不法投棄とカラスの群れ

自宅マンション前のゴミ捨て場が大荒れで困っていました。
空き地に作られたゴミ捨て場なのですが、
ほんのわずかにスペースがありまして、
そこに壊れたテレビやらソファーやら電子レンジが
置き去りにされています。

しばらくは「回収できません」という張り紙が付けられて
放置されているのですが、
あまりにも長く置いてあるとさすがに景観的にもよくないので
撤去をしてくれています。

しかし、撤去後またすぐにもっと巨大なモノが捨てられたり、
この間なんて、どこから持ってきたのか、
壊れたバイクが1台丸々放置されていました。

問題はそうした不法投棄の中に、
食品も捨てる人がいるのです。(腐った果物類など)

そうするとカラスが群れをなして現れて、
朝はエサ場を巡ってケンカをしています。

ある日、私の部屋のベランダでカラスが休憩をしていたので、
マンションの管理会社に苦情を入れたのですが、
「大勢の方の苦情が集まって、
自治体が動かない事にはどうしようもありません」
と言われてしまいました。

あきらめかけていたのですが、
先週の朝、不法投棄物が全て撤去されて、
スペースにモノが置けないように、
大きな鉄棒のバリケードが設けられていました。

こうした不法投棄物は
おそらく近所に住んでいない方が色々と持ってくるのでしょうが、
「粗大ごみシール」を買えば、
大体1000円以内で捨てられるのですから、
それ位のお金をケチって
他人に迷惑をかけないで欲しいですね。
夜中にコソコソ車で運ぶ労力から考えても
割りにあってないと思いますが…。

お蔭様で、その後は不法投棄とカラスの群れは
どこかへ行ってくれましたが、
捨てる人もカラスもまだ地域にいるわけですから、
また新しい場所がターゲットにされていそうで心配です。

2008年9月29日(月) hiQ編集部 K


阿久悠さんの詞

先週、今週とNHKのSONGSという番組で
ジュリ−こと沢田研二さんの特集を放映していました。
私は70年代生まれで、沢田さんには子供の頃の記憶しかなく
きちんと当時の楽曲を聴いたのはこの時が初めてと言えます。

ビックリしたのは、その楽曲のカッコ良さです。
曲そのものも素晴らしいのですが、抜群だと思ったのは詞です。
阿久悠さんの作品が多いようでしたが、
改めて聴くと、今の歌ではなかなか敵わない良さを感じました。

特に「勝手にしやがれ」はとても有名な曲ですから
今更という気もしますが、
これは一緒に暮らしていた男女の別れを歌ったものです。
この詞の何が凄いと感じたかというと、
まず「一緒に暮らす・同棲」という言葉がなくとも、
それが分かる点です。
今の歌謡曲なら「お前と暮らした〜」なんて出てきそうですが、
説明的な言葉にスペースを与えず、
その分他の言い方で補うテクニック(?)を感じます。

また別れの状況としては、
男性が女性に愛想を尽かされたパターンです。
でもやはり「愛想をつかした・ふられた」などという言葉は
一切出てきません。
加えてこの男性がちょっと情けないタイプなのが・・・

壁際に寝返りうって 背中で聞いている
・・・
寝たふりしてる間に 出ていってくれ
 →この状況に向き合えないし、引きとめることもできない
  女性はもしや寝たふりに気づいていたかも??

こんな詞から伝わってきます。
情景を描きつつ、どんな人なのかも伝えてしまう、凄いです。
それにもう一つ、沢田さんの「サムライ」という曲、
これも男女の別れを歌った作品ですが、

 男は誰でも不幸なサムライ
 花園で眠れぬこともあるんだよ


この部分で、
自分を愛してくれる女性がいて、幸せなはずだけど
そういうぬくもりを振り切りたくなる男性のサガ(?)が、
表されています。

すぐれた作詞家は、限られた文字数で、
一曲3分少々の中に物語を描けるものなんですね。
この「サムライ」は
40〜50代男性に人気のカラオケ曲だそうですが、分かります。
男性なら一度は言ってみたいような、
カッコ良い言葉がてんこ盛りです。
阿久さんの名曲をもっと探してみたくなりました。

2008年9月26日(金) hiQ編集部 M


ガソリンは落ち着いてきましたが

先日車の運転をしていて気付いたのですが、
ガソリンのレギュラー価格が160円台まで下がってまいりました。
安いところでは、埼玉県や東京の町田でも
154円のお店が出てきて、
4月1日の暫定税率失効前の水準まで戻ってまいりました。

ガソリン価格の推移:時事ドットコムより)

原油価格は落ち着いてきたのかなと思ったら、
今度は米証券大手の破綻ですから、
本当にある日突然何が起こるか分かりません。

私は経済の知識が乏しいので、
なおさら今の状況に右往左往してしまいます。

その影響からか、
中国の株価も激しい乱高下を繰り返して、
午前中と午後ではまるで違う株価になっているので、
「これはデイトレード専門の人は特に大変だろうな」
とシロウト考えで見ております。

しかし、米証券大手の破綻のハナシですが、
TVで見ていると、公式発表前(?)に
既に社員の方々が荷物をまとめて去っていく姿が印象的でした。

私がもし同じ立場ならば、
最後の日まで会社に残っていそうなので。。


本日のオススメサイトです。

本日は「症状別 食育法」のご紹介です。

こちらのページでは様々な症状から
体を改善させる食材が探せます。

中国のメラニン入りの粉ミルクや、
日本の汚染米流通の問題なども起きておりますが、
食べるものには常に気をつけて生活をしたいです。

2008年9月24日(水) hiQ編集部 K


睡眠不足は現代病か

働く現代人にとって一番の贅沢は何かといえば、
睡眠、と答える人も最近は多いのではないでしょうか。

私自身は何とか毎日7時間睡眠を心がけていますが、
これとて帰宅して自分の用事を始めてしまうと、
あっという間に6時間半〜6時間と縮んでしまいます。

学生時代の友人で、驚異的に睡眠時間の少ない人が居ました。
その人は夏休みになると昼も夜もバイトをして
週一日の休み以外は、
睡眠時間3時間という生活を続けて、ひと夏で50万円稼ぎました。
「7時間も寝るなんて時間のムダ」とよく言われていましたが
確かに寝ないと頭の働かない私から見ると
その人は一生で10年間くらい、
自由に使える時間が多いのかもしれません。

そうした恵まれた資質を持たない普通の人は、
医学的には平均8.6時間の睡眠が必要なのだそうです。
すると7時間寝るのが精一杯の場合、
毎日約2時間、週5日で約10時間の不足が生じます。
これはある程度、週末の寝貯めで解消できますが、
不足が長く続くと老化を早め、
活力や集中力が低下し、
高血圧や肥満、糖尿病の遠因となることも
最近の調査で分かってきました。
しかし8.6時間の睡眠は無理としても、
もし8時間睡眠を続けられれば、
体が徐々に蓄積されたダメージの回復をはかり、
ひと月位で良い変化が自覚できるそうです。

そういえば朝の電車を見ても帰りの電車を見ても、
座っている人はほとんど眠っている人が多く
電車全体が睡眠不足で沈んでいるような感じです。
国や会社の医療費負担が大変だ、メタボが増えた、
とよく報じられていますが
それらの遠因も、
現代人の寝不足にあるかもしれませんね。

2008年9月22日(月) hiQ編集部 M


高野雲さんラジオ進出!

ハイQにて「JAZZが好きだと答えてみたい」という
ジャズの魅力を初心者に分かりやすく、
また上級者にも楽しめる内容で連載されていた高野雲さんが
10月よりジャズのラジオ番組を持たれるという、
嬉しいニュースが編集部に届きました。

高野雲さんは現在、
人気ジャズブログ「快楽ジャズ通信」を運営なさっています。
近頃、人気のブログが書籍化される流れが盛んですが、
今回は何とブログからラジオ番組という快挙です。
本日発売の夕刊フジにもこのニュースが掲載されていますので、
ご興味ある方は要チェックです。

高野さんの連載当時(今もですが)、
私はジャズについては何も知らず、
ただ毎回届く高野さんの原稿を、懸命に編集する毎日でした。
音楽はいつも好きでしたが、
文字通り「楽しい音」(分かりやすい、馴染みやすい曲)だけが
私にとっての音楽で
ちょっと難しそうなジャズには、縁がなかったのです。

正直なところ、今もジャズは分かりません。
分かりませんが、本当は楽しいものであることは、
高野さんのおかげで知ることができました。
今私のCDラックには、
高野さんが初心者向けにと選んで下さった
レッド・ガーランドのCDと
自分で視聴しまくって買ったチェット・ベイカーのCDが、
お気に入りコーナーに置いてあります。
ジャズに関してはまだ入門どころか、
門前で遊んでいるようなレベルですが、
私の音楽体験の幅を広げてくれたことは間違いありません。

ハイQでは文章でしかお伝えできませんでしたが、
ラジオとなればもちろん音も付きますから、
高野さん独特の引き込まれる解説と相まって
ジャズに親しむにはもってこいです。
皆さんも是非、チューニングを合わせてみてください。

高野雲の快楽ジャズ通信〜What Is This Thing Called Jazz?
(10月より放送スタート)
・衛星デジタルラジオ ミュージックバード (THE JAZZ Ch
 毎週日曜 22:00〜23:00
・全国コミュニティFM52局 放送局一覧 (※未放送地域含む)
 毎週土曜 20:00〜20:55

2008年9月19日(金) hiQ編集部 M


大量の儲け話しがネット上に

今、書店でもパソコン関連の書籍のコーナーには
多くの「ネットで大儲け」をテーマにした書籍が並んでいます。

「成功者○○人に聞いた"儲けの法則"」
「自宅でこっそり副収入」

といった何とも露骨なタイトルの本です。

先日、書店にてホームページ関連の本を見ていたところ、
横に立っていた
いかにもこれからパソコンを始めるといった風のオジサンが
真剣な顔で店員さんに
「いっぱいありますが、どの本のやり方がおすすめですか?」
と聞いていて驚いてしまいました。

夫婦でアレコレ相談しながら、
お金儲け本をめくっている方も見かけました。

私は日頃、パソコンを使ってサイトを作る仕事をしているからか、
知人から
「パソコンを使ってお金儲けをする方法はないのかな?」
と聞かれることがあります。

知人からそういう質問を受けた時は
「まず無理だと思います」と返事をすることにしています。

「ホームページを使って簡単にお金を儲ける」と考えると
すぐに「アフィリエイト」という
自身のサイトに企業の広告を張る方法が思いつきます。

しかし、この広告も訪問者がクリックをして
実際に商品を購入してくれないと
当り前のハナシですが報酬にはつながりません。

ある調査ではサイトを見に来た方が
実際に広告をクリックする確率は
「1%未満」と言われております。
100人訪問して1人でもクリックをすれば御の字ですが、
その方が商品を買うかどうかは分かりません。

例え買ってくれたとしても大抵の報酬額は
100円に届くかどうかといった位のわずかなものですので、
苦労の割にはほとんど利益がありません。

実際にやっている方の7割は
「収入なし〜1,000円未満」という結果も出ています。

上記でも触れましたが
今、インターネット上や書店には
「アフィリエイトでどうやって儲けるか?」
というテーマの情報があまりにも多く氾濫しています。

有名なメールマガジンのサイト「まぐまぐ」では、
発行部数の上位のほとんどが
「ウェブで金儲け」関係のメルマガで占められています。

こうした情報を参考にして、
「お金を儲けたい」という気持ちだけでホームページを作るので、
まったく内容も無いし、
広告だらけで読みにくいページになってしまいます。

「誰でも始められて、誰もが儲からない」
これがアフィリエイト広告なのかなと思いました。


本日のおすすめサイトのご紹介です。

世界の株価指数が一目で見れるサイト」のご紹介です。

先日、飛び込んできた
米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻のニュースですが、
私が中学生の時に見た「山一證券」破綻の混乱を思い出しました。
今後も何が起るかわかりませんね。

2008年9月17日(水) hiQ編集部 K


いくつになっても走り続ける

今日は9月15日の「敬老の日」です。

この記念日は元々、今から60年前に兵庫県の村で始まった
「としよりの日」という記念日に由来があるそうです。

その後、「としより」という表現がよろしくないとのことで、
「敬老の日」となり、40年前より国の祝日となりました。

日本の記念日といいますと、例えば「母の日」の様に、
海外にすでにある同様の記念日を真似たものもございますが、
この「敬老の日」という「老人を敬う日」という休日は
世界を見渡しても日本だけということが言われております。

ところで、WHOの定めている「高齢者」とは
65歳以上の方々を指すそうですが、
私の周りにいる65歳以上の方々は皆さん元気そのものです。

普段、駅でも若者がエレベータを使い、
初老の方がせっせと階段を登っていくのをよく目にします。

こうした方は、若い頃から「楽」をしない習慣が
体に身についているのではないでしょうか。

今年に84歳を迎えたQさんも、
国の規準で言えば「後期高齢者」ですが、
まだまだ現役そのもので世界中を飛び回っています。

事務所を訪れた方々は皆さん一様に
そのバイタリティーに驚いていらっしゃいます。
私も普段から見ていても驚くことばかりです。

Qさんの言葉に、
一番大切なことは「よーいドン」と言ったら走り出すことです。
私は「ドン」と言わないうちにもう走り出しておりますが。

というものがございますが、
「今だ!」と決めたらそれに向かって
自身の老いも若きも関係なしに走り出すという生き方が
その活力の源なのかなと思いました。

ちなみに私の誕生日は9月3日なのですが、
先日、父親から
「あっ、お前の誕生日、キュウサンじゃないか!」
と言われて、おお、こんな偶然あるものかなと思いました。

2008年9月15日(月) hiQ編集部 K


背伸びグルメ考

先週は黒アワビの話を書きました。
また以前は能登半島のお寿司の話を書きました。

時折ご馳走を自分に奢る時、
どうも魚介類に傾きがちなのが私の傾向で、
それは何故かと考えてみると、
私のようなシロートの場合、
最も費用対効果が高いのが
魚介類のように
素材の良さでほぼ出来が決まる料理だと思うせいです。

高級店であれば素材が良いのは前提として、
例えばフレンチやイタリアン、料亭料理などは
料理人の腕を味わう料理という印象があります。
これらはもちろん口にすれば美味しいと思うでしょうが、
美味しいというだけなら、街の定食屋さんでもそう思いますから、
定食屋さんの数十倍のお金を払う以上、
それ相応の凄さを体験したいとつい、欲張ってしまいます。

でもその凄さを本当に味わえるようになるには、
かなりの経験を要するのではないかとも思います。
一流の腕を披露する側と味わう側の
両方のレベルが磨かれていないと、
金額に見合う素晴らしさが、
理解出来ないんじゃないかと思ってしまうのです。

一方、素材が物を言う料理、
こちらは素材が良ければ当然美味しいはずですし、
高い値段の内訳は、料理人の腕以上に、
おそらく素材の方にもかけられているでしょうから、
お金を払う場合にも、より納得がいきます。
自分にも素晴らしさが分かる可能性があると期待しているので
たまの贅沢に出かけるなら素材物、という選択になります。

洋服やバッグにお金をかければ、
人の注目という効果がかえってきます。
しかし何を食べたかなんて、人に知られることではありません。
そこにかけたお金は、経験を買うためのものですから
自分にとってより響く経験を少ないチャンスの中で追求すると
大抵、素材が物を言う料理に行き着きます。

結局、精一杯の背伸びをしているのですけど、
お金は大事、良い体験もしたい、苦肉の策というわけです。

2008年9月12日(金) hiQ編集部 M


汚染された米が流通??

先日、大阪市内の米販売会社が
製造過程で汚染物質が混入したなどのために、
工業用に限定された「事故米」を食用に転用した
という驚くべき事実が明らかになりました。

会社側は「10年間に渡って転用を行っていた」と認めましたが、
こんなに何年間にも渡って流通してしまったら、
もはやどうしようもございません。

以前に騒ぎになった
「偽装問題」も当然許されない行為ですが、
今回の汚染米は食べたら「健康被害」の出る可能性がある
危険物質の混入があったとのことで、より悪質な事件に思えます。

なおかつ日本人の主食であり、
様々な食品に加工される「お米」がということで、
国内の消費者に与える精神的不安は大変なものだと思います。

「狂牛病」「段ボール肉まん」「餃子事件」など、
これまでは主に中国をはじめとした、
海外の食品に対する不信感が高まっておりましたが、
日本の食品業者でも、
まさかこれほどのことを行ってきたのかと思い、
愕然といたしました。

会社側は「他の業者もやっている」
というようなことも言っているそうですが、
昨今の情報化社会のためか、
こうした行為が
毎日の様に次々と明るみに出て来ている気が致します。

今まではただ気付かずに
食べてしまっていたのかもしれません。

「次はもっとトンデモないことが明らかになるのではないか」

「もしかしたら、自分の行きつけのお店が
問題業者の取引先リストにあるのではないか」

疑いだしたらキリがありませんが、
疑わずにはいられません。


本日のおすすめサイトのご紹介です。

こちらは全国の「レンタル農園の検索サイト」です。
私の知人も農園をレンタルして自家栽培をしております。

「無農薬で作るんだ」と張り切っていますが、
収穫してもなかなか形や味が上手くいかないようです。

中にはプロ並みの技術の方もいて
様々な野菜が栽培されており、
レンタル農園自体は予約待ちが出るほどの
人気だとのことでした。

2008年9月10日(水) hiQ編集部 K


親切な人あるいは厄介払い?

昨日家に帰る途中、急に雨が降ってきました。
最近いわれている、いわゆるゲリラ雷雨というやつです。
駅前にはお店の軒があり、そこで雨宿りできるので、
そこまでは差し支えなかったのですが、

家に帰るまでの住宅地には、それがなく、
もちろん、勝手に人の家の軒に入って
雨宿りするわけにもいかないので、通り雨だし、
駅前で雨足が弱くなるまで待っていました。

しばらくして、雨足が弱くなった時を見計らって、
家に向かい始めました。
初めのうちはよかったのですが、
また雨脚が強くなり、駅前で雨宿りしていた時のような
土砂降りになってしまいました。

住宅地を歩いていたので、
どこかのマンションの軒下に逃げました。
しばらく待っていたのですが、
雨は止む気配がありませんでした。

ぬれてもいいから帰ろうかと思っていた時、
一人のおじさんがマンションの向い側の家から
私の方にやってきました。
パンチパーマの怖そうなおじさんだったのですが、
私の方へやってきて、
「これを使いなさい」
と傘を差し出してきました。
何が起こったかわからなかったので、
「いえ、止んだら帰りますからいいですよ。」
と遠慮したのですが、
「別に返さなくていいからね。」
と言っていたので、
「それでは、ありがとうございます、助かりました」
と、傘をもらって、家に帰りました。

こういうことってあるんだなぁ、
しんせつな人もいるものだなぁと思っていたのですが、
しばらく歩いていると、少しずつ傘から水漏れがしてきました。
この傘は壊れた傘だったみたいです。
でも確かに大雨からは体を守れたので、
ありがたく思いましたが、
「別に返さなくていいからね。」
と言っていたのを思い出し、
一人納得してしまいました。

---
ウェザーニュースのサイトで、
ゲリラ雷雨メールというサービスを見つけてきました。
この先台風もやってくるので必要かと思いましたが、
ただ、登録が必要なようなので、
本当に必要な人はこういうのもありますよ。
という形で提示させていただきたいと思います。

2008年9月8日(月) hiQ編集部 H


志摩観光ホテル ラ・メール

桐島洋子さんの「美食の貝合わせ」は
私の好きな食物エッセイの一つで、
この中の一編"神嘉する里の料理長"の舞台が、
賢島の志摩観光ホテルにあるレストラン ラ・メールです。
「海の幸フランス料理」で名を馳せた
高橋料理長のディナーを題材としたエッセイでした。

夏休みに志摩半島へ行こうと決めた理由の一つが
このラ・メールでした。
でも桐島さんのように豪華なディナーとなると、
旅費の大半が吹っ飛びますので、
今回は財布が何とか耐えられるランチタイムに訪問したのです。

近鉄賢島駅から伸びるゆるやかな坂を登り、
左に折れると間もなく志摩観光ホテルに到着します。
ラ・メールはとても広いレストランで、
大きなガラス張りの壁面から、英虞湾の眺めが楽しめます。
格式あるレストランではありますが、
リゾート地のせいか、カジュアルな服装の方も多いようです。

メニューは伊勢海老やアワビの入った豪華なカレーから
牛フィレをメインにしたコースなどもありますが、
ここへ来たからには、
黒アワビのステーキと伊勢海老のビスクしか目に入りません。
というわけで、
私にとっては清水どころかエッフェル塔から飛び降りたに等しい、
この日の昼食は「ムニュ・アンシェン」13,000円。
グラスワインもお願いし、早速ランチのスタートです。

まず始めに伊勢海老のビスクが来ました。
桐島さんの文章から、濃厚な物を想像していましたが
意外にあっさりしていて、
オーブンでうっすら焦げ目をつけた生クリームの膜に
スプーンを入れると、スッとオレンジ色のビスクと混ざり合います。
伊勢海老の殻をミソごとつぶしてダシを取って、
クリームを加えれば近いものが作れるかも、
などと不遜な事を考えながら、美味しくいただきました。

次はメインの黒アワビのステーキです。
80gじゃ大したことないかなあ、と思っていましたが
いざ目にすると結構なボリュームです。
酸味が絶妙な焦がしバターのソースにくるまれたアワビ、
これが火を通しているのに本当に柔らかいのです。
私が今まで食べたどのアワビの刺身より、
このステーキは柔らかいのです。
「火を通して新鮮、形を変えて自然」
という高橋料理長の言葉の意味が、
ほんの少しだけ分かった気がしました。

なくなってしまうのが惜しくて、少しずつ切って口に運ぶと、
噛むたびにアワビの香りが広がります。
どんな小さな切れ端でも(貧乏性です)、
噛むと豊かなアワビの風味がします。
口に運んで目を閉じて味わうたび、
目を開けたらアワビが大きくなってないかと念じてみても、
ナイフを入れる度、やっぱりアワビは少しずつ小さくなります。
食べ終わるのが本当に残念な一皿を、初めて体験しました。

「本当に美味しかったです」
と、ウェイターの方にお伝えすると、にっこり笑顔で
「ありがとうございます」と返してくださいました。
賢島には手軽な食事処もいくつかありますし、
私はそういう食事も大好きですが、
こと賢島に限っては、もうラ・メール以外には行きたくないなあと
この時思いました。

しかしお昼ですっかり財布は軽く、
疲れから足取りは重くなったこの日の夕食は398円のお弁当。
たまのゼイタクだからこそ、心に響くんですね、きっと。

2008年9月5日(金) hiQ編集部 M


買物はできるだけ安くしたい

読者の皆様は「eBay」という会社をご存知でしょうか。

「eBay」はアメリカに本部を置く
インターネットオークション会社であり、
2007年6月時点で
正規登録者数2億3,000万人、出品点数10数億点の
地球規模のインターネットオークションサイトです。

こちらの「eBay」ですが、
世界中の出品者の商品を落札して購入することができます。
日本では何万円もするブランド品などが
半額で販売されていたりと、
うまく使いこなせれば、
大変お得にお買物を楽しむことができます。

しかし、取引には英語能力が必要になります。

英語が必要ということで、
世界中で支持を集めている「eBay」も
日本では利用者数が伸び悩んでいます。
(サイト内容もご覧の通り全て英語です)

そこで、昨年末に日本の企業と「eBay」が手を組み、
「sekaimon」(セカイモン)という
オークションサービスをスタートさせました。

このセカイモンでは、全ての取引が日本語で行えます。

「海外からの商品なんて不安」という方も
安心して利用できるように、
現地のセカイモンの集荷センターにて
商品の検品を無料でしてくれるそうです。
検品に合格した商品のみ、実際に取引が完了となります。

もちろん、別途手数料がかかるので、
運送料などの諸経費を入れますと、
かえって高くなってしまう場合もございます。

しかし、上手くつかいこなせば、
国内のオークションでは中々手に入れられない逸品や、
海外の方が安く販売されている商品を購入するなどして、
お買物の幅が広がるというメリットもございます。

下記の例は実際にセカイモンで商品を購入した方の実体験です。
こちらのブログより、青字部分を転載をさせて頂きました。

購入した物:古代エジプトの石版レプリカ(重量7kg)
出品者オーストラリア

商品代金=20万円
イーベイ代行手数料その他=3.6万円(商品代金の15%)
オーストラリア→アメリカ事務所輸送料金=3.3万円
アメリカ事務所→日本(宅急便)=1.4万円

合計 28.3万円

余計に商品代金の4割増しも経費が
かかってしまっておりますが、
「古代エジプトの石版レプリカ」なんて、
国内のオークションでは手に入るものでしょうか。

こうした世界の有益なサービスがどんどん日本に出てきて、
互いに競走をしてくれると、手数料が安くなって、
利用者としてはありがたいですね。

本日のおすすめサイトです。

本日は上記でもご紹介いたしました「セカイモン」のご紹介です。
私も欲しいものがあればチャレンジしてみたいです。

2008年9月3日(水) hiQ編集部 K


薄型テレビと地デジ

五輪効果で薄型テレビが売れたそうです。
私の視点からだと薄型というより、
みんな超大型テレビの部類にあたるのですが、
非常に欲しいです。
パソコンのモニターもあるので
電気代を考えると躊躇してしまいますが。

私の家では節電の為に、
パソコンの液晶でテレビを見ています。
パソコンをしながらテレビを見る機会が多いので、
テレビを見るために外付けチューナーを買ったのですが、
モニターの解像度に制限があるようで、苦労しています。
また新しいチューナーを買おうと思っているのですが
今度は、多少自作パソコンの知識が身についてきたので、
パソコンの中につけて、なおかつパソコンの電源をつけないで
テレビが見れるようにしたいです。

それと最近NHKなどを見ると右上にうっすらと「アナログ」
と付いているのですが、あれはやめてほしいと思います。
アナログとデジタルを識別する為につけられているのでしょうが、
しかし、こちらが時代から遅れていると言われているようで
あまりいい気持ちになりません。
他所のチャンネルでは頻繁に地上デジタルになるという
CMをやっていて、2011年から地上デジタルになるのは
もう皆分かっていると思います。

地上デジタルのテレビチューナーと色表現の良い
液晶ディスプレイが今自分の欲しいものです。
有機ELの大型化に期待したいです。

そういえば、有機ELは
ナタデココを原料としても作れるそうです。
もしかしたら近いうちに安価な有機ELが
出てくるかもしれませんね

2008年9月1日(月) hiQ編集部 H


2008年9月1日(月)〜2008年9月30日(火)


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