第33回
カフェの今を知る その8
プロのレシピ(仕様書)、パート、アルバイトの調理で成功

ではこのファミリーレストランも一目置く強力な商品は
どの様に創る事が出来るのでしょうか。
その答えは簡単です。
「プロのレシピ(仕様書)」を採用する事です。
プロフェッショナルな人達が考えたレシピは
思いつきから生まれたアイディアメニューより
優れている場合が圧倒的に多いのです。

一口にプロフェッショナルメニューと云っても、それは
(1)専門誌
(2)出版されている専門誌
(3)情報誌
(4)インターネット
(5)料理好きの人達
(6)繁盛している店
等からも得られます。
もっとオリジナルのメニューが欲しい時は
(1)食品メーカー
(2)食料品問屋への直接アプローチも可能です。
大手だけが対象はありません。
産地の農協や、小さな食品メーカーも
商品の開発を積極的に行っています。

これらの食品関係のメーカーや問屋の人達は
繁盛店のオーナーや料理専門家の人達の
ネットワークを持っています。
こうした人達に商品開発をたのむ事も出来ますし、
飲食関係のコンサルタント業の会社は、
この商品開発を最も得意としています。

そうした専門家を起用したら
莫大な経費がかかると思う事はありません。
レシピだけなら5千円〜2万円(一品)、
調理指導付なら1回5万円〜10万円を加えれば、
商品の開発は可能です。
内装費1坪〜2坪分で強力な商品開発が出来るのは
充分費用対効果があると思って下さい。
大切なのは、それの商品の調理をパート・アルバイトの人達で
調理出来る様なレシピと調理方法になっている事です。


『30回考えたレシピ、10回の盛り付けでヒット商品は生れる』


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