今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第23回
クレソンのスープ  クレソンのスープ

豚肉や鶏肉などで取ったスープに
クレソンをたっぷり入れ、
溶けそうになるまで
じっくり煮込んだスープです。
私の実家では、
おもてなしのときによく作りますので、
主人が訪れた際にも、
必ずといってよいくらい、
このスープを出したものでした。

クレソンのスープ

クレソンは、漢方では、
からだに熱があるときに熱気を取り去るとか
結核や咳に効くと申します。
ですから、夏の暑さで参ったときや、
夏風邪で咳がひどいときなど、
小さいときからよくこのスープを飲まされたものでした。
夏、というのは、クレソンが安くなるからです。
クレソンをたくさん入れますので、
やはり高価な時期には
そう度々作るわけにもいきませんでしたから。

もっとも、肉を入れないで、
砂糖漬けの棗をクレソンと一緒に3時間煮込んだスープも、
母がよく作ったもので、身体の調子が悪いときに、
シャキッとするからといって飲まされました。
こちらのほうは、私は大きらいで、
今でも、とてもいただく気になれません。
その点、この西洋菜湯はとてもおいしいスープです。

鶏もものかわりに、がらを入れてもかまいません。
でも、いずれにしても、肉の臭みを取るためには、
しょうがを必ず入れてください。
しょうがを入れてあれば、こしょうは要りません。
豚のもも肉はだしを取るために入れるのですが、
適当な大きさに切り、
辛子じょうゆやかき油で召し上がっていただくとよいでしょう。
こうすると、一度に一汁一莱つまり、
二品の料理ができてしまうことになります。



材料
クレソン 3〜4束
豚もも肉(固まり) 500グラム
鶏砂肝 3〜4個
鶏もも肉 1本
しょうが(薄切り) 2〜3枚
小さじ1〜2
10カップ


作り方
1. 砂肝は塩でよくもみ、湯でよく洗います。
2. 鍋に水を10カップ入れて火にかけ、沸騰したら豚もも肉、鶏もも肉、砂肝、しょうがを入れ、再び沸騰したら弱火にし、30分間ほど煮ます。
3. クレソンはよく洗い、丸ごと(2)のスープに入れ、さらに弱火のまま3時間くらい煮て、塩で味をつけます。


調理のポイント
肉の臭みを取るために、必ずしょうがを入れます。味つけは塩だけで充分です。こしょうを入れる必要はありません。
砂肝は塩でよくもみ、湯で洗ってから煮ます。 クレソンが溶けるくらい、じっくり弱火で煮ます。

2003年10月8日(水)

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