「hiQシリーズ」最新刊が発売開始です!

本日よりhiQではQさんの新刊、
「中国にこれだけのカントリー・リスク」(グラフ社)が発売中です!

今回の新刊は、「もしもしQさん」の
2008年12月25日〜2009年4月8日まで掲載された内容になり、
「hiQシリーズ」としては第31巻目となります。



いつものように送料無料でお届けいたします。
サイン本は限定数のため、お早めにご注文ください。

なお、プレゼントもありますので
皆さまも運試しにひとつ、ふるってご応募くださいね!

2011年2月28日(月) hiQ編集部 D


正攻法な成功法

先週の「編集部から」に
激安戦争に敗れた居酒屋に関する記事がありましたが、
確かに近ごろの居酒屋戦争は、
飲み代を支払うこちらが「いいの?」と思うほどの
激安店が増えてきました。
これからまだまだ激しい競争は続きそうですね。

そんな中、関西から東京へ上陸してきた
居酒屋チェーン「鳥貴族」がちょっと話題になっているようです。
おととい見たテレビにも、鳥貴族の社長さんが出演していて
社長のこれまでの歩みを紹介していました。

大阪でホテルのウェイターをしていた頃から
飲食業で起業したいと決意し、
ウェイターからやきとり店へ転職。
3年間の修業ののち、25歳で独立。
独立にあたり、
居酒屋チェーン"村さ来"の社長の本を熟読し、
ピンチが訪れる度に、
この本からヒントを得て乗りこえてきたとか。
開店時の鳥貴族のコンセプトも、村さ来の社長が提唱する
"ヤングに受ける居酒屋"。
ヤング、という時点で時代を感じますが、
ひたすら成功者のやり方をなぞるように研究して
自らも成功を掴んだ好例と言えそうです。

また東京進出にあたっても、
それまで大阪を拠点としてきただけに
全く東京の土地勘がつかめなかった社長は
何と今度は"和民"に注目。
"和民"が綿密な調査の上で出店しているエリアに絞って
鳥貴族をオープンするという
徹底的な「なぞり作戦」で、
東京でも好調なスタートを切ったようです。

この話を見ていて浮んだのは、
「朝は夜より賢い」の『コピーするなら徹底的に』でした。
成功をつかむには、徹底的に成功者のマネをすること、
というQさんの説は、今も確かに通用することを実感しました。

これだけ実証されているなら、試さない手はありません。
さて皆さん、来週から一体誰のマネをしますか?

2011年2月25日(金) hiQ編集部 M


旅行に邱友会と募集が目白押し

厳しい寒さがようやく一段落してきた感のある今日この頃ですが、
hiQでは来る春に向けて、「ホット」な募集が開始されました。

まずは今回で第69回を迎える「邱永漢投資考察団」。
最近は特に人気が高くあっという間に満席になってしまいます。

4月11日から19日までのスケジュールで
訪問場所は北京、泉州、アモイ
最後は香港の福臨門でのお食事つきです。
お申し込みは下記のページよりどうぞ。
http://www.9393.co.jp/qtour/index.html


旅行は1週間以上のスケジュールですので、
お時間の都合が難しい方には、
最終日の「香港邱友会」のみの参加も受付いたしております。

4月18日(月)香港邱友会
http://qshop.shop7.makeshop.jp/shopdetail/004004000001/brandname/

現在、邱友会は東京、上海、香港にて定期的に行っていますが、
中でも今回の香港は特に人気がございます。
丁度、季節も暖かい時期ですし、
通例よりも早いペースで満席になりそうな気配がしております。

ご希望の方はお早めにお申し込み下さいませ。

2011年2月23日(水) hiQ編集部 K


中華街は食べ放題天国

先日、久しぶりに横浜中華街へ行ってきました。
友人たちと食事をしにいったのですが、
目当てのお店が当日やっていなかったので、
折角だから、近くの中華街で食事をしようということになりました。

しばらくぶりの中華街でしたが、
驚くことに、ありとあらゆる店が
低価格の食べ放題コースをやっているのです。

ここは1,900円、あそこは2,480円といった具合に
そのくらいの価格帯で
50〜100種類の料理が食べ放題だったり、
高くても3,000円代くらいで、
フカヒレ等の豪華なコースが食べられるようです。

「平日なので20%割引です」というので
客引きのお兄さんに案内された1軒に入ってみました。

2,480円のコースを頼んでみたのですが、
メニューから料理を選んで、番号で注文していきます。
1回に6品までを注文できますが、料理は小皿で来ますので、
大人数だとあっという間にお皿がからっぽになってしまいます。

5人で合計で30品くらいは頼んだでしょうか。
中には北京ダックもあり、海鮮もあり、デザートもありで
これで1人あたり2,000円というのですから、本当に驚きます。

中華街といえば、昔はもっと単品で味のレベルが高いメニューを
食べに来るというイメージでしたが、
楽しみ方が変わって来ているのかも知れません。

このところ低価格居酒屋が全盛ですが、
なんだか、そんな居酒屋盛衰を見ているようで、
少し心配にもなってしましますが、
時代が変わり、中華街も世代が変わって、
商売の仕方も昔のままとはいかないのでしょうね。

昔と変わらず夜のネオン華やかな街ですが、
これからはどのように変わっていくのでしょうか。

2011年2月21日(月) hiQ編集部 D


宿るのは神様だけじゃない

本日は普段何気なく使っているアノ場所、
それはそれは綺麗な女神さまのおられる、トイレのお話です。

世界的に資源の節約が叫ばれている昨今、
水も大変貴重な資源であることから
いま世界中でトイレの洗浄時に使う水量に制限を設け
節水に取り組んでいます。

トイレ技術の最先端を走るのはやはり日本で、
古くはウォシュレット。
直近ではTOTOが水使用量が世界最少のトイレを開発して
注目を浴びています。

その昔、スーパースターのマドンナが来日した際、
滞在先のホテルにあった
便座ヒーター付きウォシュレット・トイレに感激したというのは
有名な話ですが、
そんな細やかな技術力で
快適なトイレ空間を作ってきたそのTOTOが開発したのは
水量4.8Lで便器を洗浄するトイレです。
この4.8Lという数字がどのくらい凄いのか、
まず現在の世界の1回あたりのトイレ洗浄水量を列記しますと・・・

・欧州 6.0L
・サウジアラビア 6.0L
・オーストラリア 6.0L
・中国 9.0L(都市部のみ6.0L)
・香港 7.5L(海水使用)
・北米、カナダ 6.0L(米国一部地域 4.8L)
・メキシコ 6.0L
・ブラジル 6.0L

と、6.0Lがスタンダードとなっています。
これまでは6.0Lが技術の限界だったわけですが、
もしこれらの国で4.8Lトイレが使われるようになると、
1年間で、黒部ダムの総貯水量とほぼ等しい
2億立方メートルの節水に繋がるそうです。

日本は現在6Lトイレと13Lトイレが混在している状態ですが
2006年以降に施工された住宅用トイレの多くは、
洗浄水量6L以下の節水トイレに切り替わってきています。
もしこの日本国内のトイレを全て4.8Lトイレにした場合、
1年間で東京ドーム76杯分(約9387万L)の節水になるそうなので
これから長い時間をかけながら、取り組むべき課題と言えそうです。

しかし水量が落ちても洗浄力が落ちては意味がありません。
が、この点でもTOTOはぬかりありません。
2009年に中国で行われた
「大便器洗浄能力評価試験」(こんな試験があるんですね)で、
国内外83種のうち第1位と2位だったのがTOTO製品。
水量を落としても洗浄力を落とさない、
その技術力が高く評価されています。

実は私の実家も昨年の建て替え時に節水トイレに切り替わり、
以前と比較して
その水量の少なさと水音の静かさに、
トイレの進化を感じていました。

たかがトイレ、されどトイレ。
毎日お世話になる場所に宿る、
神様ならぬ技術力のお話でした。

2011年2月18日(金) hiQ編集部 M


居酒屋の倒産が過去最多に

厳しい不況が続く中、
昨年2010年に倒産した外食企業は「623件」
というデータが発表されました。

この件数は前年度比で見ますと、
3.6%減という数字に収まりましたが、
倒産した飲食店の割合の3分の1を
「居酒屋」が占めているとのことでした。

この数字は居酒屋業界にとって、
過去最多の倒産件数となってしまいました。

デフレの影響で価格競争が激しくなり、
新聞やインターネットでは連日のように
「格安居酒屋」の登場が話題を呼びました。
例を挙げますと下記のようなサービスが注目を集めました。

◆会員制(入会金350円)の格安居酒屋
◆ドリンクも料理も全て200円〜300円均一
◆15分375円で飲み放題、食べ放題

などなど。

上記の様にお店の側もあの手この手で
お客を呼び込もうと工夫をこらしましたが、
当然ライバル店も値下げに踏み切りますから
より体力のある方が生き残る消耗戦となってしまいました。

ここ渋谷でも邱永漢事務所近くのビルには
「テナント募集」の文字が目立ちます。
以前に入っていたテナントのほとんどが飲食店で、
ランチタイムや会社帰りの時間となると
店員さんの呼び込みや割引券の配布が賑やかに行われていました。

外食産業全体を見渡してみますと、
2011年に入って売り上げは段々と上昇傾向にあるようですが、
まだまだ景気回復の気配は感じられません。

そんな中、一昨日の帰り道、
駅に隣接する百貨店にもの凄い数のお客さんが来ていました。
何事かと思って店内を覗いてみますと、
バレンタインデーのチョコレートが売られていました。

各種の高級チョコ売り場にも行列が出来ていましたが、
皆さんイベント事になると財布のひもがゆるむようですね。

2011年2月16日(水) hiQ編集部 K


あげなきゃ良かったなんて思われないために…

本日、2月14日といえば恒例のバレンタインデーですね。

今年は3年ぶりに平日に当たることから、
例年よりは活発な消費の動きを見せたようですが
ここ数年は女性から男性にというよりも、
親しい友人同士での「友チョコ」や
自分用の「ご褒美チョコ」の需要が多いそうです。

そんな減りつつある?義理チョコですが、
「あげなきゃ良かった」と思う
義理チョコの受け取られ方ランキングという記事がありました。
(http://ranking.goo.ne.jp/column/article/goorank/9870/)

第1位 持ち帰るのを忘れている

第2位 好きだと勘違いされる

第3位 「そこに置いといて」と言われる

第4位 そこらへんに適当に置かれる

第5位「甘いもの苦手なんだよね」と言われる

当たり前といえば当たり前ですが、
受け取る側も基本的な礼儀が大事ですね。
「あげなきゃ良かった」なんて思われたら
お返しも余計に高くつきそうです。

まあ、男側からすれば、
チョコなんてどうでもいいよという意見もありますけれど、
不景気な今の時代、余裕がなくなって
ギスギスした世の中になるよりは
ちょっとした遊び心は残しておいて欲しいと願いたいです。

毎日に刺激を与えるための一種のイベントごとですし、
これからもリアルなコミュニケーションとして
残っていってほしい気もします。

2011年2月14日(月) hiQ編集部 D


モノポリーにハマる

本日は建国記念の日で、
多くの皆さんは休日を楽しまれているかと思います。

休日を家でのんびり過ごす場合、
DVDやゲームなど、様々なレクリエーションがありますが
遅ればせながら、私は今モノポリーにハマっております。

定番中の定番ボードゲームですから
ご存知の方も多いと思いますが
大人になってやってみると、意外な奥の深さに気づかされます。

今回モノポリーにハマったきっかけは、iPadを購入したことです。
iPadのおかげで
本来のボードゲーム版モノポリーで遊ぶのに欠かせない
参加メンバー(4人がベスト)を集めたり、
お金の出し入れをする銀行係が必要がなくなります。

それと、和を尊ぶ日本人には一番ニガテな、
しかしモノポリーで勝つには絶対に重要である
アグレッシブな交渉や駆け引き、買収による土地の独占、
これがコンピューター相手なら心おきなく出来るので
モノポリーが断然楽しみやすくなりました。

モノポリーの基本は土地を買って、家やホテルを建てて
そこに止まったプレイヤーから家賃をもらうというゲームで
普通の双六のようなゴールはありません。
土地を買ったり、家を建てたりしながら、
サークルをぐるぐる廻って、
自分以外のプレイヤーを破産に追い込めば勝ちという、
まああまり友人とはやりたくないようなゲームであります。

土地はサイコロを振って、出目に応じてコマを進めた場所が
誰にも所有されていなければ自分が買えるし、
誰かの所有であれば、家・ホテルの有無、その軒数によって
定められた家賃を所有者に支払います。

この土地は幾つかに色分けされており
同じ色の土地を全て独占しなければ、
建物を建てることが出来ません。
モノポリーとは「独占」という意味で、
まずこれをしないと絶対に勝てないと言ってよいゲームです。

自分が買える土地はサイコロの出目次第ですから、
当然狙っている土地が他のプレイヤーに買われることが多く
そうなると交渉の出番です。
自分の持っている土地や権利、お金と引き換えに
その土地を手に入れるべくチャレンジするわけです。
ここで相手が独占されると自分のリスクになる場合、
そう簡単には譲ってもらえません。

また、土地を買って家を建てるにはコストがかかります。
土地が独占できたからと一気に何軒も家を建てても
他のプレイヤーに支払うお金が足りなければ、
その家を売って支払うことになりますから
どのくらい資金を残して、どこに家を建てるか、
勝つためにはこの匙加減もとても重要になります。

やればやるほど、これは実に面白いゲームで
前回勝てたからと同じやり方をしても、
他のプレイヤーの動向次第で破産に追い込まれたり
運悪くいい土地が手に入らない場合でも
駆け引きによって
わらしべ長者のように勝ち進むこともあります。

運転資金と鉄道や土地建物の管理、
やればやるほど自身の経営戦略を問われるゲームで
全世界に大人の愛好者が多いのも頷けます。
1プレイに時間の掛かるゲームなのでこんな休日にぴったりです。
本日も飽きずにサイコロを振って、大富豪を目指します!

2011年2月11日(金) hiQ編集部 M


核より危険な火山?

近い将来、人類に存亡の危機が訪れるとすれば、
それは「核兵器の使用による戦争がもたらす」
と言われてきましたが、
その核兵器すら全く話にならないほど巨大な爆弾を
我々人類は古代から身近に置いて生活をしています。
それが「火山」だと言われております。

下記にあげるのは大噴火を起こせば、
地球の生態系に深刻な打撃を与えると言われている
「スーパー火山」の一覧です。

1.イタリア・セージア渓谷
2.米国イエローストーン
3.薩摩硫黄島
4.インドネシア・トバ火山
5.ニュージーランド北島のカルデラ群
6.シャツキー海台
7.オントンジャワ海台

先日ウェブサイトのニュースを閲覧していますと、
この火山のうちの1つ
「米国イエローストーン」の火山に異変が見られる
という記事を目にしました。

イエローストーンの地下には
大量のマグマがたまっておりますが、
そのマグマが上昇を始めたというのです。
M5程度の地震も頻繁に発生しており、
一部の学者の間ではその挙動が注目されています。

ではイエローストーンの地下のマグマが大爆発を起こした場合、
一体どうなるのでしょうか。

ウィキペディアには

イギリスの科学者によるシミュレーションでは、
もし破局噴火が起きた場合、
3 - 4日内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸に着き、
米国の75%の土地の環境が変わり、
火山から半径1000km以内に住む90%の人が火山灰で窒息死し、
地球の年平均気温は10度下がり、
その寒冷気候は6年から10年間続くとされている。

とあります。
想像を超える被害が予想されます。

では、対策はどうしたらいいのでしょうか。
答えは「一切無い」とのことで、
もはや観測を注意深く続けるしかないとのことでした。

では「近く噴火」とい書いてありましたので、
いつ頃になるのか調べてみましたところ、
「現在〜7万年」の間となっておりました。

もはや心配するだけ損なのではないかと思えるほど
途方も無い年月なのですが、
地質学上は7万年以内というのは
「近い将来」ととらえるのだそうです。

地球の46億年の時からしたら一瞬のことでしょうが、
私は今年と来年のハイQの編集と、
中国経済のことで頭が一杯ですので、
考える余裕がございませんが。。

2011年2月9日(水) hiQ編集部 K


私の良書

本屋をぶらつくと、ごくたまに良本に出会うことがあります。
先日、久しぶりに熱くなる書籍に出会いました。

大型書店のあるコーナーで本を探していたのですが、
お目当ての本がみつからず、残念だなーと振り返った所、
まさに後ろの書棚にその本がありました。

執行草舟「生くる」(講談社)

手にとって、さっと目で追っただけで、
私はすぐレジへ持って行ってしまいました。

「消費文明社会で、
現代人が見失った生き方の原点を抉り出し、
人生を生ききる・生命を完全燃焼させる
新しい「生き方論」を綴ったエッセイ。 」
〜本書紹介文より〜

私ごときでは本書の内容は上手く説明できませんので
内容はぜひ読んでいただきたいのですが、

実直な著者が選ぶ言葉の重み、
そして文面から伝わってくる真剣な思想に
思わず圧倒されてしまいました。

現代の日本人に不足しているのは、
こういった「気概」なのではないか。

やはり戦後の日本は、
あらゆる面で変わってしまったのでしょう。
その中心にある現代民主主義の矛盾が
本書を読めば痛いほど納得出来るのです。

やはり本は実際に本屋さんで手にとって選ぶのが
最良だと分かります。
わかっていても、最近はネットでも
簡単に書籍が買えますから、
なかなか難しいのですが・・・

今年最初に出会った「私の良書」のお話でした。
皆さまにもいい出会いがありますように・・・。

2011年2月7日(月) hiQ編集部 D


Greed is good?

今日は映画「ウォール・ストリート」の公開日です。
これは1980年代の映画の続編で、
アメリカの株式市場を舞台にしたストーリーです。

80年代の第一弾は、成功を夢見る若きトレーダーが
マイケル・ダグラス扮するウォール街の大物・ゲッコーに翻弄され、
マネーゲームに明け暮れたあげく
2人ともに堕ちていくという話で
この中のマイケル・ダグラス演じるゲッコーのセリフ、
"Greed is good(欲望は善である)”という言葉は
強く印象に残っています。
今回の続編は前作でインサイダー取引で有罪となったゲッコーが
出所後の話になりますが、
今度の彼のセリフは予告編で
"Greed is legal(欲望は合法)”となっています。
何だか現在も続いている
アメリカのマネーゲームを示したような言葉に感じます。

このセリフで思い浮かべたのは
今週起ったチャーリー・シーンの事件です。
チャーリー・シーンはくしくも「ウォール・ストリート」第一作で
ゲッコーに翻弄される若きトレーダーを演じた人物ですが、
その彼が複数人のコールガールとコカイン・パーティのあと、
体調に異変をきたし
病院に搬送されるという事件が起りました。

当然この事件が明るみになったあと、
シーンの行状は批判にさらされたわけですが、
そこで彼が報道陣に語ったのは
「自分は週に120万ドル(約1億2000万円)も稼いでいる。
ちゃんと仕事もしてるし、楽しんで何が悪い?」
というコメント。
正に"Greed is good”を突き進んでいるようです。
このパーティにシーンは約5000万円を費やしたそうですが
人気ドラマに出演し、週に1億稼ぐ彼にとっては
それも妥当な遊興費、ということなのでしょうか。
サラリーマンの生涯賃金が2億円いくかいかないか、
というご時世に、週給1億2000万円とは驚くような話です。

映画ではシーンの実の父親マーティン・シーンが
シーン演じる若者の父親役として出演していますが
映画でも実生活でも
息子のヤンチャぶりに歯止めをかけ切れなかった彼が
何だか気の毒に思えてきます。

欲望は確かに進化の原動力ではありますが、
追求し過ぎると
周りの人たちを不幸にするものかもしれませんね。

2011年2月4日(金) hiQ編集部 M


新連載のお知らせ

読者の皆様、突然ですが、」
ハイQで連載中のグルメコラムといいますと、
どなたの名前が頭に浮かびますでしょうか。

もちろん、「食べる歓び」のJ.C.オカザワさんですよね。

ハイQでは経済の話題の他に
グルメにつきましても大変皆様の興味が深く、
長らくグルメコラムは2本立てで掲載をしてまいりました。

ここ1年はオカザワさんのみの
グルメコラムの連載となっておりましたが、
今回、関西グルメ界を中心に活動され、
様々な雑誌媒体・メディアへの出演で活躍中の門上武司さんが
新連載グルメコラム「今日感会」(こんにちかんかい)を
スタートすることが決定いたしました。

関東のオカザワさん、関西の門上さん
という両輪のグルメコラムによって、
2月は日本全国の美味しいお店を皆様へご紹介いたします。

2月8日(火)スタート
門上武司「今日感会
〜一食たりとも無駄にせず〜

どうぞご期待下さいませ!

2011年2月2日(水) hiQ編集部 K

2011年2月2日(水)〜2011年2月28日(月)


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