新手の広告戦略!?

「旅客機内でプロポーズ、乗客全員シャンパンで祝福」
最近、CNNのニュースでこんな記事がありました。

「以前、旅客機内で出会った2人が
同じく旅客機内で機内放送のマイクを握って
「結婚してくれますか?」とプロポーズ。
女性が「イエス」と答えると機内は大きな拍手に包まれた。
航空会社は乗客全員にシャンパンを配って2人の婚約を祝福。
さらにサプライズでハネムーンの往復航空券をプレゼント」

お幸せに…という気持ちと、同時に
飛行機会社の新手の宣伝広告とも取れるなあと
少し斜に構えてしまいました。

大した経費がかかるわけでもなく、
高感度の高いニュースとして世界中へ
大々的に流されるわけですから、
飛行機会社のイメージアップにはもって来い。
バックアップに積極的なのも納得です。

世界的な景気の問題もあって
街の看板や車内刷りに空白が目立つのも当然ですが、
そもそも今は昔と違って
広告の打ち方自体が変わってきているのではないでしょうか。

ただテレビや雑誌に
広告を流せばいいと言う時代はとっくに過ぎて
もっと身近な、例えば「口コミ」を利用した広告戦略などが
今は最も有効なのではないかと思えるような時代です。
それだけ個人の持つ宣伝力に
注目が集まっているということもあるのでしょうし
見方によっては、より保守的になっているということでしょう。

今後はこういった「一見わかりずらい」広告活動が
増えていく可能性があるなあと考えます。

2011年10月31日(月) hiQ編集部 D


「元寇」「黒船」そして「Amazon」

長崎県の沖で約700年前の
蒙古襲来時に使用されたとみられる元寇船が発見され、
話題を呼んでいます。

数万から十数万もの軍勢で押し寄せた元軍を
二度に渡って追い返した日本でしたが、
その後も、黒船による圧力外交など、
長年、外圧には悩まされ続けてきました。

そして今、新たに襲来したのが米国「Amazon社」による
電子書籍事業の展開です。
年内に日本国内でサービスを開始することが明らかになりました。

日本には「XMDF」という電子書籍の規格があります。
この規格、日本独自の規格であるため、
「iPad」などの世界中の様々な機器を用いて、
電子書籍を利用することができません。

国際規格は「PDF」や「EPUB」といった形式を採用しています。
携帯電話でも同じですが、電子書籍の分野でも
日本は独自の進化を続けてしまっており、
「ガラパゴス」と揶揄される状況を生み出してしまっています。

さらに電子書籍リーダーの各社それぞれで規格が異なるため、
より細分化して覇権を争う群雄割拠の状態が続いてきました。

この場面での
「国際規格と莫大な市場と資金を持つAmazonの参入」。

これは日本の電子書籍市場に大きな影響を与えそうです。

既に国内大手の出版社であるPHP社が
約1000点の書籍を電子書籍として
Amazonに提供することが明らかになっています。
その他の出版社も続々と後に続くことが予想されます。

ユーザーにとってはサービスがより便利に、
より安く、より快適になれば
単純に嬉しいことなのですが、
独自の開発を続けてきた企業にとっては
最大のピンチが訪れそうです。

現在の様なバラバラにサービスを展開する形式を改めて、
各社が一致団結して対抗していかなければ、
たちまち打ちのめされてしまうのではないかと、
注目して見ています。

毎年右肩上がりを続ける日本の電子書籍市場
Amazonの参入で大きな変化が起りそうです。

2011年10月26日(水) hiQ編集部 K


クリーニング・アート

最近、ニュースで知ったのですが、
「リバース・グラフィティ」というものをご存知ですか?

街中の壁などに絵を描くストリート・アートですが、
ペンキやスプレーを使わずに、
何と汚れたキャンバスを「洗う」ことによって描きます。
使うのは漂白剤やブラシなどの掃除道具。
まさに発想の転換、描いても描いても、
街が汚れないというのも面白いですね。



汚れた窓ガラスなどを指でこすって
絵や文字を描いたりしたことって、
みなさんも一度はありますよね。
ようはあれと同じ要領です。

家の窓や床で子供が同じことをしたら、
確実にお母さんに怒られて
「全部綺麗に掃除しなさい」となりそうです。

最近では、このクリーニング・アートとも呼べる
「リバース・グラフィティ」は世界に拡がっているようですが
日本でも見られるのでしょうか。
世の中には面白いことを考える人がいるものですね。

2011年10月24日(月) hiQ編集部 D


中国株に初参戦

Q先生の下に勤めてから早5年。
とうとう中国株に初参戦いたしました。

嫁さんの承諾をやっとこさ得て、
僅かな金額でスタートをしました。
経済や投資への興味が全く無い嫁に如何に中国市場が巨大で、
如何に世界経済が動いているか、
hiQの受け売り10割の知識でひたすら説き続けました。

いざやってみますと、本当に船に乗船しているようで、
昨今の大嵐の中、振り落とされそうなところを
必死にしがみついている状況です。

嫁さんからは毎日のように「全然上がらないじゃん」
と心無い一言を言われています。
「そんなにすぐ上がるわけないだろ」「どっしり構えるのが男だ」
と言っていますが、足元は震えています。

株は小心者には本当に向きませんね。
毎日ハラハラしています。

でも、少しでも不安材料が出ると、
株価が一気に下がりますので、
投資家のほとんどが自分と同じ臆病なのかもと考えて、
少しだけ自分を慰めています。

乗った船は出航の帆をはりましたが、
中々うまく風に乗らない様子。
「止まない嵐はない」というQ先生のお言葉に勇気を頂いて、
少し勉強をしてみようかと思います。

2011年10月19日(水) hiQ編集部 K


もう曲目探しで悩まない!

本日、10月17日は
全国カラオケ事業者協会が制定した
「カラオケ文化の日」なんだだそうです。

そういえば、カラオケなんて最近は
ちょっとした付き合いでしか行かないなあという方も
多いかもしれません。
今はいろいろなレジャーがありますからね。
しかし、一頃よりも伸び悩みが続くカラオケ市場ですが、
今では街のカラオケボックスに入っても
いろいろサービス向上している印象です。

私もたまにしかカラオケに行く機会がないので、
誘われて行ったときには、毎度と必ず言ってもいいほど
「歌いたい曲目が思い出せない」ということが起こります。
サビのフレーズはわかるんだけど・・・
肝心の曲目だったり歌手名だったりがわからない。
歌いたいのに探せない・・・本当にもどかしい状態です。

しかし、やはりといいますか、
探してみたらやっぱりありました!
「midomi」というiphoneアプリです。
無料ですので、ダウンロードして立ち上げれば、
何と携帯に向かって「鼻歌を歌う」だけで、
曲目を検索をしてくれるのです!
しかも、かなりの精度で検索ができますので
仲間の誰かがインストールしていれば
もうカラオケの曲目探しで悩む必要は無いかもしれません。

でも一番いいのは、自分の十八番の曲目は、
“いつか”のカラオケ用に
常にリストアップしておく方がいいかもしれませんね。

2011年10月17日(月) hiQ編集部 D


知識が無いと損をするパソコン購入

週末にパソコンを購入するため家電量販店に行きましたが、
かなりくたびれるセールスを受けました。
それというのも、店内のPOP広告に貼ってある料金が分かり辛く、
パソコン本体を購入したいだけなのに、
あれこれとサービスを申し込むと何円引きだとか、
このカードを作ればポイントが1%加算されるとか、
料金体系が不明すぎて分けが分かりませんでした。

幸い、パソコンを使う仕事についていますから、
多少の知識がありましたので、
本当にいるものといらないものの区別がついて、
選択することができましたが、
あまり知識の無い方だと全て契約してしまって、
とんでもないことになってしまうようなメニュー内容でした。

実例を挙げますと、
最近のパソコンにはほとんど無線機能がついていますので、
家に無線の環境があれば、
ケーブル無しでインターネットを楽しむことが出来ます。
そこで、POP広告にはパソコン本体を購入された方には
「無線機器の値段を3000円引き」と書かれていました。

これはオトクだなと思ったので聞いてみると、
小さく「当社指定の機器に限る」という言葉が入っていました。
無線機器の値段はピンキリで安いものは3000円台からあります。
この"指定の機器"は12000円もする上位機種でした。
一戸建てなどではこれくらいの機種が必要かもしれませんが、
マンションでは数千円の機械でも十分使えます。

色々値段には仕掛けがあるので、
よく条件を聞いておかないと、
使わなくても良いお金を使ってしまうかもしれません。

昔、某携帯企業がパソコンの通信機器を
道端で無料配布している光景を思い出しました。
理解出来ていないお年寄りにまで
無料だからと渡していたのです。

お店側もパソコン購入のサポート担当の方が
営業も兼ねていますので、
やはりユーザーのことを考えた売り方というのが根付くのは
とても難しそうです。

接客してくれる人によって、安く買えるか、
高くつくかが分かれるというのはどうなのでしょうか。
あの売り方では、いずれ問題になるかもしれません。

2011年10月12日(水) hiQ編集部 K


自転車もルールを守って

最近は街で車道を走る自転車の数が増えました。
数年前からの自転車ブームで
通勤や通学に自転車を漕ぐ方が増えているそうです。
私もかつて自転車通勤をしていたことがありましたが、
当時は恐らく今ほどの混み具合ではなかったので、
スイスイで通勤できたものです。

このところ「ピスト」と呼ばれる自転車が問題となっています。
いわゆるブレーキを装備していない競技用自転車で
若者を中心に流行っているそうですが、
事故が多発していおり、摘発が相次いでいます。
ブレーキが付いていないのにどうやって止まるのかというと、
漕ぐのをやめれば止まるという構造で、
公道を走行した場合は
5万円以下の罰金が定められているそうです。

私が乗っていた自転車はロードレーサーというものですが、
当然、ブレーキは効きが悪くなれば、
ブレーキパッドの交換をしたりして
しっかりと点検する部分です。
車道を猛スピードで走るわけですから当然なのですが、
ブレーキなしで車道を走る人が居るなんて、
なんて命知らずなんだろうというのが率直な感想です。

本来はみんなで作る交通ルールですから、
一部の人たちがそのルールを乱すことによって
安全運転のライダーに迷惑がかかるというのも
しっかり考えてほしいものです。

2011年10月10日(月) hiQ編集部 D


「実務手帖」表紙のコメントは世相を反映

邱永漢の実務手帖2012が好評発売中です。
すでに例年の倍のペースで売れ行きを伸ばしています。
たくさんの方へ手帖をお届けするため、本日も発送を行っております。

ところで、実務手帖の名物といいますと、
表紙カバーに書かれたQさんのコメントが挙げられると思います。

このコメント企画は実務手帖の誕生してから
今日までずっとカバーの表紙を飾ってきました。

今年、2011年は世界不況、自然災害、など様々な苦難がありました。
2012年の手帖コメントはQさんから
こうした苦難に立ち向かうための心構えが綴られています。

2011手帖表紙コメント

狭い日本で勝負をするな、
災難はまたとないチャンス。
八百長とわかるような下手な相撲をとるな


さて、本日は過去に遡って
Qさんの手帖コメントをご紹介いたします。

2006
国境の壁はもうすぐなくなります。
理性を以ってアジアの未来を切り開きましょう。
新しい時代はもうはじまっているのです。

2007
行き詰ったら、思い切って方向転換をしよう。
過去にとらわれるな。
固定概念にしばられるな。
壁にぶつかった所から
新しい道がひらける。

2008
アジアの時代です。
いがみあう人が目立つ時がチャンスです。
過去にこだわるより未来を築く人になりましょう。

2009
アメリカは雨でも、
アジアは晴れ。
海外収益のふえる波に乗って
私たちも頑張りましょう。

2010
百年に一ぺんのピンチは
百年に一ぺんのチャンスです。
見える景色の
向うを見ましょう。

2011
お金でお金の後を追うな。
アジアに戻ってみんなで付加価値をつくり出して分け合おう。
違う世界が見えてきますよ。

如何でしたでしょうか。
来年の手帖コメントを眺めながら、
2012年の生き方を考えて見ませんか。

実務手帖はこちらからご注文できます

2011年10月5日(水) hiQ編集部 K


本日より「実務手帖」の販売スタート!

毎年ご好評をいただいております、
「実務手帖」のお知らせをする季節がやって参りました。

来年の2012年版も、毎年ご愛用の皆様の為に工夫を凝らし、
より使いやすい手帖を目指しました。

※1冊 定価 1,000円(税込) で
<国内送料無料>でお届け致します。
(※手帖の発送については本日より順次発送予定)

さっそく来月から使うことができますので、
早めに予定を書き込んで、一足先に来年の展望を!
どんな1年にするのかは自分次第…
まっさらな手帖に予定や目標を書き込む時ほど
ワクワクと楽しい時間はありません。

皆様からの沢山のご予約をお待ちしております!

→「邱永漢の実務手帖」販売ページへ
(※上のバナーからもご購入いただけます)

2011年10月3日(月) hiQ編集部 D

 

2011年10月3日(月)〜2011年10月31日(月)


ホーム