元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第71回
「マクロビオティック食養生法」って何?

「マクロビオティック」という
ちょっと舌を噛みそうな食事療法について
あなたは聞いたことがありませんか?
退院後、友人たちに、
「僕は「マクロ」という食事療法でガンの養生をしている、
お蔭で再発もしなければ転移もないんだよ」と話したら、
「え〜? マグロを食べてガンを治すの?」と
早とちりした仲間がいましたが、
魚のマグロではありません。
マクロです。

マクロビオティックとはギリシャ語が語源です。
「偉大なる生命」という意味で、
大雑把に言うと、自然と命を共有する、
そうした食事の考え方と覚えておいてください。
また、日本より先に食卓汚染の洗礼を受けた、
欧米のインテリや女優たちの間で
注目された食養生法と覚えておいてもよいと思います。

この食事療法の理屈については、
おいおい分かりやすく解説していきますが
別に外国人が考案した食事療法ではありません。
日本の伝統食である玄米菜食を中心に
日本人の医師たちが考え出した食養生法です。
これが自然宇宙の生命エネルギーとの係わりで理論化され、
まずアメリカで注目されました。
そして、いま日本に逆上陸して
再注目されているといったらよいでしょう。

僕が「担癌者ジャーナリスト倶楽部」という
患者と家族の情報交換ネットワークを
主宰していることは前に書きましたが、
そのメンバーを中心に、
春夏秋冬、季節毎に開いている
「マクロビオティック料理を楽しむ勉強会」にも、
定員を超えるガンの患者さんや家族の皆さんが
集まってくるのには驚きます。
こんどは2003年の1月に開催する予定です。
あなたもどうですか?


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2002年11月6日(水)

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