第382回
今こそ、中国起業のチャンス!

そういう意味では、
日本人で「脱サラして中国で起業しよう」
などと思う人が少ない今こそ、
中国起業のチャンスです。

以前の日本では、
「脱サラ起業」する人自体が少数派でした。
「脱サラ起業」して、弁当屋のオヤジになったり、
コンビニの店長になったりする人は、
会社の出世競争に敗れて、
やむなくドロップアウトした人間、
というイメージさえありました。

しかし、現在では、
リクルートの起業支援雑誌「アントレ」が発行されたり、
日本政府の起業支援サイト「ドリームゲート」が
情報発信したりして、
今後の人生の一つの選択肢として「脱サラ起業」を語る事が、
特別な事ではなくなってきました。

また、中国で就職する人の層も変わってきました。
以前は、「中国で就職する人」と言えば、
「根っからの中国マニア」というイメージだったのですが、
最近では、日本の閉塞感、中国の将来性もあり、
「日本で就職するかわりに中国で就職する」
という事が普通の事になりつつあります。

こうした事を考え合わせると、
今後、日本でも
「脱サラ中国起業という人生」を
選択する人が増えてきて、
「脱サラして中国で起業する事」が
ごく普通の選択肢として捉えられる日が
来る事が予想されます。

そういう時代が来る前に、
他の日本人に先んじて、今、中国で起業をしておけば、
その業界でたくさんの知識や経験を蓄積する事ができ、
5年後、10年後に、のこのこやって来た日本人が、
とても一朝一夕には真似する事のできないビジネスを
確立する事ができるかもしれません。

そうすれば、中国株よりも、中国不動産よりも、
ずっと効率良く、
中国の高度経済成長の恩恵に
浴する事ができるのではないか、と思うのです。


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