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おいしくて簡単にできる

第43回

そら豆とささみの炒めもの  そら豆とささみの炒めもの


そら豆を翡翠、
ささみを銀糸にみたてた、
とてもきれいな料理です。
みずみずしいそら豆が
出回る頃になると、
必ず作ってみたくなります。
そら豆とささみの炒めもの
そら豆は塩と油を入れた湯でゆでます。
日本では塩だけですが、油と縁の深い中国料理では、
下ゆでのときに油を入れるのです。
油を入れると、色も艶もとてもきれいになりますし、
いずれ炒めるわけですから、ゆでた豆に油けがあっても、
さしつかえないわけです。

これは、さやいんげんやさやえんどう、
青菜をゆでるときも同じことです。
つまり青味と艶を増すためですから、
白い野菜をゆでるときには、油は入れません。

油通ししたささみが固まってしまっていたら、
炒める前にほぐしてください。
銀糸がからまってしまっていたら台無しですから。



材料
そら豆(薄皮のついたもの) 300グラム
鶏ささみ 200グラム
小さじ2分の1
こしょう 少々
卵白 2分の1個分
調味料
砂糖 小さじ3分の1
片栗粉 小さじ1
揚げ油 5〜6カップ
適宜
適宜


作り方
1. 塩、こしょう、卵白、砂糖を合わせてよく混ぜ、片栗粉を入れてさらに混ぜます。ここへ、細かく裂いたささみを入れ、手でよく混ぜて30分間ほどおきます。
2. 鍋をよく空焼きしてから油を5〜6カップ入れ、低温よりやや熱くなったら、ささみの水けを手付きのざるに入れてきり、ざるごと1〜2分間油通しします。油はよくきっておきます。
3. そら豆は薄皮をつけたまま、塩と油を少量入れた熱湯でさっとゆで、水に放して青くなったらざるに上げて水けをきり、皮をむきます。
4. 鍋に油大さじ2〜3を入れて熱し、そら豆を炒め、塩小さじ1を入れて強火で1〜2分間炒めます。
5. そら豆を取り出し、油を少々足してささみを入れ、さっと炒めます。
6. そら豆を皿に盛り、ささみを上にのせます。


調理のポイント
下味をつけたささみはぬるめの油にさっと通しますが、固まってしまったら炒める前にほぐします。
そら豆を炒めるときは強火で手早く、ささみは温める程度に炒めればよいでしよう。

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