犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第79回
化粧品カウンターが怖くなくなる本

最近話題になりつつある本、
「これを読まずに化粧品カウンターへ行ってはダメよ」
を買いました。
アメリカでベストセラーになったという本の和訳が
ついに日本に登場しました。
著者はポーラ・ビゴーンさんです。

この本は化粧品の批評付辞書ともいえるような本です。
グルメ本でいうザガットのような本です。
ブランド化粧品や高い化粧品が必ずしもその値段に
見合う効果をもたらすとは言えないということを
化粧品の成分と実際使ってみた感想を元に一つ一つの
製品にコメントしています。

化粧品選びは女性にとって楽しくて難しい作業です。
化粧品は膨大な数の製品が続々と発売され、
しかもいまだにややこしいネーミングがつけられているため
覚えたくても覚えられない状態です。
結局はいつも使っている製品を買ったり、口コミをあてに
してみたり、雑誌や販売員の情報をあてにしている方が
多いと思います。
雑誌で紹介されている製品はメーカーの息が
かかっているのではないか。。と心の中で疑ってしまいます。
自分の感で宣伝とは無縁そうな一般のコスメマニアの方の
コメントはあてになるかも知れない等と考えてみるのですが
実際のところはわからないことだらけです。
化粧品カウンターに一度座ってしまえば
あとは、販売員さんのペースに巻き込まれてしまいがちです。
原因は私たちの商品知識の希薄さにあります。

ポーラさんのこの本はそういった悩みを減らしてくれます。
この製品にはこういう成分が含まれているという知識が
増えれば少なくとも製品を選択する基準が一つ定まります。

化粧品の原価は実際の製品よりもずっとずっと低価である
と聞いたことがあります。 広告宣伝費が値段を持ち上げて
いるとか。
この製品を使えばこんなに綺麗になれるんだ!という
思い込みは美容効果上大切だと思います。
ですが、実際に美容効果の高い製品に出会えるのであれば
それに越したことはありません。
イメージだけよくて実際にほとんど有効成分が含まれていない
製品にお金をかけるのは無駄使いです。
もし製品や成分の知識が豊かになれば、今後の化粧品代が
だいぶ節約できることになります。

ポーラさんはアメリカ人で、本に出てくるのもアメリカで販売
されている化粧品メーカーです。資生堂USAもでてきますが。
それにあくまでもこの本がスキンケアの全てを語っているとは
言えませんが、この本を読めば化粧品カウンターから足が
遠ざかるというようなことがなくなると思います。
「知識は美なり」です。


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