不具合のお詫び

2010年4月27日〜4月28日未明にかけて、
当ホームページが利用している専用サーバーが破損し、
ホームページがご覧いただけない状況となりました。
お越し下さった皆様に改めてお詫び申し上げます。

更新時間の9時の時点から、
異変に気づいた皆様からたくさんのご心配をいただきました。
このホームページが始まって以来の
重大なピンチではありましたが、
ふだんお目にかかる機会のない皆様に
この「ハイQ」が支えられていることを
強く実感する機会ともなりました。
この場をかりて皆様に心からお礼申し上げます。

また現在、二度とこのような事態にならないよう、
緊急に対策を進めております。
今後とも「ハイハイQさんQさんデス」をご愛読下さいますよう、
よろしくお願い申し上げます。

どうぞよい休日をお過ごし下さい。

2010年4月30日(金) hiQ編集部一同



「ダンボールに子猫が」は過去の話に?

学校からの下校途中に空き地のそばを歩いていると、
ふと置かれているダンボールから動物の鳴き声が聞こえてきて、
中を覗くと生後間もない子猫が数匹肩を震わせていた

という話はよく耳にすることがあります。

上記の話しは典型的な「捨て猫」のケースですが、
しかし、これから先、
こういった話しは過去のものになるかもしれません。

インターネットのニュースで、
いま、ペットショップに売られている犬猫のほとんどが
体内に「マイクロチップ」を埋め込まれている
という情報がありました。

「体内にマイクロチップ」と聞きますと、
何やら痛そうで可哀想な気がしますが、
この埋め込まれるマイクロチップのサイズは米粒ほどの大きさで、
注射器を使って動物の背中に埋め込まれ、
ほとんど痛みも無く、入れることができるそうです。

そして、このチップにはペットの個体情報が登録されており、
体外からでもその情報を読み取ることができるので、
例えば、捨てられたり、迷子になったペットでも、
装置を使って情報を調べれば、
そのペットが販売されていたペットショップを割り出し、
顧客情報から売った先の飼い主が判明する
ということが可能になるということでした。

ペットを棄てることは法律上の罪に規定されていますので、
30万円以下の罰金刑になるそうです。
今まではこっそり棄てても、飼い主が分からずに、
保健所に殺処分されてしまうという事例がほとんどでしたが、
今後はそうしたことは防げるようになりそうです。

先月には悪質な動物葬祭業者が
山の中に犬や猫の死骸を不法に棄てたとして逮捕されています。
こうした悪質な業者の駆逐や、
心無い飼い主の減少にも大きな効果が期待できそうです。

画像上の白い針のような物がマイクロチップ

2010年4月28日(水) hiQ編集部 K



テレビでお手軽旅行

いよいよ待ちに待ったゴールデンウィークが
間近に迫ってきましたが
皆さんもうご予定は立てられましたでしょうか。
今年のゴールデンウィークは暦通り休むと5連休で、
最長11日の大型連休になります。

今年は日並びの良さもあって、
近場旅行より遠出旅行の傾向が強いということですが、
海外旅行ではアジアの近場の定番エリアから
5月1日から開催される上海万博で注目の中国は
やはりそうとう賑わいそうです。

※YAHOOでもGWのお出かけスポットの紹介をしています。
http://gw.yahoo.co.jp/

先日テレビで、国内〜世界各地の旅映像を見れる
「旅チャンネル」を見ていて、思わず、
いいな〜と溜息が出たのが、
豪華客船に乗って行く地中海クルーズ。
1週間かけて、地中海をぐるっと一周するのですが
そのあまりの大きさの迫力ある客船と豪華な内容に思わず、
一度は出かけてみたい!と強く思ったのですが、
気になってその料金を調べて見ると、
決してウン百万もするわけではなく、数十万円〜と
一生の思い出になる割りには意外にもリーズナブルでした。
毎年のことのようにGWの旅行計画に出遅れてしまう自分ですが、
今年はテレビの旅気分だけで終わってしまいそうです。

2010年4月26日(月) hiQ編集部 D


ジオス破綻に思うこと

英会話学校大手「ジオス」の破綻がニュースになっています。
その前は「NOVA」の倒産もありました。
私の友人でNOVAに通っていた人は結構おり、
当時は使い切れなかったチケットに
友人たちは不満タラタラだったのを思い出しました。

そのNOVAのゴタゴタ以来、
同システムだったジオスも影響を受けていた様子ですが、
私が思うのは、Qさんも常々語っているように
やはり語学は学校に行って習うより、
しゃべらざるをえない環境に身を置くのが
一番の近道だろうということです。

実は私も英会話学校なるものに入ったことがあります。
費用は諸々含めて約40万円。
でも真面目に通ったのは初めの一ヶ月だけでした。

なぜかと言えば、ハッキリ言って「バカらしいから」でした。
他の学校はどうか分かりませんが、
私の通っていたところは、毎回レッスンを予約して、
最大4人までの教室で授業を受けるというものでした。
レッスンの顔ぶれは毎回違うので、
まずは各自、英語で自己紹介(15分くらい)。
次に先生の雑談(?)をヒアリング練習として10分ほど聞き、
残りの時間でテキストに添って会話練習、という内容でした。
これで正味50分、3,000円。

これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれでしょうが、
私は圧倒的に高い、効率が悪いと感じてしまいました。
先生もプロフェッショナルな人とばかりも限らず、
生徒と雑談をして終ってしまうこともありました。

結局私は早々にその学校を辞めて
その後アルバイトでお金を貯め、
半年ほどイギリスの公立カレッジで英語を学びました。
入学手続き、ケンブリッジ英検受験手配、
ステイ先手配、渡航手続き、
これらを一人でやれる程度までは独学で勉強しました。
(公立カレッジですから、そもそも自力でやるしかないのです)

言葉は道具と考えれば、
自分に必要な道具は自力で使いこなすしかありません。
ということは、道具を使わざるを得ない環境で
毎日道具に触れれば、自然と使えるようになるものです。

ただこれはもちろん、
日本を飛び出せる環境に恵まれた場合の話で
語学学校を否定するものではありません。
しかし語学は多分、
その言葉のシャワーをたくさん浴びた人の方が
早く上達するように思います。
ですから語学学校以外でも
留学生などをあたってマンツーマンの個人レッスンを頼むとか、
外国人が集まる場所に顔を出すとか、
とにかく習いたい言葉に接する機会を探すのも方法だと思います。
これだと学校と違って「破綻」はないので、
お金がパーになる心配もありません。

私の記憶では、語学学校にきちんと通い続ける人は
真面目で勉強熱心な人が多かったです。
その情熱を語学学校以外の方法でも発揮して、
外国語を話す楽しみを手放さないで欲しいと願っています。

2010年4月23日(金) hiQ編集部 M


万博PRソング盗作騒動

昨日、いよいよ開幕に向けてのリハーサルが開始となりました
「上海万博」ですが、
そのPRソングをめぐって先週、各種メディアで
日本の歌手・岡本真夜さんの過去の楽曲の盗作ではないか
という騒ぎが起こりました。

万博側のPRソングの内容は
Aメロ、Bメロ、サビの部分とほとんどの箇所のメロディが
岡本さんの曲と酷似していることから、
万博側が本格的に調査に乗り出し、
先日、岡本さんの事務所に電話で謝罪をしたそうです。

その際に万博側の要望として、
「カバーソングとして正式な楽曲の提供」
「万博限定での全権利譲渡」の2つについて
依頼をしてきたということでした。

これに岡本さん側は快諾し、
事態は一見落着と思われたのですが、
万博側が指定してきた「万博限定での全権利譲渡」
という要望に対して新たな議論をよんでいます。

万博限定での」ということはどういうことでしょうか。
おそらく今回の万博の模様は将来映像化され、
一般向けにDVDやサントラ集などで
販売されることになるかと思いますが、
その際に「全権利譲渡」ということだから、
岡本さん側への著作権料の支払い義務は負いません
ということなのでしょうか。

およそ知的財産権では「イベント限定での全権利譲渡」
というのはかつて無い変則な契約になるのではないかと思います。

また、中国では長年、楽曲や映画などのコピー問題が
深刻化しておりますので、
「後で謝って了解を取ればいい」
という悪しき前例にならないかという懸念もあります。

今回、自らの非を認めて正式に打診をしてきたことに
中国側の「進歩」を見る意見も多数ありますが、
それと同時に今後、著作権へのこうした「変則的な契約」に対して、
どのような対応を取ったら良いのか、
きっちりと両者間での規定が必要になるかと思います。

今回の騒動は岡本さん側の許可がスムーズで
運営側としては助かった結果になりましたが、
原作者が頑なに要請を拒否する場合も考えられるので、
中々一筋縄ではいかない問題が今後も起こってきそうです。

何はともあれ、
開幕前に騒動にけりをつけることが出来て、
運営側も心底ほっとしたかと思います。

2010年4月21日(水) hiQ編集部 K


新宿家電競争

先週の金曜日、家電量販店のヤマダ電機が
新宿初出店となる東口店をオープンさせました。
雨にも関わらず、約1万人の行列ができたといいますから
かなりの注目度だったのではないでしょうか。

実は私も土曜日に、新宿に寄ったついでに
話題のお店へ足を運んでみようと思っていたのですが、
駅を降りてみると、駅前の別店舗では
早速、オープンした新店に負けじと
大きく値下げした商品を掲げていたものですから、
フラフラとそこの安売りで足を止めてしまい
結局、見事にそこで散財をしてしまいました。

新宿には古くからヨドバシカメラしており、
その後、ビックカメラも出店をしていますから
今後はヤマダ電機を入れて
三つ巴の家電競争になることは必至。
家電激戦区といえば、代名詞は「池袋」だったはずですが、
しばらくは新宿からも目が離せないようです。

最近では、家電を
値段の安いネットストアで買う人も増えているし、
商品の底値を一度インターネットで調べてから
店頭へ来るお客さんが多いそうなので
商品を売る方もなかなか大変だと思います。
安売り競争は、お客にとってはありがたいものですが
結局は業界の淘汰を進める可能性もありますから
今後の動向も非常に気になるところです。

2010年4月19日(月) hiQ編集部 D


夢の叶え方

先日、歌手のアンジェラ・アキさんの
デビューまでの道のりを紹介する番組を見ていたところ、
「目標実現法」なる話が出てきました。

ご存知のように彼女は今でこそ売れっ子ですが、
5年ほどアメリカでOLをしていた時期があり、
当時は勤めのかたわらライブハイスで演奏していたものの
歌で生きていく自信を持てず、悩んでいたそうです。

そんな時、当時の彼女の上司が
目標を実現させる方法を教えてくれたというのです。
まず目標達成を10年後と定め、
次にその10年を

(1)6ヶ月〜2年
(2)3〜6年
(3)6〜10年

の3ステップに分け、ステップごとに達成目標をたてます。
例えば歌手デビューが目標であれば、
(1)の目標は「人前で演奏して実力・度胸を磨く」
(2)の目標は「オーディションやレコード会社回り、人脈作り」
(3)の目標は「歌手デビュー契約」
といった具合です。

次に各ステップの目標達成に必要な行動を、
なるべく具体的に紙に書き出します。
ボイストレーニングを受ける、
ライブハウスで演奏する、
コンテストに出場する・・・などですね。
これは頭で考えているだけより
しっかり紙に書き出すことで、
実現の可能性は10倍高まるのだそうです。

あとはそのプランに添って
あきらめずに挑戦し続けること。

このアドバイスに力を得たアンジェラさんは
辛い時期を乗りこえて目標のデビュー、
そして武道館ライブを実現させたというお話でした。

驚くべきことに無名時代の彼女は
「3年後に武道館ライブをやる」という目標を書き出し、
わずか3年3ヵ月で、本当にそれを成し遂げました。
もちろんその影には大変な努力があり、
やれることは全てやったと言い切れるほど
夢中で頑張った積み重ねがあります。
くじけそうな時は
壁に貼り付けた自筆の目標達成プランを見て、
また次の日から挑戦し続けたそうです。

どうでしょう、この話。
何としても実現させたい夢を叶えるヒントになるのでは?
と思います。

2010年4月16日(金) hiQ編集部 M



「牛丼戦争」が勃発?

4月に入りまして、
大手牛丼チェーンの「吉野家」とライバル他社の間で
熾烈な価格競争がスタートしました。

吉野家は今月の7日から牛丼並を通常の380円から
業界最安値の270円に値引きする
1週間限定のキャンペーンを始めましたが、
その動きを見てすぐにライバルの「すき家」が9日から、
「松屋」も12日から、吉野家の価格を下回る「250円」に値引きする
キャンペーンを実施しました。

吉野家はここのところ売上高の下落が二桁で続くなど大苦戦中。
一方、ライバルの「すき屋」は上昇傾向、
「松屋」は数%の下落で推移するなど、
抜き差しならぬ状況が続いています。

近年、牛丼チェーン店は
魏の「吉野家」、呉の「すき屋」、蜀の「松屋」の
いわゆる三国志状態が続いてきましたが、
今回の値下げ競争は
全国的な規模を持つ業界最大手の魏である「吉野家」に対して、
呉と蜀の「すき屋」、「松屋」が”吉野家包囲網”を張り、
まさにいま「赤壁の戦い」をしかけてきたようです。

私は普段どのお店も利用しますが、
それぞれのチェーンの印象ですと、
吉野家は王道の牛丼1本勝負、
すき屋は牛丼に載せるトッピングなど、
味のバリエーションに特徴があり、
松屋は牛丼の他にカレーやハンバーグなどメニューが多彩
といった違いがあるかと思います。

ところで、読者の皆様は牛丼を1杯仕上げるのに、
一体どのくらいのコストがかかるかご存知でしょうか。

先日知ったのですが、吉野家の例ですと、
原材料コストに156円、
これに従業員の給料などの経費が200円弱、
合計で約356円になるそうです。

あれ、上記の270円では100円近くの
赤字になってしまう計算になります。

そこは生卵や豚汁、コールスローなどの
「サイドメニュー」の売上げでカバーするそうですが、
安値の限界に近いことは間違いなさそうです。

一方、「すき屋」や、「松屋」はサイドメニューが豊富なので、
その辺りで強みがあるのかもしれません。

私のような消費者にとっては
価格が安くなることは大歓迎なのですが、
過度の安値競争は
品質やサービスの低下を招くなんじゃないかと
少々不安な気もしています。

牛丼三国志の争いはまだまだ続きそうです。

2010年4月14日(水) hiQ編集部 K



ハイQで注目の本をご紹介

本日から、トップページ右上の本のバナーに
気が付かれた方もいらっしゃると思います。

今までもハイQでは新刊などを含め、
各コラムニストの方の著書をご紹介しておりますが
今回新たに、ハイQがオススメする書籍を
見やすくまとめたストアを
「hiQ Best Sellers」
としてオープンいたしました。

Qさんの近著を始め、ハイQで最も売れた本など
紹介していきますので、ぜひ一度覗いてみてください。
まだ読まれていない本が見つかるかも知れませんよ。

「hiQ Best Sellers」こちらから

※なお、各書籍のリンク先はいつものようにアマゾンとなっておりますので
商品についてのお問い合わせについてはアマゾンまでお願い致します。

2010年4月12日(月) hiQ編集部 D



用を足すのもタダじゃない

JALの破綻が世間を賑わせたのは
記憶に新しいところですが、
ANAでも国内線の飲物サービスがお茶と水以外は有料となり、
航空業界の厳しさをひしひしと感じます。

そんな中、アイルランドのライアン・エアーという航空会社が
機内トイレを有料にすると発表しました。
乗客は使用時に1ポンド(約140円)を支払う仕組みで
なるべく搭乗前にトイレを済ませて欲しいとの意向だそうです。

もともとライアン・エアーは超・格安航空会社として有名で
ロンドン〜パリ間の運賃が
0.99ユーロ(席数限定)からという激安ぶりなので
トイレが有料でも利用したい人は多いと思いますが
「ノー・フリル」(余剰サービスを徹底的に省く)も
ここに極まった感があります。

ただトイレが有料なのは海外、
特にヨーロッパでは珍しくないことのようで、
私が始めて有料トイレを見たのは10年以上前、
ロンドンのハロッズででした。
ドアの前に何やらコインを入れる穴があり、
確か1ポンドを入れるとロックが外れて使える仕組みでした。

説明書きを読んで理解し
早速1ポンドを入れて使い、ドアを出てみると、
私のドアの前に知らない人が控えていて、
その人は私が個室を出たあと、ドアが閉まる前にさっと抑えて
そのまま無料で個室に入りました。
他にも空いている個室はあったのですが、
その人はトイレ代節約のために私を待っていたようでした。
モジモジしながら・・・
そう考えるとヨーロッパのトイレの世知辛さに比べて、
日本の無料で清潔なトイレは有難いものなのだと思いました。

この一件以来、
観光するにもトイレ用に小銭を用意するようになりましたが、
綺麗なトイレが無料であるということも
サービスの一環だと考えると、
これからは日本でも「今当り前のこと」が
有料化されるケースが増えるのかもしれませんね。

2010年4月9日(金) hiQ編集部 M


今年の新入社員のタイプは?

いつだれが始めたのか分かりませんが、
いつの間にか定着したものに「今年の漢字」と同じく、
毎年恒例の「今年の新入社員のタイプ」というものがあります。

これは毎年、ある公益財団法人が調査を行い、
アンケートを集約して発表するものです。

発表によりますと、今年の新入社員は「ETC型」とのこと。
同法人曰く、命名理由は

 性急に関係を築こうとすると
 直前まで心の「バー」が開かないので、
 スピードの出し過ぎにご用心。
 IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。
 理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。
 “ゆとり”ある心を持って、上手に接したいもの。

とのことでした。

ちなみに昨年は「エコバック型」です。
理由は、
 折り目正しい。小さくたためて便利だが、
 使うときには大きく広げる(育成する)必要がある。
 酷使すると長持ちしない(早期離職)が、
 意外に耐久性に優れた面もあり、活用次第で有用となるだろう。

などと説明されています。

毎年この時期になりますと、
会社内は「新しく入ってきた社員」の話題で持ちきりです。
それは新卒に限らず、人事異動などでもそうだと思います。
ちなみにですが、
当編集部は新卒採用を行っていないので、
新社会人の方と接する機会がありません。

ところで、当たり前のことですが、
実際に新社会人として入社してくる方々は
上記の様な大きな枠にポンと当てはめることはできません。

しかし、過去には「新人類」という流行語が出たほど、
人間の世代間の考え方には違いがあります。
どう接したら良いのかわからないことから、
この様に「今年の新入社員のタイプ」
として分かりやすく、定義をしたいのかもしれません。

そろそろ新入社員の方々は平成生まれが主流になってきます。
この間2000年になったと思ったら、もう2010年です。
本当に時間の過ぎるのはあっという間ですね。

Qさんが昔、ハイQのコーナーにて
読者の方の質問にこの様に答えておりました。

人生は「ああしようか、こうしようか」など迷うようだったら、
迷っているうちに一生が終ってしまいます。
一番大切なことは「よーいドン」と言ったら走り出すことです。
私は「ドン」と言わないうちにもう走り出しておりますが。

先に駆ける者と書いて「先駆者」。
いつの時代も一歩先を行く人は出世を遂げていきますね。
それには若い人の新しい考え方が需要です。
双方良いところは学びあって、自分のため、会社のために
仕事への意識を高めていきたいですね。

2010年4月7日(水) hiQ編集部 D



ロック雑誌も活字が大きくなる時代

老舗の音楽誌「レコード・コレクターズ」が、
読者層の高齢化を受けて、
この春から誌面の活字の大きさを
現在より約10%大きくすることになったと
先日、ニュースになっていました。

熱心な読者のほとんどは軒並み50代以上だそうで、
「字が小さくて読みにくいので大きくしてほしい」
という多数の意見が寄せられて、今回の刷新に至ったとのこと。

レコードからCDの時代を経て、
今やインターネットで曲をダウンロードして
直に買い求めるのが当り前の時代ですし、
今の若者にとっての情報源も
携帯やPCからのネット情報がメインとなって来ていますから、
こうした音楽誌をわざわざ書店などで手に取って
読む機会も少ないのでしょう。

新聞などは、大分前からこうした
文字サイズへの取組があったように思いますが、
従来、若者向けだった出版物へ
こうした対応がなされてくるのは、
やはりまた違った印象を受けます。

今後、各方面でも同じような対応が
進んで行くのではないかと予想されますが、
高齢化社会になって、どこもかしこも大きい文字だらけ。。。
になるかどうかはわかりませんが、
文字の大きさは疲れ目とも大きく関係があるそうですし、
今よりずっと見やすく、目に負担の少ない社会に
なっていく?のかも知れません。

?としたのは、これから流行っていくであろう 「電子書籍」や
大々的に売り出されてきそうな「3Dテレビ」などのことを
思い出したからなのですが、
あれらは結構、目の負担になりそうな。。。
やはり、若者向けということになるのでしょうか。

2010年4月5日(月) hiQ編集部 D



デフレ時代のお洒落

先日、着物を着て出かける機会がありました。
考えてみると、着物こそ元祖エコ、
リサイクルショップには20〜30年前の着物もザラにあり、
それらを現代の人たちが身につけます。
形に変化がないだけに、
何十年間もの着まわしにも耐えるわけです。
加えて正絹なら肌触りもいいし冬も暖かい、
着物の良い点は結構あります。

ただし現代の人が着物を普段着にするには、
一定のハードルがあります。
まず着方が分からないこと、
そして着物に合わせる下着や履物、
小物などを揃える必要がある、
着物の手入れが面倒・・・
きっとそういったことではないかと思います。

しかし衣料品をコストパフォーマンスの点から見ると、
必ずしも着物が高いとは言い切れません。
もちろんピンからキリまでの品がありますが、
始めの着方さえマスターしてしまえば、
着物や帯はリサイクルショップで数千円からありますし、
形の変化がありませんから、長く着られます。
絹の着物は手入れが大変ですが、
綿やウールなら家で洗濯もできます。

また帯を締めると気持ちがピシっとして、
何と言いますか、肩肘ついて寝転がるような、
ダランとした格好をしたくなくなります。
外出して汗をかいても中に襦袢を着ていますので、
通常は襦袢だけ洗えばOKですし、
最近は足袋もソックスのようにスポンと穿けるものがあるので、
足元もラクラクです。

そう考えると、私は着物は意外に、
デフレ時代のお洒落にもってこいの衣服だと思うようになりました。
初めの着付けの練習や、一式揃えるのは大変ですが、
それが一段落つけば、後はコストもあまりかかりません。
というのも、結構どの家にもしまいこんだ着物や帯が眠っているようで、
着物が好きという話をすると、
どこからともなくそうしたものが舞い込んできたりするからです。
有難いことに、私のタンスもそうした頂き物で
すぐに一杯になってしまいました。
きちんと着れば着心地も意外に快適で、
小物や帯をちょこっと変えて、お洒落心も充たされます。
それに今は着る人がまだまだ少ないので、
着物ツウがうなるような物でなくても、
着ているだけでとてもお洒落に見えたりします。

もちろん仕事では洋服が基本になりますが、
デフレ時代のお洒落として、
今年から低コスト・高パフォーマンスの気軽な着物を
積極的に着てみるつもりです。

2010年4月2日(金) hiQ編集部 M

2010年4月1日(木)〜2010年4月30日(金)


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