元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第626回
年金未納議員に命は預けられぬ

いま、国会議員の年金未納問題が騒がれています。
保険料負担アップ、支給額減額!
年金改正ならぬ年金改悪が
“与野党談合”の中で推し進められている最中、
行政の執行者である主要閣僚たちが、
年金を納めていない。
いや、支給額の低い国民年金など
当たり前のように蔑視していた事実が明るみに出て、
国民の大半が、
その政治モラルの低下に改めて
ゾーッと慄いたわけです。

己たちは年間400万円以上の
高額の議員年金に胡坐をかき、
下々の受ける年間60万円の国民年金など
行政執行や立法立案の与野党議員たちが
軽視するのは当たり前だろ!というわけです??
こんな連中に、
これからの長寿難病時代の将来を任せていられるか?
腹の底で怒り心頭に来たのは僕だけではないでしょう。

議員の前身を洗ってみれば分かることですが、
大半が世襲議員か、若いころの“風来坊”で、
フツーのサラリーマン生活も、自営業生活も
そのお金に関する苦労がわかりません。
まじめに働いて、まじめに税金を納めるといった、
当たり前の暮らしを体験してきた人が何人いるか?
これは大いに疑問です。

まあ、反省を求めても
ご存知のように
「年金未納は犯罪ですか」
「うっかりミスだ」
「年金制度の分かりにくさが悪い」と
シラをきることだけには長けていますから、
こんな連中に命の保障を
審議してもらう――心待ちにしていたのでは、
ガンを抱えた僕などは寿命が持ちませんから、
いつも書いているように、
自前で医養生や食養生に励むばかりか、
元気で長生きのためには
財養生が大切だと、
「中国株で大成金なる次の一手」といった本も書いて、
「悪い世の中を生きる知恵は自学自習ですよ」
と説いているわけです。

4年前に「大成金のすすめ」を書いたときには、
大いに顰蹙を買いましたが、
いまや「大成金」は
「小年金」の反意語だと分かって貰えたようで、
多くの皆さんから声援をいただいたのは
嬉しいことでした。

というわけで、HiQの日刊連載のほかに
「気がつけば、あなたも大成金」というコラムを書き始めました。
「大号外」というサイトですので、
暇なときには覗きに来てください。


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