お金の貯まる人はここが違う

お金との"付き合い方"指南

第78回
「ぜいたく」でバランスをとってこそ節約もできる

一般の家庭をみると、
ムダ遣いをしないようにということばかり子どもに教えていますが、
ほんとうにお金の値打ちをわからせるためには、
ぜいたくを教えるのも、バランスをとるうえで必要なことです。

ぜいたくとは何かということがわかれば、
倹約がどういうことかも自然とおぽえるものなのです。
ぜいたくをしたければ、お金も儲けなければならないし、
貯金もしなければなりません。
ぜいたくすることの素晴らしさを知って、
もう一度この素晴らしさを味わうために頑張ろうと発奮することになるわけです。

バランスという点からいうと、
むかしから、「嫁をもらうときにあまり身分の違う家からもらうな」
と言われますね。
それは、貧しい家庭に育った人は、
お金を使うことに慣れていない。
そういう人がお金を自由に使える身分になると、
金銭感覚がおかしくなってしまう心配があるからです。
ですから、似たようなバランスのとれた家から嫁をもらうと、
割合いにうまく行くようです。

貧しい家に育った人が間違って大金持ちの家に迎えられると、
必要以上に威張ったり、必要以上にお金の力を過信する傾向があるようです。
ですから、お金とつきあうにも、
バランスがとれた形がいいんです。
お金を貯めるには、もちろん倹約がたいせつなんですが、
それとバランスがとれた形で、ある程度ぜいたくをしてみると、
極端な欲求不満に陥らずに、お金への感覚が身につくのです。





←前回記事へ

2016年2月5日(金

次回記事へ→
中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」

ホーム
最新記事へ