元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第225回
ショウガを頭に擦り込む?

さて、大根やねぎについで、
薬効のある食材といえばショウガです。

●ショウガ
ショウガの辛味成分のジンゲロンは神経麻痺作用と、
殺菌作用をもっているので、
下痢や腹痛、風邪、腰痛などにも効果があるようです。
また、シメラールやジンギぺロールといった芳香成分もあるので、
生臭い魚の煮物に添えたりすると臭い消しになる食材です。
・ のどの痛み…熱めの湯にショウガを摩り下ろして
            蜂蜜やメープルシロップを入れて飲む。
・ 喘息の発作…ショウガのおろし汁を
背中の両肩甲骨の間に擦りこんでマッサージ。
または、ショウガの煎じ汁に塩を少々加えて
温湿布する。

僕はまえにも紹介しましたが、
金時ショウガという粉を買って来て、
体が冷えたときにお湯に溶かし、
メープルシロップを少々入れて愛飲していますが、
これは結構、体を温めます。
また山村慎一郎さんの実験では、
薄くなった頭の毛に、
ショウガ汁にアルコールを少々加えたものを
脱脂綿につけて、よく擦り込むと多少効果があったといいます。

拙著「しなやかな玄米菜食」にも書きましたが、
僕は硬膜下水腫の頭痛もちで、
頭に水が溜まって「脂かさぶた」となって噴出するのですが、
これを「里芋ショウガ湿布」で治したことがあります。
バカなオヤジだと笑わないで下さい。
時間がないときは、ちょっとピリピリしますが、
金時ショウガ粉を頭に擦り込んで洗います。
ステロイドでも治らない頭の発疹が不思議と治まります。

僕もだんだん、よる年波で、
髪の毛が細くなっていますが、
毛が増えた感触はありませんから、
ショウガの薄毛防止効果については分かりません。
しかし1個、20円、30円のショウガで
体の変調が整えられると思うと、
「おばあちゃんの知恵療法」もなかなかと思いませんか?


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2003年4月9日(水)

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