旅行記者・緒方信一郎さんの
読んでトクする旅の話

第7回
予約手段でメリットが違うホテル予約

皆さん、海外旅行へいくときに
ホテルはどうやって予約されますか?
同じホテルであっても予約手段は実に多彩。
旅行会社、クーポン会社、クレジットカード会社、
現地に直接などと、ホテルにもよりますが、
数多くの予約手段があります。
しかも、それぞれ料金が違うから驚きです。
クーポン会社は旅行会社の
ホテル卸業務を兼ねているところが多いので、
両者の料金が同じケースは多いですが、
残りは料金が違うと思ってください。

では、どの予約手段が有利なのでしょうか。
一概には言えませんが、
たとえば旅行会社は航空券を購入するついでに予約できる手軽さ、
クレジットカード会社は会員ならではの特典や料金、
ポイントサービス加算などがメリット。
クーポン会社は最近、キャンペーン的な格安レートを
数多く設定し、消費者への直接販売に力を入れています。

一方で、より手厚いサービスを受けられるのが、
現地への直接予約。
朝食のサービス券やエステなどの利用割引、
さらに部屋のグレードを上げてくれることもあります。
より高い階にある部屋、
あるいはより広い部屋などにしてくれるわけです。
こうした付加サービスを受けたいなら、
ホテルの会員制度に入会するといいでしょう。
ホテル側は、ツアーや旅行会社を通じて予約してきた客よりも、
直接予約を入れてくれた客を大切にします。
いいサービスをすれば、
再び利用してくれることを期待するわけです。
ツアー客は値段の安さを目当てにしているので、
他のホテルが安くなればそちらに流れると考えられ
大切にされない傾向にあります。

料金もインターネットの普及により
割安なものが見つけやすいようになりました。
自社のウェブサイトに
キャンペーンレートを掲載するようになったのです。
インターネットなら、日本にいながら
現地のホテルの情報を検索できます。
安いものを見つけたら、すぐに予約を入れることも可能。
インターネットだけの割安レートも出ています。
東南アジアなら夏場、欧米は冬場のオフシーズンには
通常の半額にまで下がることもあります。

時間があるときに、
ホテルのサイトをいろいろと検索してみてはどうでしょうか。
思わず、旅に出たくなるような
料金やサービスを付加したプランが見つかるかもしれません。


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