食べる歓び-J.C.オカザワ

「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第1回
J.C.って何なのサ?

私に関する質問でイチバン多いのは
「J.C.って何のことですか?」
まずは名刺代わり、
このお訊ねにお応えします。

初めて金融業界にアシを踏み入れたのは1980年代。
当時、神谷町にあった英国のマネーブローカーでした。
最初の3ヶ月間ほどは毎朝、
英国陸軍出身の支店長による直々のトレーニング。
外国為替取引とはなんぞや、
東京ドルコール市場とはなんぞや、
懐かしく思い出される若き日々ですネ。
休憩時間にスモーカーだった私は
愛飲していたゴロワーズを一服。
ところがこの支店長、
エジプト葉を使うフランス煙草の匂いが大嫌い。
いつしか私を典型的なフランス男子の名称の
ジャン・クロードと呼び始め、
結局、そのニックネームが定着しましたが、
そのうちイニシャルのJ.C.に縮まったワケなのです。

閑話休題。
「食」の話題をご披露せねば。
前フリが長くなったので、初回は軽く今日の昼メシ。
神保町の中華料理屋で、
雲呑麺でもツルツルッとやろうと思い、
A1出口を出ようとすると、突然の驟雨に見舞われる。
雨宿りの群集に混じって、しばし思案投げ首だ。
ふと見れば「大衆酒場一休」が目の前の半地下に。
大衆酒場で酒は飲んでもメシは食わない主義で、
メシなら大衆食堂のほうが信頼感指数が高い。
とは言うものの、泣く子と降る雨には勝てんもん。

運ばれ来たる焼き魚定食(800円)は
赤魚粕漬け・きんぴら・きゅうりと大根のぬか漬け・
わかめの味噌汁・ごはん。ボリュームたっぷりだ。
オマケに希望すれば、納豆か生玉子がサービスで付く。
朝メシじゃないからサービス品は辞退し、
パクパク食べて、味のほうはともかくも栄養はつけた。
それにしても客の9割近くはみなお父さん。
学生街なのに学生がおらん。女性客の姿も見えん。
調理にいそしむ娘さんが不釣合いに可愛いのが救い。
地上に出ると、カラリ雨も上がって、
まぶしいほどに太陽がいっぱい。

「さぁ、オフィスに戻って原稿書くぞぉ!」
と書き上げたのが、この原稿。
今後ともヨロシク願います。








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2011年2月28日(月)更新
- このコラムは連載終了いたしました -

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■J.C.オカザワ(ジェイシー・オカザワ)
長野県長野市は善光寺の真裏にて生を受ける。長野生まれの東京育ち。大学中退後、異国放浪の旅へ。棲みついた街はロンドン・ストックホルム・シンガポール・ニューヨーク。ニューヨークが最長で滞在期間は10年あまり。近著は「庶ミンシュラン②

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ブログ「=生きる歓び= by J.C.オカザワ



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