お金の貯まる人はここが違う

お金との"付き合い方"指南

第74回
十円玉を拾わないような人に、お金は寄ってこない

お金をたいせつにすると、
お金はどんどん集まってきます。
まず、小さなお金だからといってバカにしてはいけません。
私たち人間社会で言えば、
下っ端の人間だからといってバカにしてはいけないのと同じ理屈です。

「一寸の虫にも五分の魂」ということわざにもあるように、
周りの人から、あの人は立派だといわれるようでないと、
多くの人に支持はされません。
同じように、「一円を笑うものは一円に泣く」
という格言も肝に銘じたいものです。
最近では、一円はあまり見られないようになりましたが、
たとえ十円でも同じことです。
十円足りないと電車に乗れないことだってあるのです。

大きなお金は、小さなお金が集まってできたものですから、
小さなお金でもバカにしてはいけないのです。
駅にある自動販売機で切符を買う。
そんなとき、よく十円玉を落としても拾わない人がいます。
拾わないどころか、落としても平然としている人もいます。
そういう人は、お金とはあまり縁のない人です。
もちろん私は、一円落としても拾います。

また、市場などに行くと、よく一円玉が落ちていますが、
それを拾う人はめったにいません。
拾うために要するエネルギーのほうが一円より大きいのかもしれません。
でも、基本的には、たとえ一円であってもだいじにしないといけない。
そうした心がけを持つことが、お金に好かれることにつながるのです。
他人がみると、お金は家についているものと思われがちですが、
ほんとうは個人につくものです。それも、たいせつにする人につくものです。

たいせつにしてくれる人がいなくなると、
たちまち、たいせつにしてくれるほかの人を探して出ていってしまいます。
お金のほうで人間の善悪の区別まではつかないようですが、
やさしく扱ってくれる人、自分を可愛がってくれる人のところへは
どこへでもついていくのです。
ついて行くだけではなく、仲間まで連れてきます。
そういう習性がお金にはありますから、
いつも可愛がるようにしなければいけないのです。
可愛がってさえいれば、
お金は、自分たちの仲間まで呼び集めてくれるのです。





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2016年1月27日(水

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