元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第716回
個室のラジウム温泉も楽しめる

昔から評判の温泉地とは、風水学から見ても、
良い運気の集まる場所である――
とくに北投石が放つ
ラジウム温泉の秋田・玉川温泉と
台北・北投温泉にはマイナスイオンが多くて、
体内の新陳代謝を良くする――
こうした「温泉養生のすすめ」の話の続きを進めましょう。

北投温泉の中腹・地獄谷のあたりで、
昔ながらの温泉を味わうことができます。
ただし、公衆風呂に入るときはフリチンはいけません。
日本と違って、
水着と海水帽着用が習慣ですから注意しましょう。

一度は体験すべきは、
台湾に現存する最古の浴場・大衆浴場の瀧乃湯です。
日本が占領時代に開発したものですが、
昭和天皇が皇太子時代に入浴したという由緒ある温泉で、
ここは男湯、女湯、家族風呂があって水着ナシでもOK。
価格も大浴場70元、家族風呂100元(約300円)ですから
気楽に楽しめます。
気楽に楽しむ大衆風呂といえば、
もう一軒は北投公園内にある公共露天風呂。
平日は20元(60円)。
こちらは混浴で水着着用義務あり。
まえに紹介した道端の温足湯は無料ですから、
もちろんこれはオススメです。

この地獄谷周辺には、
台北市内からの日帰り温泉旅行も楽しめる、
時間貸しの温泉施設が密集しているわけですが、
僕たち夫婦は
さらに山を上った、
春天酒店という高級ホテルに泊まりました。
このホテルは、ジャグジーや打たせ湯、
そして岩盤浴など、
10種類以上の温泉が楽しめる露天風呂があること、
そしてそれぞれの部屋でも
個人用の温泉が楽しめることが特徴です。

浴槽は観音石でできており、
粗めの石材なので、水分がたっぷりと染み込み、
お湯の温度を維持する効果があるので
最高の気分を味わえますから、
もし台湾に行く機会があれば
検討してみてはどうでしょうか?
http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10159.html

温泉養生がいかに心身を豊かにし、
自然治癒力や免疫力を高めるか?
ともあれ、いろいろな治療法や養生法の組み合わせで、
幸いにも1年、2年と延命力を掴んだ患者さんには、
ぜひガン病棟に足しげく通うのではなく、
良い運気の充満する温泉地を巡ることをお奨めします。
気風水がもたらすマイナスイオンによる
新陳代謝効果が高まり、
心身ともに癒されるはずだからです。


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