元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1985回
内臓の不調は顔にあらわれる

「内臓の不調は、必ず顔にあらわれる」という
望診法について分かりやすく解説した
マクロビオティック食養指導者の山村慎一郎さんの近刊、
自分の顔を見るのが好きな人は病気になりにくい
について紹介してきました。
「目の下のクマは腎臓機能の衰え」
「あごのふきでものは生殖器の不調」をあらわしている、
その原因は甘いものや、肉や乳製品のとりすぎで、
食べものを変えたり、
バランスのよい食事生活に直せば、
未病を防ぎ、慢性病も改善できるというものです。

ちなみに、本の目次は以下のようなもので、
目からウロコの話がたくさん載っています。

・望診法とは顔を見て病気を予防する技術
・ふきでものの出る場所が不調の場所を教える
・肌の状態で体調の変化がわかる
・目を見れば今の体調や体質までつかめる
・舌も、いろいろな情報を発信している
・胃の状態は鼻と唇の2か所で見る
・膵臓や脾臓が弱ると鼻のつけ根にくっきり
・肺の好・不調は、ほほを見ればわかる・・・など。

山村さんの望診法講座は、日本CI協会や正食協会などをはじめ、
全国で、少人数形式で開催されており、
「山村慎一郎認定・望診法指導士養成講座修了証書」が
修了者には渡されるようです。

未病を防ごう、美容に応用しようとする女性ばかりか、
鍼灸マッサージ、アロマやリフレクソロジー、
整体、美容、医師、薬剤師、看護士、養護教諭、
栄養士、保健婦、自然食品店経営などの
仕事をしている人も聴講にくるそうです。
詳しく知りたい人は、
山村さんのゴーシュ研究所の
ホームページ1を覗いてみてください。
4月18日から月1、全10回で、東京で開かれる
セミナーの予告も出ています。

ちなみに、このHPでブログを開いて読めば、
マクロビオティックで使われる
日本伝来の手当て法の解説も載っています。
スローヘルス研究会をはじめたころ、
僕に、里芋湿布とか、びわの葉温灸とか、
体調が狂ったとき、排便、排毒を促して体を改善させる、
いろいろな伝統的な手当て法を教えてくれたのが
山村さんですが、僕がよく使う、
「里芋湿布」の作り方なども以下のように詳しく書かれています。

「里芋のパスター=里芋の皮を厚めにむいて下ろし金でおろす。
それに里芋の一割の根生姜と、
里芋と同量の地粉(じこな)を混ぜて練る。
これを和紙、サラシに約1pから1.5pの厚さにのばし、
生姜シップをした後に貼る。
4、5時間して乾かない内に取り、
再び生姜シップをして貼る。
皮膚の弱い人は塩を少し入れ、
患部に馬油、純正ごま油などを塗ると痒くない。
また化学肥料を使用した物よりも有機無農薬栽培の方が
痒くなくてまた効果もある。
ほとんどの場合、先にしょうが湿布を充分にしてから、
そのあとに行うのが原則です。
はり替えるときも、
毎回しょうが湿布のあと、里芋パスターをします。
陰性の病気の場合、里芋パスターして冷えるときは、
パスターの効果が上がらないので、
上から塩温石や、ゆで蒟蒻、カイロなどで温めます」

山村さんは、いまや、この世界の第一人者です。
信じるかどうかは自由です。
興味のある人は本を読むか、
山村さんのHPを覗いてみてください。

1 http://www.goash.jp/


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2008年2月2日(土)

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