今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第7回
とうがんの蒸しもの  とうがんの蒸しもの

白玉蔵珍とは、白玉、
つまり白い翡翠のようなとうがんの中に、
珍しい宝石がたくさん隠されている、
という意味です。
この宝石のつもりで、えびやグリンピース、
はすの実、レバーなど
色とりどりの具を入れてあるわけです。

とうがんの蒸しもの
ですから、具は、別にこれに限らずに、鶏肉、豚肉、いか、かに、
椎茸、ハムなど、工夫してみれば楽しいものになります。
はすの実は中国食料品の店で缶詰を売っていますが、
ぎんなんや白い豆などにしてもいいのです。
上等な一品にしたいときは、焼きあひるも入れます。
具は全部同じ大きさのみじん切りにしてください。
ルビーやエメラルドなどがいっぱい詰まった白玉、
とてもきれいな料理ですし、あっさりしていますので、
とうがんの出回る季節には
ぜひ一度試してみていただきたいと思います。


材料
とうがん 2分の1個
はすの実(缶詰) 2分の1缶
しょうが 1片
スープ 適宜
上からかけるあん用具材
小えび 10尾
グリンピース(缶詰) 小1缶
鳥レバー 2個
砂肝 2個
心臓 2個
大さじ2
片栗粉 小さじ2
小さじ1 〜 1と2分の1


作り方
1. とうがんは皮をむき、中の種やわたをくり抜いて丸く穴をあけます。くり抜いた実は荒いみじん切りにし、はすの実と混ぜて穴に詰め、薄切りのしょうがを3枚上にのせます。この詰めた穴にいっぱいにスープを注ぎます。
2. 深い丼などにとうがんを入れ、蒸気の立った蒸し器に入れて1時間半から2時間くらい蒸します。
3. とうがんが柔らかくなったら、汁だけ他のボールなどにあけます。この汁はたれにします。
4. えび、レバー、砂肝、心臓、グリンピースはさっと湯に通し、水に入れてよく洗います。
5. 鍋に油を入れて熱し、薄切りのしょうが2〜3枚を炒め、香りが出たら(3)の汁を入れ、水溶きの片栗粉を入れてとろみをつけ、塩で味をつけます。
6. とうがんを皿にひっくり返してのせ、表面をきれいに拭いてから(5)のあんをかけます。


調理のポイント
レバー、砂肝、心臓などはゆでてからよく水で洗い、臭みを取ります。
あんをかける前に、とうがんの表面をふきんできれいに拭きます。

2003年6月18日(水)

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