元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第460回
養生上手のメールがたくさん来ました

僕の「耳穴・尻穴」騒動の最中にも、
変調SOSのメールが全国の仲間から入っています。
ガンの患者ばかりか、
それを看護している家族にも
ストレスが溜まるものですから、
ちょっと体調が心配になると
病院の検査に出かけるのですが、
結局、確たる処方が分からずに、
あれこれ自宅で手当法や養生法の工夫をしているようです。

「母は心配症で肺ガンも大丈夫だといっているのに、
また今日近くの大病院で肺のCTをとりました。
おかげさまで異常なし。
私もブラックジンガーやキッポー(吉報源)を飲んで、
邪食に負けないように工夫しています。
排毒、排泄、排便が快調です。
関根さんは耳穴にビワの葉温灸器を当てたんですか?
ふふふふっ、私は目や瞼にやって
気持ちよかったんですけど。お大事に」
海外出張中の横浜の桂子さんからも
奇妙なビワ温灸体験メールが届きました。

「関根さんが以前より
コラムに書いて下さっていたお陰で
天候の変化、季節の変わり目、
秋の長雨による術後の鈍い痛みなどを
酷く恐れることなく
”うーん、このことなのねー。”と体験してます」
このメールは、ニューヨークで
抗ガン剤の副作用と闘っている
Gさんという女性からのものです。

「ガンを患ってから私も低体温になりました。
先日、予想もしていなかった
激しい痙攣が全身を襲い、慌ててしまったのですが、
温熱療法を受けていたのがよかったと思います。
大怪我をせずに済みました。
いまは、もっぱら、こんにゃく湿布の代わりに
イギリス製の湯たんぽ2つを駆使し、
5本指ソックスと普通のソックスの
重ね履きを実行しています」
こちらは肺ガンから脳転移したにもかかわらず、
養生の工夫で10年間、
明るく生き延びている女性のOさんからのものです。

まえにも書きましたが、
古来中国に「久病良医」=長患いした患者ほど名医になる
という諺がありますが、
ガンに克つ! 延命力を掴む!には、
メスと薬に頼るだけでなく、
患者のしたたかな養生の知恵が必要なのですね。


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