元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1337回
鵜沼式・9つの簡単気功法

日常、ちょっとした時間に出来る
「気功法」とはどんなのもがあるか?
季刊「いのちの手帖」で連載中の
鍼灸師であり、気功師である、
鵜沼宏樹さんが「がんを治す在宅療法大事典」※1
分かりやすく解説しておられますので、
そのポイントを紹介しておきます。

以下、9つの「鵜沼式・簡単気功法」を紹介していきますので、
退院後の患者さん、再発転移の不安を持つ方、
もちろん、健康なみなさんも、
ぜひ習得してみてください。

             *

【生活のあいまに取り入れる簡易気功法】

ここで紹介するほとんどの気功は
一回数分間で終了し、動作も少ないきわめて簡単な功法です。 
日常のちょっとした暇な時間に、
あるいはシャワーを浴びながら、
電車で移動中に、
また昼休みの時間を利用して練習することができます。
練習は簡単で単純ですが、
その自然治癒力を高める効果はかなり期待できるものです。

中国の気功の世界では
「ウソの教えは万巻の書物ほどあるが、
真伝というのはひと言で終わるものだ」
あるいは、「真伝というのは、障子紙のようなもので、
ひょいとつつけばすぐ破れる」などといわれます。

これは、実際役に立つ気功のコツというのは
しごく単純なものであることを表わしています。
ここでは九つの功法を紹介します。

●站功(たんとうこう)
站は立つとか立ち止まるの意味で、
鉄道の駅の意でもあります。
北京駅は北京站といいます。
站は古い字で椿で、杭のこと。
つまり站とは杭のように立つということです。

代表的な静功のひとつで、
もともとは武術の世界で爆発力と打たれ強さを
獲得する方法として行なわれていたものを、
1950年代に上海気功療養所の基本功として
採用されたことによって、
広く気功のひとつとして普及されるようになりました。

杭のように立つためには、
上虚下実の姿勢と、
雑念をなくして、
あることに集中できる精神状態が要求されます。
この要求が満たされれば、
どんな立ち方をしてもよいわけです。

※1 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576051679/qid=1145223561/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-6150454-7875513


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2006年4月25日(火)

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