年賀状サービスもついにここまで

先日スタートしたばかりの年賀状サービス、
「ウェブポ」)をご存知ですか?

日本郵便とリプレックス(株)が連携して
オンライン上の操作だけで
年賀状の作成・印刷・投函・支払いが
完結するというサービスです。
差出人はオンライン画面上でデザインを決めて、
文面を入力して申し込みをすれば、
あとの印刷〜投函までを代行してくれますので
そのまま相手に年賀状が届く仕組みです。

さらに、この「ウェブポ」の特徴は何といっても
相手の「住所」や「本名」を知らなくても、
「メールアドレス」や今流行りの「Twitter ID」などさえ分かれば、
年賀状が送れてしまうということです。

「バーチャルな相手にもリアルな年賀状を送れる」
というのがミソなようですが、
発送前に相手に住所を確認したりする手間がかかりませんので、
携帯の電話帳に登録されている親しい友人なんだけど、
住所だけがわからない!などの場合にも
活用することができます。

私も試しに使って、年賀状を送ってみました。
(デザインテンプレートは100種類以上から選べて、
標準価格は128円。)

多少、味気ないサービスにも感じられますが、
「書こう!」と思っているうちに、あれよあれよで
お正月を過ぎてしまうことを考えれば
スピード・確実性など、使い方によっては
かなり便利なサービスなのではないでしょうか。

『年賀状?出さないで「メール」ですませちゃう。』

『年賀状なんてもう何年も書いてないからなあ〜』

なんていう方にとっても、気軽に利用できる
なかなか面白いサービスのような気がします。

※「ウェブポ」 https://webpo.jp/


2009年11月30日(月) hiQ編集部 D



「グルメの嘘」当選者発表

ハイQにてグルメコラムを執筆されていた
友里征耶さんの新刊「グルメの嘘」プレゼントに
多数のご応募をいただき、ありがとうございました。

抽選の結果、以下の10名様がご当選となりました。
誠におめでとうございます!

東京都 伴 啓太さん
大阪市 菊地 彰信さん
長野県 曽山 光さん
東京都 曹 博彦さん
広島県 花本 英之さん
茨城県 中洲 輝彦さん
大阪市 藤井 晃さん
栃木県 大手 佳博さん
和歌山県 辻 勇樹さん
鹿児島県 永池 直文さん

当選者の皆様には本日発送致しますので、
どうぞ楽しみにお待ちください。

年末も近づき、外食の機会もふえる時期となりました。
惜しくも選にもれた皆様にも、
よりよいお店選びの勉強のために
是非書店で手に取って下さればと思います。

料理店の評価というのは、
どんなに公平を尽くしても人間が評価する以上、
そこには必ずその人なりの主観が含まれるものだと思います。
また世界中で「これこそ絶対の美味」と
衆目一致するような基準がないジャンルでもあります。
そうしたある意味で底なし沼のような分野に、
一筋の灯りを点すのがこの本かもしれません。

グルメの国の正確な地図もコンパスも持っておらず、
おまけに道に迷う余裕もない懐事情の私としては
これからはこの本を手に
美味しいお店への扉を模索したいと思っています。


2009年11月27日(金) hiQ編集部 M


色々な場所で行列が

先週の21日土曜日、
保温性に優れたインナー「ヒートテック」の大ヒットで話題の「ユニクロ」が
全国の店舗の約半数に当たる400店を午前6時に開き、
通常の半額以下の商品もそろえた早朝セールを行いました。

特に東京・銀座店には開店時に2千人以上が列をつくり、
ユニクロの従業員があんパンと牛乳を差し入れるなど、
大変な賑わいを見せました。

私も週末に近所のユニクロに行ってみましたが、
お客さんがあまりにもたくさんいたので驚きました。
レジ待ちの行列が凄く、会計を待つのにも一苦労でした。
「物が売れない」 という今の日本ですが、
やはり、素晴らしい品質で低価格の商品には行列ができます。

さらに今週に入りますと、昨日の24日は
毎年恒例の「年末ジャンボ宝くじ」が全国で一斉に発売され、
多いところでは200人もの人々が行列をなしたようです。

こちらは読売新聞の記事で意外なことが明らかになりました。

何と、昨年に発売された年末ジャンボ宝くじのうち、
今月20日の時点で1等2億円3本と2等1億円8本、
前後賞5000万円15本の計21億5000万円が
換金されないままになっているそうなのです。

支払の期限は来年1月5日に迫っています。

未換金となっている1等3本は、
札幌市、東京都中央区、
山口県周南市の宝くじ売り場で発売された
とのことで、
宝くじの事務を取り扱うみずほ銀行では
昨年末に上記の地域で宝くじを買った覚えのある方は、
すぐにくじの番号を確認して欲しいと呼び掛けています。

2億円のくじが3本も日本のどこかに眠っていると考えますと、
こういう時に超能力でもあれば、
と夢みたいなことを考えてしまいます。

この当りくじ、本当にどこにいってしまったのでしょうか。


2009年11月25日(水) hiQ編集部 K



次は何?○○米

本日、11月23日は勤労感謝の日。
戦前では『新嘗祭』として、
古くから天皇が新穀を天地の神に供え
農作物の恵みに感謝して、
自らも食すという儀式が行われている日です。

この新嘗祭で天皇が召し上がるお米、
実は一般向けに「新嘗祭献穀米」として販売もされています。
実際に天皇へ献穀するお米は、
精米した後に人の手で一粒一粒選別していくといいますから、
それはそれは気の遠くなるような作業です。
一体どんな味がするのでしょうか…?

この頃は、メディアでもよく農業の話題も取り上げられますが
渋谷ギャルが作る「渋谷米」から、最近では「ニート米」まで
○○米のネーミング商品の話題には事欠きませんし、
若者を中心に、PCや携帯などでも
「農場」や「牧場」などをテーマにした
バーチャルなゲームまで目に付き始めていますから、
「農業」というキーワードが
徐々に1つの流れになって来ている
と見ていいのかもしれません。

米離れなんて、ごはん大好きの私にはおよそ考えられませんが、
少しでも、今よりお米が若い人の口に入るようになるのであれば
話題先行でもいいのではないでしょうか。

小さな頃、米粒ひとつも最後まで残さずにと教わりましたが、
こういう感謝の気持ちで毎日のごはんもいただきたいものです。


2009年11月23日(月) hiQ編集部 D



自腹取材の輝く結晶

友里征耶さんの新刊プレゼント企画には、
おかげさまでたくさんのご応募をいただいております。
11月14日が発売日ですので、
もう書店で見かけた方もおられるかもしれませんね。

アマゾンの新書部門ランキングでも
21位(!)と出足も上々です。
やはり昨今のグルメ業界に
思うところがおありの方が多いのでしょうか。
最近は不景気の影響からか、外食費を節約する人も多く、
ミシュラン東京版も思ったほど部数が伸びていないそうです。

友里さんのデビュー時から一貫して変わらない
「自腹で食べての評価」のスタンスも、
お財布が冷え込み続ける今の日本では
出来る人の限られることだと思います。
それだけに友里さんが身銭を切って得た
グルメ業界のオモテウラが詰まったこの1冊は
採算度外視の取材の結晶とも言えると思います。

私もページをめくる指が途中で止められず、
一気に読破してしまいました。
食に興味のある方にはもちろん、ない方でも、
特にサービス業に従事されている方には
この本でお客側として友里さんが述べられていることは
参考になるのではないかと思います。

食欲の秋をウラ側から彩るこの1冊、
まだまだご応募お待ちしております!

たくさんのご応募、ありがとうございました。
当選者の方の発表まで暫くお待ち下さい。



「グルメの嘘」 友里征耶
新潮新書 価格: 735円(税込)


2009年11月20日(金) hiQ編集部 M


知らないという事は怖いこと

大学時代、広報学・マスコミ学を専攻していた私は
入学したての頃に受けた講義で、
担当教授より次の様な教えられました。

「知らないという事は怖いことだと思いなさい」

以来、自身が「知りたい」と思ったことは
どんなジャンルの話しにせよ
積極的に調べる癖を付けているのですが、
そうした情報を得る際には
やはり業界を知り尽くした方の意見が大変参考になります。

いま、ハイQで読者プレゼントを大募集している
グルメライター・友里征夜さんの最新著書「グルメの嘘」は
皆さんのグルメ業界にまつわる「知りたい」という欲求に
あらゆる面から答えてくれています。

普段、特に気にも留めずに流される情報だけを受けていますと、
ものごとの「本質」が見えてこないことが多々あります。

この本には、新聞やテレビなど大メディアでは決して扱われない、
現場の秘話がたくさん詰まっています。

必見は本書の最終章。
「良い店の条件」です。
筆者から挙げられた条件はどれも
クリアするのには難しいハードルに思えますが、
皆さんの頭にパっと浮かぶ「良いお店」は
この条件を見事にクリアしているお店ではないでしょうか。

読んで、考えて、食べてみる。
本書の内容は今後の皆さんのグルメ業界への考え方を変える
1つのきっかけになるのではないでしょうか。



「グルメの嘘」 友里征耶
新潮新書 価格: 735円(税込)

たくさんのご応募、ありがとうございました。
当選者の方の発表まで暫くお待ち下さい。


2009年11月18日(水) hiQ編集部 K



新刊「グルメの嘘」を10名様にプレゼント!

hiQでも、人気コラム「行っていい店、わるい店」を連載されていた
友里征耶さんの「グルメの嘘」の発売を記念して
友里さんのご好意により、hiQ読者「10名様」へ
この新刊をプレゼントしていただけることになりました。

応募はこちらから受け付け中です
※応募期間は本日から〜11月22日(日)までの1週間です。
皆様からのご応募をお待ちしております。


たくさんのご応募、ありがとうございました。
当選者の方の発表まで暫くお待ち下さい。


読まずに食べるな!超辛口評論家が暴露する、
グルメ業界の「不都合な真実」。もう外食で外しません!


「グルメの嘘」 友里征耶
新潮新書 価格: 735円(税込)


皆さんもテレビや雑誌で取り上げられた店に行ってみて
「えー こんなもん…なのかな?」と思った経験はあると思います。
基本的に友人たちの口コミの評判を
一番信頼できる「味覚の情報源」にしている私ですが、
この本を読んで、さらに精度を上げたいと思います。


2009年11月16日(月) hiQ編集部 D



チョーク会社の幸せな話

学生生活を卒業すると、
黒板やチョークはほとんど手にする機会が減りました。
当番制で休み時間に黒板消しの掃除などしましたが
今はダストレス・チョークといって、
粉が飛ばないチョークが人気だそうです。

鳩山首相の所信表明演説を最近文章で読んだら、
そのダストレス・チョークのトップメーカーの話が出てきました。

日本理化学工業というこの会社は
養護学校の卒業生が多く働いているそうです。
きっかけは養護学校の先生から採用を頼まれてのことでしたが
文字も数字も読めない彼らが
毎日休まず通って黙々と仕事をするのを、
この会社の社長さんはずっと不思議に思っていたそうです。

それである時社長さんは、あるお寺の住職さんに
「彼らは満員電車で毎日仕事に通うより、
施設で過ごした方が幸せじゃないでしょうか?
何故毎日遅れずに来て一生懸命働くのでしょう?」
と訪ねたそうです。

すると住職さんは
「物やお金だけで人間が幸せになれると思いますか?
人間の究極の幸せは4つです。
愛されること、褒められること、役に立つこと、必要とされること。
働くことによって愛以外の3つの幸せが得られるのです」
と答えられました。
その後社長さんの実体験として
一生懸命働くことで愛も得られると思う・・・
と続いていく話なのですが、
私はこの住職さんの話には、なるほどと思いました。
「愛の反対は憎しみじゃない、無関心だ」
とも言われます。
誰からも顧みられず、必要ともされないのは寂しいものです。

これは何も社会で働く人だけでなく、
家庭を切り盛りする主婦・主夫の皆さんにも
同じことが言えると思います。
ただ、特に家庭では愛の表現と褒めること、
この2つは照れくさいこともあり、
十分でないこともあるんじゃないでしょうか。
お母さんだってお父さんだって夫だって妻だって
皆人間ですから、上記の4つはきっとあてはまります。
ほんのたまにでも、心がけたいものだと思います。
それにあのジャクリーン・ケネディ・オナシスも
若い頃から大変な褒め上手だったそうですから、
このコツをマスターしたら
独身女性にとっても、いいことがあるかもしれませんね。


2009年11月13日(金) hiQ編集部 M


バーチャル世界の不動産で儲け話?

今年に入ってから、
さいたま市のIT関連の会社(A社)が行っていた
インターネット上での「土地売買」の投資話をきっかけにして、
全国の消費者窓に1000件を越す
相談が寄せられている事が分かりました。

内容はA社が開発予定の
日本列島をそっくりそのまま再現するという
インターネット上のバーチャル世界において、
サービス公開と同時に仮想世界の不動産や土地の権利権も売買し、
それを最初に購入したユーザーは後から参入してくるユーザーに
その不動産を貸し、
賃貸料などを受け取れるという儲け話しをしていたようです。

仮想世界には独自の通貨があり、
ユーザーはゲーム内ではその仮想通貨を使って売買を行いますが、
それを現実のお金に換金することも可能だと宣伝していました。

サンプルで公開された画像には
新宿駅前の町並みが再現されていました。

引用:asahi.com

A社は今回の企画の説明会の中で、
DVDなどが入った「ビジネスキット」を約40万円で買って
会員になると、サービスの開始前に
土地を先行取得する権利が得られ、開始後に土地を転売、
賃貸すれば収入が見込めると説明していたのだそうです。

今年の6ヶ月間の間に全国で2万3千人の会員を集め、
売上げは44億円を超えるそうですから驚きです。

しかし、実際には仮想世界のサービス開始のめどは立たず、
会員からは「約束と違う。金を返してほしい」
との苦情が後を絶たないようです。

「バーチャル世界で、現実の人生とは違った暮らしを」
というのはネットゲームなどが一般化した昨今では
よく言われていることですが、
まだインターネットの技術が
「仮想現実で充実の生活する」という
リアリティの実現に到達しておらず、
途中で飽きてやめてしまう人がほとんどです。

アメリカなどで有名な
「セカンドライフ」という名前の仮想空間のサービスも
日本では中々苦戦をしているようです。

バーチャル世界を多くの人が利用するようになるのは
もう少し先の未来かもしれません。

それまでの間、こういった儲け話には注意が必要ですね。


2009年11月11日(水) hiQ編集部 K



いよいよボージョレー解禁間近!

11月といえば、毎年恒例となった
ボージョレ・ヌーボーの季節。
今年の解禁日は来週の木曜日19日ですから
あと少し待てば、 新酒のボージョレーワインの味に出会えます。

今年はブドウ栽培に理想的な天候だったそうで
「かなり上質な味」という前評判もあるので
少し期待したいですね。
とはいえ、生産者と銘柄によって味が大きく違うので
事前に飲み比べ評などを参考にして、
ぜひ当たり銘柄のワインを飲みたいと思います。

ただ、ボージョレの日本への輸出量は
バブル後、04年をピークにまた年々減っているようで、
一頃のお祭り騒ぎのような状況とは
大きく変わって来ています。
スパークリングもあれば、ワンコインもある時代ですから
今年もなかなか厳しい状況に変わりはないようです。

またワインといえば、
この冬、12月7日〜8日に、
パリの名門レストラン「ラ・トゥール・ダルジャン」が
保存するワイン約45万本のコレクションの一部を
オークションにかけるというニュースがありました。

貴重なボトルはもちろん数十万円〜ですが、
中には数千円という手ごろなものも含まれるといいますので、
興味津々です。
(※1970年のシャトー・ダレム3本が
落札予想価格30ユーロ(約4,000円)だそうです。)

贅沢に新旧味わえる方がとても羨ましいですが、
懐に余裕のある方は、冬の巴里へ
「旧ワイン発掘の旅」もいいかもしれませんね。


2009年11月9日(月) hiQ編集部 D



そのワクチン、大丈夫?

最近は朝晩の通勤電車でマスクをする人がふえました。
かくいう私もその一人ですが、
毎日のように新型インフルエンザのニュースがあるせいか
用心する人が増えたようです。

先日からお子さんや妊婦さんへのワクチン接種が始まりました。
新型インフルエンザで亡くなる方の報道を見れば、
それを防ぎたい気持ちは当然のことですが、
実はそのワクチンについて、いくつか気になる点を見つけました。

今回、国産では足りず、輸入ワクチンも使用されるわけですが、
この輸入分にはチメロサールという防腐剤が使われています。
チメロサールは昔から多くのワクチンに含まれていたそうですが
これは何かと言うと、水銀化合物なのです。
説明では体内で分解されたあと、
2〜3日で排出されると言われていますが、
最近は「ノン・チメロサール」のワクチンも多いそうなので
それを嫌がる人も多いのかもしれません。

そしてもう一つ、今回の輸入ワクチンには
1998年に特許を取得したワクチンと
酷似した物質、アジュバント[MF59]が含まれているそうです。
それは何とペット用の不妊ワクチン・・・
つまりそれを接種されたペットは永久に子供を生めなくなる、
そういう効果を持つものなのそうです。

とすると、これを接種した人はどうなるんだろう?
と私は心配になってきました。
特に今、お子さんや妊婦さんを優先していますが、
このワクチンが臨床試験も十分にされず認可されたことは
ニュースでも取り上げられています。
ですからその成分が将来人体にどう影響するかは
輸入ワクチンを許可した各国政府にも分からない、
ということだと思います。

確かに今回の新型インフルエンザでは、
多くの方が亡くなられています。
しかし実は毎年、季節性のインフルエンザで
1万人前後の方が亡くなられています。
「新型」と銘打って報道されると、いかにも恐ろしく感じますが
実際の致死率は、
これまでの季節性インフルエンザと大きく変わらないようです。
ならばワクチンを打たなくとも、
普段の生活の中で十分予防できる気がするのです。

ただ基礎疾患のある方にとっては
危険な状態を招く可能性があるようですから、
もしワクチン接種をお考えの方がいらしたら
上記の点について、
接種前にお医者様に尋ねるのも良いのではと思います。
(アジュバント[MF59]はノバルティス社製ワクチンから検出)

参考リンク:厚生労働省HPより(PDFファイル)
       2ページ目にワクチンの成分表示があります

何よりも規則正しい生活と偏らない食生活、
これにうがいと手洗いという基本的な注意を守るのが、
カラダにもお財布にも優しい予防法ではないかと思います。

2009年11月6日(金) hiQ編集部 M


「今年の漢字」募集スタート

早いもので今年もあと2ヶ月余りとなりました。
少々気の早い話しかもしれませんが、
hiQ読者の皆様にとって、今年はどの様な1年だったでしょうか。
11月になって今年1年のニュースを振り返りますと、
2009年も色々なことがございました。

ところで、昨日の11月3日より、
すっかり毎年の恒例行事となりました、
日本漢字能力検定協会による
「今年の漢字」の募集がスタートしました。

昨年は10万の応募が集まり「変」が選ばれましたが、
これはオバマ次期大統領の「チェンジ」や、
株価の暴落、円高問題など、
変化の多い1年だったとして票が集まったようです。

さて、今年2009年はどの様な漢字が選ばれるのでしょうか。
私個人の予想としては「病」じゃないかなと思います。
理由はお分かりかと思いますが、
世界中で新型インフルエンザの発生、流行が起きたためです。

ここで、おさらいとしまして、
最近5年間の「今年の漢字」を振り返ってみます。

2003年 「虎」…イラク戦争の勃発、阪神の優勝

2004年 「災」…新潟県中越地震発生

2005年 「愛」…愛知県で愛・地球博の開催

2006年 「命」…悠仁親王の誕生

2007年 「偽」…食品表示偽装が次々と表面化

いかがでしょうか。
思えばイラク戦争の勃発から今年で
すでに6年も経過しているのですね。

今年の漢字の応募は
下記の漢検のサイトより投稿が可能です。
http://www.kanken.or.jp/kanji/kanji2009b/index.html

来年、2010年の3月10日はQさんが
「もしもしQさん」の執筆を開始して10周年目にあたります。
改めてライブラリーより過去のコラムをみていますと、
まさにその時の世界の動きが目に浮かんでくるようです。

それでは、今年もあと2ヶ月ですが、
引き続き、hiQをどうぞお楽しみ下さい。

2009年11月4日(水) hiQ編集部 K



究極のエンターテイナー

今は亡きマイケル・ジャクソンが
死の数日前まで行っていたラストコンサートの
リハーサルを収録したドキュメンタリー映画
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が
先週から2週間限定で全世界で同時公開されています。
私も初日に友人に誘われて見て来ましたが、
想像以上に素晴らしい内容でした。

全編ヒット曲のオンパレード。
もう、映画ではなくコンサートそのものです。
画面に映る映像からは、
このラストコンサートへ懸けた意気込みが
痛いほど伝わってきます。
もちろん本番ではなく、あくまでリハーサルなのですが
そこは完璧主義者といわれるマイケル、
年齢を全く感じさせない、
本番さながらの大迫力の歌とダンスでした。

その日は平日の夜にも拘わらず、
1席の空席もない映画館は、
曲が終わるごとに観客から拍手が。
その拍手さえ、映像からの音なのかと思うほどに
館内と画面の中とが一体となっていました。

子供時代から厳しいショウビズ界で、
何十年もスーパースターとして活躍してきた彼ですが、
「常に人が望む姿を提供する姿勢」とでもいうのでしょうか。
才能だけではなく、そこには凄まじいほどのプロ意識、
ストイックなまでの自分への厳しさがあったのだと、
映像を見て改めてわかりました。
そしてまさにエンターテイナーとは、 決して大げさではなく
命懸けの商売なんだなあと感じます。

今後、世界中の皆が名前を知っている彼のような存在は
当分現れないだろうと思うと悲しいですが、
同じ時代を過ごせたというだけでも感謝感謝です。

2009年11月2日(月) hiQ編集部 D

2009年11月2日(月)〜2009年11月30日(月)


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