど。
それに加えて、サイボクの粗挽きソーセージ、
豚の舌、などの肉類。

小樽の鮭は実は、前日に三角市場に出向いて
モノを確認してあった。
その仲買とはもう10年以上の付き合い。
北海道に出張があるたびによったり、
年間に何回かは自宅にも取り寄せている。
鮭はとても立派で、鱗が綺麗に銀色をしている。
そして、タグで「極銀」というラベルがついていた。
地元でも珍しいほどいい鮭という。

宴会がいよいよ開始された。


←前回記事へ

2006年10月18日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ