元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1028回
続・龍が上空を飛んだ???

中国の友人から、
トンでもない怪ニュースが飛び込んできた――、
「things happen!
 dragon (we think so) that showed up since last two week.」
つまり、
「5月末から6月にかけて2週間、
 上空を龍が飛んた!」という話の続きです

ま、前回も書きましたが、
龍は、古代から祥瑞・吉兆をよびよせる
めでたい兆しとされてきましたから、
「中国・吉林省・通化市の上空に龍が飛んだ?」
という怪ニュースが、
大騒ぎになったのも無理はないでしょう。

しかし、中国も4000年の大昔とは違い、
いまや経済成長の最前線の国ですから、
報道自体もおどろおどろしいものではありません。
以下、さらに、この事件を報道した
「長春・新文化報」の翻訳抜粋の続きです。

          *

長春<新文化報>
2005年5月28日第六版社会新聞報道――、
本紙通化消息より、(記者 楼志広)

振國薬業は海抜400メートルの場所に位置し、
周囲は山に囲まれており、
周辺は2、3の製薬工場が分散しております。
市内の繁華街と住宅地から離れているところです。

午後4時頃、記者がこの製薬工場を訊ね、
蔡さんから
「私共の監視カメラ設備は全部で5台あり、
 工場全体を監視できるようになっています。
 カメラのひとつは
 事務所の建物の正面から撮るもので、
 このカメラが今回の不思議な現象を撮りました」
と伺いました。

この奇妙な現象について、
通化市気象局の専門の話では、
画像が撮られた夜は雨空のため、
白いらせん状のものは
「球面稲妻」による可能性が大きいと話しています。

         *

さあ、不景気で不安なニュースばかりが
新聞やテレビで飛び交う時期です。
あなたは“一服の清涼剤”のようなニュースとして
痛快に感じたでしょうか?
それとも、馬鹿馬鹿しい話だと失笑したでしょうか?
ま、それは、読む人の心の持ち方次第でしょう。

日本でも、江戸時代の寺島良安が
「和漢三才図会」に紹介しているように、
龍は、頭は駱駝、角は鹿、眼は鬼、耳は牛、
項(うなじ)は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、
爪は鷹、掌は虎に似て描かれており、
まさに、古来、森羅万象をつかさどる
“万能エネルギーの源”と発想された霊獣ですから、
僕は、単純に「これは吉兆!」と楽しく読みました。

ちなみに、そのうち、単行本に書こうと思っていますが、
風水学の「三元九運」の大運で判断すると、
2004年から2023年の20年間(この期間を下元八運という)は
「東北方位が吉兆」とされています。
中国の東北地区=吉林省の奇怪なニュースは、
ひょっとすると、経済急伸の前兆かも知れない・・・
などと思いながら、
中国株の“将来銘柄”も、
いくつか物色しているところです。(^0^)

長春<新文化報>2005年5月28日第六版
觀看有關過去兩週在通化振國藥業所發生的奇景

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2005年6月20日(月)

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