ノスタルジックな屋上遊園地

このほど、全国の百貨店が
「屋上遊園地」を作るさきがけにもなったという
松屋浅草にある日本最古の屋上遊園地が
閉鎖されるとニュースになっていました。

昔はよく買い物などでデパートに連れられて来たときは
必ずといってもいいほど屋上にあった小さな遊園地で
遊ばせてもらった記憶があります。
考えてみると、デパートといわず、
街のスーパーや駅ビルなどの商業施設の屋上の至る所に
乗り物などがある小さな遊技場のような施設があったものですが、
今ではすっかり見かけなくなってしまいました。

ファミリー世代がわんさか買い物に来た時代が過ぎて、
百貨店の屋上活用法もまた大きく変わって、
たまに足を運んでみると、
今ではガーデン風になっていたりして、
ファミリー向けというよりは、
ビジネスマンの休憩所というか
すっかり大人がくつろぐ空間になっている気がします。

屋上に限らず、遊園地といえば今の時代、
レジャー多様化が進み、経営の厳しい施設も多いと思いますが、
昔に比べれば子供たちも当然少ないし、
今時の子供たちは小さな頃からディズニーランドなど
もっと大掛かりなテーマパークに親しんでいますから、
当然の流れなのかもしれませんが、
こういったノスタルジックに浸れる施設が無くなっていくのは
子供の頃に慣れ親しんだ大人の自分からしてみても
なんだか少し寂しいものです。

2010年5月31日(月) hiQ編集部 D


古い衣類を手軽にリフレッシュ

6月は衣替えの季節ですね。
確か学校の制服は6月1日から夏服、だったと思います。

この時期、困るのは着るか着ないか迷う衣服です。
捨てるには惜しいけど着るかなあ?
放っておくと、そういう服が溜まるばかりです。

サイズが合わなくなったり、デザインが古くなった場合などは
そのまま処分でも良いと思いますが、
色柄がイマイチ気に入らないという場合は、
捨てる前に、ちょっと染めてみてはどうでしょうか?

染めると言ってもわざわざ染料を買うわけではなく、
紅茶と玉ねぎの皮、それに塩で簡単に出来るのです。
実際は染めるというより、
色のトーンを一段落ち着けると言った感じですが
これで意外となじみの良い、使い易い色になることも多いです。

【染め方】
1.水1リットルに対して紅茶のティーバック2〜3個、
玉ねぎの皮(パリパリの茶色い部分)を2〜3片を
水とともに鍋に入れ、色を濃く煮出します。

2.色が充分出てきたら、ティーバックと皮を取り除き、
あらかじめ水をくぐらせた染めたい衣類を入れ、
10分ほど弱火で煮ながらかき混ぜます(色ムラ防止のため)。

3.火を止めて塩を大さじ1〜2杯加え(色止めのため)、
1時間ほど漬け込みます。

4.取り出して、色が出なくなるまで水ですすぎ洗いを繰り返し、
陰干しをして仕上げます。

鍋から衣類を取り出したときは
結構濃く染まっていると思いますが、
それは水洗いをして干すと、大分薄まります。
玉ねぎの皮は紅茶の赤みを消して黄色味を加えるためなので、
赤っぽい方がお好きな方は、入れなくても構いません。
また熱に弱い化繊などは鍋で煮ないで、
少し冷ました染液につけて下さい(化繊はすぐに染まります)。

派手で着られなかったような服も
この方法でしっくり来ることが少なくありません。
使う紅茶、染める繊維、時間などにより
染まり具合はまちまちですので、
初めは捨てても良いような衣類で実験してみて下さい。
私もこの週末、染めてみるつもりです!

2010年5月28日(金) hiQ編集部 M


地デジの工事はお済みでしょうか?

来年の7月、アナログ放送は廃止になり、
地上デジタル放送に切り替わるということで、
政府はここ数年国民への広報活動を積極的に行ってきました。

その成果といいますか、今年の三月末で地デジの普及率は
84%に達したと発表がされました。
これは政府の目標としていた普及率を上回る数字だそうです。

逆に普及が遅れているところを地域別に見ますと、
沖縄県や岩手県があげられています。
こちらは県内での普及率がまだ6割にとどまっているそうです。

ところで、
建物別にも普及率に違いが出ています。
一戸建ての家庭では順調に進んでいるものの、
マンションなどの大きな建物で、
共有アンテナを利用しているところでは
アンテナ交換のための費用が数百万にも達するところがあり、
なかなか計画が進まないそうです。

私の実家は一戸建ての住宅ですが、
商店街の電気屋さんに地デジアンテナ導入の
見積もりをお願いしたところ、
10万円近くの費用がかかるとの返事が返ってきました。

一般家庭の月の生活費に相当する金額が
1回の工事にかかってしまいます。

これは大変な出費となってしまいますが、
果たして地上デジタルに変わり、何が便利になるのでしょうか。
イマイチその部分が伝わっていない点で、
費用と効果の天秤でお金に負けてしまっているような気がします。

代表的なものとして「双方向性が可能になる」
という宣伝文句があります。
例をあげますと、クイズ番組などに一般の視聴者も
リモコンを使って回答を出したり
番組に参加ができるようになる
ということです。

うーん、個人的にはあまりいらないかもしれません。。

実家の両親は10万円の費用に躊躇しており、
「ギリギリまで様子を見てみる」
といっていました。

来年の施行まで
このままスムーズに行くのでしょうか。

2010年5月26日(水) hiQ編集部 K


悲哀を「17音」に込めて

「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」 by 北の揺人さん

今年の第1位は、ズバリ「仕分け」でした・・・。

これは、毎年恒例となっている「サラリーマン川柳」。
今年で23回目を数える第一生命の企画コンクールで、
毎年多数の応募の中から、一般投票によりトップ10が決まります。
景気や流行語などの世相を反映しながら、
主にサラリーマンの悲哀や人間関係を読んだ内容が多く、
毎年、トップ10には「あー、あるある」と
思わず頷く作品がちらほら見えます。

川柳は俳句と違って、必用な約束事・題材の制約がなく、
5・7・5 の17音に乗せて、自由に創作が可能です。
この世情ですから、サラリーマンに限らず、
ポロっと川柳の1つが出て来そうな気持になるのもわかります。

過去の歴代1位作品」を見てみると、
内容についてはともかく、
うまく世相を反映した内容になっていて
何だか感慨深いものがあります。

勿論、世が世だけに、
笑うに笑えない内容もあるわけですが、
やはりどんな時も、
「ユーモアの心」を忘れないことが大切です。

「自分を笑い飛ばせるだけの人には、悪運も寄りつかない。」
そんなことを思い出させてくれるサラリーマン川柳ですが、
みなさんの印象はいかがでしょうか。

2010年5月24日(月) hiQ編集部 D


金を求める人たち

ギリシャ問題の影響もあるのか、
世界中で株が下がり続けています。
為替も荒れ模様の中、金の価格は上昇中だそうで
“非常時には金”と考える人が多いようです。

そんな中UAEの首都、アブダビ登場したのが
金の延べ棒販売機です。
アビダビの最高級ホテルに設置されたこの自動販売機は
最高で10グラムの金地金、コインなどが買えるもので
その価格も市況に応じて10分毎に変化するそうです。
売れ行き好調とのことですが、
こんな販売機が置いておけるのは
最高級ホテルだからこそでしょうか。

金はアクセサリーや歯科材料として使われるほか、
金箔として伝統工芸の世界でも珍重されています。

石川に住む知人によると
金箔を使う工芸師の方にとっては、
いまは材料費が高くつく時期でもあるそうです。
もちろんある程度の在庫があるものの、
この先どのくらい上がるのか、いつが在庫の補充時なのか
価格変動が激しい昨今は判断も難しいのでしょう。
特に金沢や輪島で作られる漆器には
金箔が使用されますので、
今後予想される材料費高騰は、頭の痛い問題だと思います。
ジム・ロジャーズ氏などは金価格は
1オンス2000ドルを越えると予想しているそうですが、
そうなると、日本の伝統工芸の世界にも
それなりの影響が及びそうです。

ヨーロッパの財政問題が、
回りまわって日本の伝統工芸に影響を及ぼす・・・
良くも悪くもグローバルな世の中を実感します。

2010年5月21日(金) hiQ編集部 M


宮崎県が「非常事態宣言」口蹄疫の猛威

肉用牛の飼育頭数が全国3位、
豚は全国で2位、そしてブロイラーは全国1位

まさに国内有数の「畜産王国」である宮崎県が
いま、大変な危機に陥っています。

皆様も新聞やTVなどでよくご存知かとは思いますが、
家畜伝染病の「口蹄疫」が宮崎県下で猛威をふるっています。

口蹄疫は大変強力な感染力を持つウィルスで、
次から次へと家畜が病にかかっていきます。

空気感染をするウィルスなので、
人の服や靴の裏、自動車のタイヤ回りなど、
あらゆるところにウィルスが付着して拡大していきます。

先週の15日土曜日の時点の宮崎県の発表で、
既に「殺処分された」、
もしくは「殺処分対象」にある家畜の数は
牛7,817頭 豚74,594頭 計82,411頭に登ると報告されました。

宮崎県の豚の全頭数はおよそ90万頭というデータがありますので、
実に全体の10%もの大切に育てた豚が
この2週間足らずで殺処分されてしまいました。
(豚は牛に比べ、口蹄疫への感染力は数千倍に達するようです)

マスコミや野党から、
対応が遅い、事前に何とかならなかったのか
という声が日増しに大きくなってきているようですが、
ここまで被害が拡大してしまったからには
もはや責任論は後日にして、これ以上の拡大を防ぐために
一致団結して取り組むほかないかと思います。

ところで、
とあるニュース番組で「口蹄疫問題」が取り上げられ、
あるコメンテーターが次のような発言をしていました。

「人間はつくづく残酷な生き物だと思う。
口蹄疫には有効なワクチンがある。
そして治療さえすれば、
実はほとんどのケースで完治をする病気なのだ。
しかし今、私たちは感染した家畜を治療しようとせず、
すぐに殺処分してしまう。治るのに殺しているのだ。
これは感染した家畜の肉質が落ちるという事情があるからだ。
人間とは自分たちの都合で本当に身勝手だ。」

といった発言をされましたが、
これを聞いて私は「治るのになぜ殺すんだろう」
「この人の言うように単なる人間の身勝手なのだろうか」
と思いましたが、よくよく調べていくうちに、
このコメンテーターは少々不勉強ではないか
と思うようになりました。

感染した家畜へワクチンを投与しない理由は
主に下記の6つの危険性があるからだそうです。

1. ワクチン投与により、感染の診断が不可能になるので、
  その後の予防が著しく困難になる。
  また、感染した動物と抗体の区別がつかないので、
  ワクチンが投与された個体が生きている間は、
  輸入再開の許可を出さないケースが多く、
  産業への長期的打撃が大きい。
2. 100%の効果がないので、感染源になったり偽の安心を生む。
3. 日本でのワクチン使用例がなく不安である。
4. 日本にきちんとしたワクチンの在庫がない。
5. ワクチン接種された動物は食品に使えない。
6. 接種範囲の決定が非常に困難である。

こういった理由があげられていました。
ワクチンを投与しないにはそれなりの理由があったのです。

いま、現場の畜産農家の方々の思いは
シロウトが考える、単純に「残酷だ」「かわいそう」
という次元の考えをはるかに超越したところにあり、
ウィルスと戦っています。

農家の方は
大切に育てた家畜が殺処分される前夜でも
その家畜の体をキレイに拭いてあげるそうです。
分娩舎で子豚に授乳中の母豚が殺処分される際には、
子豚たちも母親と一緒に埋めてやってくれ
と涙ながらに訴える方もいたそうです。

これは「本当に命を大切にしているから」であり、
一家を養ってくれている家畜への大きな感謝の心が
そうさせているのだと思います。
今回の殺処分はその方々が身を切られる思いで決断した、
まさに苦渋の選択なのです。

最新の情報では殺処分対象の家畜が10万頭を越えた
という報告が出てきてしまいました。
宮崎の畜産業界が1日でも早く
口蹄疫に勝利する日が来ることを祈っております。

2010年5月19日(水) hiQ編集部 K


目指すはヴィンテージ

先週末、誕生日が近い男女数人の友人たちが揃って
快晴の青空の下で誕生日会をしました。

その中の1人、実は40代も半ばの彼女。
恐らく見た目だけでは
年齢を見抜くことは困難なほど若く見えるのですが、
その秘訣をみんなから聞かれると
彼女曰く、若く居るコツは、
ズバリ「精神力」なんだそうです。

どういうことかというと、
この年齢だからこうしなきゃ、とか
この年でこうするのはマズい、などという
自分への「縛り」が、どんどん心を硬くしていって
結果、老け込んでしまうのだそうです。
心を柔らかいままで保つには
やはりそれなりの精神力が必要です。
彼女はそういった縛りを今年はさらに
どんどんとなくして行きたいと抱負を述べていました。

そして、年齢を重ねる=「自分を熟成させている」と思うこと。
なるほど、ただ中古になっていくんじゃなく、
魅力ある「ヴィンテージ」になることを目指すんですね。

毎年、誰だってほっといたって1年積み重なるけど、
どうせならば、うまく醸造されるような
歳のとり方をしていきたいですよね。
ものは言い様ですが、ワインだって寝かせれば
それなりに熟成するんですから・・・
なかなかハッとさせられる言葉でした。

「やっぱり、自分より上の50代、60代の人がもっと若々しく
人生を楽しんで見せてくれないと、
後ろを追いかける30代、40代も頑張れないのよね。」

ということは、誰もが下の年代からは
そう言われているわけで・・・
もう少し頑張らなくちゃいけませんね。

2010年5月17日(月) hiQ編集部 D


お金とは?ブルース・リーが語る

ブルース・リーと言えば、誰もが知るスーパースターです。
その名を聞くと、黄色いトラックスーツで
ヌンチャクを振う姿を想像する方も多いのではないでしょうか。
実はその動的なイメージとは裏腹に、
彼は大学で哲学を学ぶ勉強家でもありました。

今日はアメリカで出版されている彼の本から
ブルース・リーのお金に対する考察をご紹介します。

・お金は目的を達するための手段である

 “子供には早いうちから、
 お金は手段、道具にすぎないということを教えるべきだ。
 道具なのだから、ある目的に添って作られているけど
 それで全てをこなせるわけじゃない。
 だからその使い方、何ができるのか、
 そして何よりもお金ができないこととは何か、
 それを学ぶべきだと思う”

・お金は間接的なもの

 “お金は間接的なもの、というのが私の姿勢だ。
 対する直接的なものとは自分の能力、
 またはこれから自分がやろうとしていることで、
 もしそれがうまく作用すれば、
 間接的なものは後からついてくるんだ”

・良い時は長くは続かない

 “父のお金に関するアドバイスは役に立ったよ。
 彼は私にこう言っていた。
 ― もし今年お前が10ドル稼げたとしても、
 次の年には5ドルしか稼げないかもしれない。
 だから備えを怠るな ―とね”

・自分の仕事を楽しむことが最重要

 “かつての私は間接的なものばかりを求めた。
 お金・名声・封切映画の大ヒット・・・
 今自分はほぼそれらを手にしつつあるけれど、
 実際は、そのどれも大して重要ではなかった。
 私が今取り組んでいる仕事こそが大切で、
 何より仕事を楽しんでいる。
 お金は二の次なんだ”

The Bruce Lee Approach to Valuing of Money より引用)

私自身も含めて多くの人は、
お金にはパワーがあると考えてしまいがちではないでしょうか。
しかしリー氏の言うように、お金を道具ととらえると
必要以上になくても良いものですし、
お金を目的に据えることもなくなるかもしれませんね。

ギリシャ問題やら何やら、騒がしい世界情勢です。
だからでしょうか、
「備えを怠るな」
これが特に私の心に響いた言葉でした。

2010年5月14日(金) hiQ編集部 M


アイスランド噴火に続き欧州で新たな火の手が

読者の皆様もご存知の通り、
いま日本のマスコミでは連日、
ギリシャの経済問題がトップニュースで報じられています。

テレビの映像には警官隊とデモ隊との衝突や
襲撃に遭い破壊された商店の窓ガラスなどが映し出され、
まさに混乱の極みにある様子が伝わってきます。

hiQで仕事をしているにも関わらず、
世界経済について、イマイチ理解の乏しい私は
この騒動は一体なんだろうと当惑して見ておりました。

ここ最近のあまりに凄い為替の変動や、
株価の動きを見て、
あわてて原因や背景を調べたおかげで、
一夜漬けほどの知識だけは身につけることが出来ました。

調べたところによると、
背景には「ギリシャ政府による財政赤字の粉飾があった」
とのことで、元々、
リーマンショックによる金融不安が落ち着きを見せ始めた
去年末に、騒動で痛い目をみた世界中の投資家たちによって
次なる不安材料が探し始められ、
その中でEUの「ギリシャ、スペイン、ポルトガル」の3国が
財政的に危機に陥る可能性があると騒がれ始めました。

その3国の中でも
どうやら「ギリシャが怪しい」とのことで注目を集め、
探っていくうちにドンドンと不安材料が明らかになり、
出所が不確かなうわさすら飛び交い、
それによって国民は不安に駆られて、
政府への信用不安にも繋がり
いよいよ巨大なデモへと発展していったというのです。

遠く離れた日本の円相場も大きく影響を受け、
対ドルで6月にも100円付近に達すると
一部では見られていた雰囲気に水を差されてしまいました。

この騒動、まだまだ続きそうですが、
これに関する「もしQ」が早く読みたいのは私だけしょうか。
邱先生、ぜひお願いします。

2010年5月12日(水) hiQ編集部 K


スポーツ・スポンサードの力

テレビで放映される白熱したテニスの試合。
私も見るのだけは大好きなのですが
どちらが勝ってもおかしくないような好試合の決勝戦で
優勝が決まり、壇上でスピーチをする選手は
まず必ず、大会主催者、そしてスポンサーへの謝辞を述べます。

当たり前といえば当たり前ですが、
ファンと、そしてスポンサードする企業があって、
初めて成り立つのがプロスポーツです。

選手のユニフォームに企業名が入るものから
試合会場での広告類、試合中継の合間に流れるCM、等々
出資した企業カラーは様々に形を変え、
無意識に私たちへ訴えてきます。

選手や大会そのものをバックアップしていくことで、
どの程度の投資効果があるのかはわかりませんが、
その企業がスポーツへの関心を持っているという印象は、
一般的に、やはり企業イメージとしては
なかなかのアピールになるのではないかと思います。

企業とスポーツの係わり合い方は様々ですが、
この不況にあって、企業スポーツの休廃部といった
残念なニュースも多いこの時代ですから、
こういった積極的な企業の取組については
好景気の時の何割増かで
「効果的」なような気もしませんか?

2010年5月10日(月) hiQ編集部 D


歌う大人

ゴールデンウィークもあっという間に終わりました。
今年は天候にも恵まれ、
観光地はどこも大変な混みようだったようです。

私は北陸に出かけてきましたが、
ここも大変な人手でした。
名所・旧跡には中国語と韓国語が飛び交い、
アジアパワーが炸裂していました。

関東から北陸へ行くには
電車だと新幹線・特急を乗り継いで
約3〜4時間の道のりです。

今回はゴールデンウィークということもあり、
家族連れの乗客が多かったのですが、
行きも帰りも予想外だった「ウルサイ大人」に遭遇しました。
子供がはしゃいで騒ぐのは仕方ない面があると思いますが
恐らく50〜60代とおぼしき人が
約2時間座席で歌を歌いっぱなしとか、
大きい声でしゃべりっぱなしというのには
ちょっとびっくりしました。
しかもどちらも家族が一緒のようでしたが、
その人たちは歌やらおしゃべりやらが
全く気にならないようで、それもまた不思議でした。

むしろ若いカップルや
幼子連れの家族の方が全体にマナーが良く、
覚悟していた子供の騒ぎ声も
ほとんど気になりませんでした。

きっと年を取るほど人から叱られる、
注意をされる機会というのは減るでしょうから、
自分でしっかりマナー意識を持っていないと
いつの間にかタガがゆるんで、
上記のようなことが起きてしまうのかもしれません。

「人のふり見て我がふり直せ」は
人から注意されなくなって久しい大人に向けた
言葉かもしれませんね。
自分も含めついラクな方、気持ちの赴く方へと流れがちですが
時おり自らを省みる
第三者の目線は忘れないようにしたいものです。

2010年5月7日(金) hiQ編集部 M


おかげさまでベストセラーズが好評

読者の皆様、先日はアクセス障害によりまして、
多大なご迷惑をおかけいたしました。
改めまして、お詫び申し上げます。

さて、既にお気付きの方も
そうでない方もいらっしゃるかと思いますが、
現在hiQのトップページ右側に

このような画像が見えるかと思います。

こちらはhiQベストセラーズへの入り口です。

このページでは、
皆さんがhiQを通してamazonにて購入して下さった書籍を
「週間売上げランキング」「オススメ書籍」「邱永漢・近著」
「昨年の年間売り上げ」

という4つの項目にてご紹介をさせて頂いております。

サービスは4月12日にスタートいたしましたが、
おかげさまで、
通常1か月分の書籍売上げを
すでに2週間で越えることができました。

コラム上で紹介されて買い忘れた本、
いま見ると興味がわく本や、
皆さんが注目している本から見えてくる世界経済の状況など、
このページから様々な情報を得ることができます。

こまめな更新
(週間ランキングは毎週月曜日更新)を心がけておりますので、
どうぞまだご覧になったことの無いお客様は
この機会にhiQ書店にお立ち寄りください。

入り口はこちらから

どうぞよろしくお願いいたします。

2010年5月5日(水) hiQ編集部 K


漁獲量激減の神秘の魚

皆様、ゴールデンウィークを満喫されていますでしょうか。
4月も終わって5月になりましたが、
今年の春は寒くて雨が多かったりと気候の変動が激しく、
野菜が高騰したりして家計を直撃しました。

気候と関係があるのかはわかりませんが、
各地でウナギの稚魚である「シラスウナギ」の漁獲量が
このところ激減していると、先日ニュースになっていました。
今年2月の時点では昨季の10分の1まで減っているとのこと。
理由はいろいろあるのかと思いますが、
こういう話を聞くと心配になります。

Qさんも「失敗の中にノウハウあり」の中で
鰻の養殖の話にふれていますが、
需要に対して足りない分はどうするのかというと
通常であれば、中国や台湾などからシラスウナギを輸入し、
国内で養殖をしたりするわけですが、
今回は中国や台湾でも
この肝心のシラスウナギが不漁なのだそうです。

以前起った中国産ウナギの問題、
さらには産地偽装の問題など、
話題には事欠かない神秘の魚ウナギですが、
「日本人は世界で捕れるウナギの七割を食べている。」
こう聞くだけで、日本人として
これからの資源管理の必要性に迫られている気がしませんか?

夏の土用の丑の日は
2010年は7月26日とまだ少し先ですが、
たまには少し贅沢をして、
美味しくて安全なウナギを食べたいものですね。

2010年5月3日(月) hiQ編集部 D

2010年5月3日(月)〜2010年5月31日(月)


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