元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第805回
「私も大腸摘出手術をやめました」

ガン克服の鍵は「患者自体のこころ」にある――
この賢い患者学の原則を貫いて、
とうとう人工肛門にもならずに、
大腸カルチノイド=低悪性のガン様腫を治療することができた
女性の話をしてきましたが、
つい先日、やはり、
潰瘍性大腸炎を「切らずに」治した――、
マクロビオティック玄米菜食法の励行で快癒したという
カナダ在住の女性からメールをいただきました。

           *

「こんにちは。
この度、一言御礼申し上げたくてメールいたしました。
いつもホームページ楽しく拝見しております。
最初に関根さんのページを見始めたのは
かれこれ二年前です。
それで、マクロビオティックのことを知り、
患者も今の時代賢くならなければ、と言う
関根さんの意見に大いに賛同いたしました。
さかのぼって、関根さんの書いた記事を全て読み、
関根さんの本も読みました。
食道ガンの関根さんが、治って、
どうして潰瘍性大腸炎の私が治らないわけがあろう。

とりあえず、試してみる価値があるに違いないと
マクロビオティックを始めたのが去年の4月です。
その頃、既に担当医と
大腸摘出の手術の日程まで決めていました。
ところが意に反して(?)
体調は見る見るうちに良くなり、
夏には誰もが明らかに違いが分かるくらいに健康的になり、
秋からは
マクロビオティックの料理教室に通えるようになりました。
勿論手術はキャンセルです。
その後、もっとマクロビオティックのことを知りたいと思い、
今年の1月にはアメリカにある
クシ・インスティチュートに学びに行ける位まで回復したのです。
今はまったく症状はありません。
私は今バンクーバーに住んでいます。
主人がカナダ人なのでこちらに移住しました。

私の病気次第で日本に何年滞在するか
分からない状態だったのですが
今はお蔭様で
何の心配なくこちらでの生活をエンジョイしています。
今度は私たち夫婦で
英会話学校のビジネスを始めようかと目下検討中です。
こんなことができるようになるとは
10年間この病気を患ってきた私には夢のようです。

この度、関根さんの記事のおかげで
元気になっている者が此処に一人いるということを
お知らせしたくてペンを取りました。
本当にどうもありがとうございました。
どうぞ、養生しながら楽しい記事を書き続けてくださいね。
応援しています」

           *

うれしいメールですね。
まさに、患者自身が納得して治療法を選ぶ、
賢い選択だと思いました。


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2004年11月9日(火)

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