第1回
おつり投げ返しますか、普通

本日から創業大学の講師として、
「中国ビジネスのススメ」というコラムを
書かせて頂く事になりました、柳田と申します。
「中国ビジネスはルールさえ知っていれば怖くないので、
どんどんチャレンジしてください」という、
文字通り、中国ビジネスをお薦めするコラムです。
どうぞ宜しくお願い致します。

邱学長の創業大学設立のコンセプトは
「ガッコの勉強なんかより、
現場の声が一番役に立つんです」ですが、
私の中国ビジネスの講座は正に現場、
北京からの発信となります。
現場発信の利点を生かして、
中国ビジネスの「今」をリアルタイムで
皆さんにお伝えできたら良いな、と思っております。

とは言っても、日本は中国ビジネスブーム、
巷には中国ビジネスの実用書が大量に出回っています。
そうした実用書と同じものを書いてもつまらないので、
「中国ビジネスにも役立つ、読んで楽しいエッセイ」
ぐらいの、気軽に読めるものを
書かせて頂きたいと思っております。
実用書ではないので、役に立たない、とか言わない様に。

さて、この「中国ビジネスのススメ」は、
下記の三部構成で進めようと思っています。
入門編:中国人の考え方を知る
己を知り、敵を知れば、百戦危うからず
中級編:中国ビジネスの基本を学ぶ
ルールを知れば、中国ビジネスは怖くない
実践編:中国でビジネスチャンスを発掘する
成長を続ける中国はビジネスチャンスの宝庫

まずは入門編、「中国人の考え方を知る」です。
日本人と中国人は顔が似ていますし、地理的にも近い事もあり、
我々日本人は中国に来ても、
ついつい日本の基準で物を考えてしまいがちですが、
これが全てのトラブルの元です。
もしかしたら、中国人よりアメリカ人やブラジル人の方が
考え方が日本人に近いかもしれません。
だって、おつりを投げ返されて怒らない民族って、
世界でどのぐらいいます(怒)? 
(さっき、スターバックスでおつりを投げ返されて、
不覚にもすごく頭に来ている私)。


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