犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第99回
ありのままの自分探し

独身時代にはよく友達と結婚談義をしたものです。
「どんな人と結婚したいか」は永遠のテーマだと思います。
人それぞれですし、これという正解もありません。
10代の頃は、ルックスとかスポーツができるとか面白いとか
そういう所にポイントが集まりがちです。
20代になると、学歴とか会社とか年収とか性格などにポイントが
集まるようになってきます。
30代になると自分と生活をしたらどんな風になるかなども
大切なポイントになってくるようです。
結婚相手に求めるポイントは自分が重要だと思っている
価値観の表れかもしれませんね。

ところで、私がこれまでの結婚談義の中で
「これは、いい!」と思った意見があります。
「ありのままの自分でいられて
 相手のありのままを受け入れられること。」
「お互いの成長を助け合うことができる人。」

ありのままというのは、
飾らず偽らずそのままの自分の姿でいるということです。 
ありのままって簡単なことでしょうか?
簡単なことのはずなのに意外にやっかいです。
人は知らず知らずのうちに
自分を自分でコントロールしながら生きています。 
例えば、子供の頃に親や先生から
「何でも頑張りなさい」と言われて育った為に大人になっても
『何でも頑張らなくちゃいけないんだ』と頑張ってみたり。
恋人が「女らしい人が好き」といったのがきっかけで、
洋服も着飾ったり、お料理もお掃除も何でも頑張って
言いたいことも我慢したりして。
自分では『これでいいんだ』と思って頑張ってみても、
頑張ったことに見合うだけ
(親や恋人や周りの人の期待通りの)の会社に入れなかったり、
恋人に振られたりしてしまうと、自分を責めたり、
自信をなくしたりしてしまいます。
その内に本当の自分がどう考えてどういう姿であったのか
わからなくなってしまうことがあります。
そうなってしまってから、
ありのままの自分が一番といわれてもわからないのです。

ありのままでいるって、
言いたいことをいってやりたい事をやること?
ありのままと我侭とは違うの?
ありのままの自分がわからないから
相手ともどういう風に接したらいいのかわからないのです。
そして知らず知らずのうちに相手が
自分の欲求を満たしてくれることに期待してしまうのです。
それが結婚相手に期待することに通じているのだと考えられます。

ありのままとは、相手のことも思いやりながら
自分の事も大切にすることです。 
わがままとは、相手のことを無視して
自分のことだけ大切にすることです。
逆に自分のことを軽視して、相手のことだけ尊重するもの
本来の自分を押し殺し、ありのままの自分でないことになります。

ありのままってとても簡単で楽そうな事なのに、
ありのままの自分がわからないと遠い道のりに感じます。
その為にはやはりありのままの自分を探して
ありのままの自分を受け入れて
好きになることからはじめることが大切です。
ありのままの自分を探すことは
今私の中で大きなテーマとなっています。


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