元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1686回
体にいいことしてますか?(1)

具合が悪くなったら「薬に頼る」
「医者にすがる」というのではなく、
自らの体は、自らで作るという、自己防衛の処世術。
これが、病気から守る、病気を乗り越える「近道」だ――、

ガンにならない、ガンの再発を防ぐのは「抗ガン剤」にあらず
「体を冷やさない」「ストレスを溜めない」「自然の食事をする」
これが「攻めの養生法」の3原則――、

ガンの再発とは「冷えによる風邪が引き金」だから、
くれぐれも日常の養生に心しよう――、
という「ガンの戒め」について書いてきましたが、
病気になったら「薬頼み」「医者すがり」という、
他人任せの治療発想を乗り越えることが、
難病克服のヒケツなわけです。

というわけで、「いのちの手帖」第3号の
特集『体にいいことしてますか?』は、
心して読んでもらいたいと思います。

今回の特集「体にいいことしてますか?」に
寄稿していただいたエッセイは以下の4点で、
とくに、ガンの患者さんからのものではありませんが、
いまの西洋医学では治せない難病克服や、
病気予防の養生の知恵がたっぷり書かれていますので、
読めばきっと賛同できる事柄がたくさん詰まっていると思います。

●「からだ、こころ、いのち」
自然に生きる、バランスよく生きる  鈴木美感子
●貧血、冷え性、胃弱、神経症からの脱出法―― 
「塩と健康」について          村上譲顕
●“がん家系”に負けてはいられません・・・
わが嫁さんの玄米菜食一直線         前 成三
●わが疾走記/名馬ディープインパクトと
どちらが長生きできるやら?        樋口榮一

「からだ、こころ、いのち・・・
自然に生きる、バランスよく生きる」を書いた、
鈴木美感子さんは、このコラムでも紹介したことがある
岩手・一関の食生活アドバイザーで、
7年前に、僕との共著「ガンは食べて治す」を出版した人です。
この本で、ガンをはじめ、アレルギー性疾患など、
さまざまな難病を克服するためには、
マクロビオティック玄米菜食法が、
いかに役立ったかを書き記し、
幼少時期、息子さんの難病を
食養生法で救っていく話を書いたものです。

そのとき、病名は明かしていなかったのですが、
いまでは、息子さんも立派に成長されたため、
「ヒルシュスプルング病」という病名も明かしつつ、
食事の重要性のみならず、さらに、体だけでなく、
こころと魂のいのち全体のバランスを日々保っていくことが、
いかに大切かを切々と綴っておられますので、
冒頭の部分を紹介しておきましょう

           *

●「からだ、こころ、いのち」
自然に生きる、バランスよく生きる  鈴木美感子

天知る。地知る。己知る。
これは、私が小さいころから
ずっと親に言われ続けてきた言葉の一つです。
自分が起こす物事のすべては天も地もお見通しで、
まして、己の心が一番よくわかっている、という意味です。
これを、どんなに良いことも悪いことも
隠しておくことはできないのだよ。
人に見られていてもいなくても、
神様はちゃんと見ているし、
何よりも自分の心が一番よく分かっていますから、
というふうに私に事あるごとに聞かせてきました。


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2007年4月9日(月)

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