元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1405回
ガン常識のウソ

6月17日の『ガン患者とアンチエイジング』の
市民講座を聞いた人なら分かったはずですが、
いのちを上手に掴む究極の秘訣とは、
やみくもに大きな手術を繰り返したり、
強い抗ガン剤を続けていくことではないのですね。

ガン宣告が、そもそも、急性老化病への警告、
人生のイエローカードですから、
ここであわてたり、あきらめたりしないで、
レッドカードにならないよう、
治療、養生、処世観を統合的にしっかりと組み立てて、
自分のサイズにあった次なる「人生計画」を
ゆっくりと設計する、スローヘルスな姿勢が大切です。
ガン宣告即=死ではありません。

この講座の基調講演で、
キャンサーフリートピアの三好立医師は、
「ガンを大量の抗ガン剤で一気に叩きのめそうなどと
早合点せずに、“引き分けでいいじゃないか!”と思って、
休眠療法のような新しい治療にも挑戦すれば、
転移ガンで手の施しようが無いと宣告された患者でも
何年も小康を保つことが出来る」と講演されました。

続いて、自ら前立腺ガンを、ちょうど日本でも解禁された
放射線の内照射=ブラキセラピー療法を探し出し、
2泊3日の入院治療で生還した体験者の藤野邦夫さんは、
欧米の医学書翻訳家という仕事柄、
最新の放射線治療や抗ガン剤治療、
はたまた、代替療法を含めた
ホリスティックな療法を紹介し、自分はもちろん、
いかに多くのガン患者が上手に延命しているかを報告しました。

多くの参加者が耳をそばだてて聞き、
スローエイジング、スローヘルスのヒントを得たことだと思います。
また、この日のキャンサーサバイバー(生還患者)の方々が、
こもごも申しておりましたように、
たしかにガンは人生の先行きに不安をもたらします。
しかし、少しずつ付き合っていくことによって、
ガンになったことが、
いろいろを教えてくれることになります。

健康な時には見過ごしていた、
人生の機微や人間関係、はたまた、
こころの安寧といったことに
考えるパワーをもたらしてくれます。
これが「ガンと仲良く」「ガンと共生する」という、
スローエイジング、スローヘルスの発想法の基礎で、
ここまでくれば、氾濫するガン治療情報の選別眼もつくようになり、
薬や健康食品についても、他人には合っても、
自分には適さないから止めておこうなどと気がついて、
だんだんと自分の心身のバランスに合った、
治療法、養生法、さらに処世観を
組み立てていけるようになります。

大学病院の医師たちは、
自らが習った手術や抗ガン剤の手段が尽きてしまうと
「余命3ヶ月」といって、患者を放り出しますが、
そろそろ、これも「ガン常識のウソ」と、
患者や家族は疑ってかかりましょう。
なんとしても希望を捨てずに、
いくら窮地にあろうとも、自らのレベルを少しでも上げる
「治療法、養生法に挑戦しよう」「ガンと共生しよう」・・・とする
そのスローヘルスな希望観が大切なのです。
結論は「希望こそ良薬、あきらめは毒薬」なのです。


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2006年7月2日(日)

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