北京にお店を出した、日本のエステサロンの看板です。
「大阪から来たエステティシャン。神秘の日式エステ」
と書いてあります。
元々、中国のエステは、美容院の副業の様な形で
始まりました。
最初は「散髪の他に、もう一つ収益の柱が欲しいな」
ぐらいの位置付けでした。
しかし、エステを始めてみると、
散髪では数十元(数百円)しか取れないのに、
エステなら数百元(数千円)のお金が取れる事が分かり、
最近では、散髪でお客をつかみ、エステで儲ける、
というスタイルになってきました。
ですので、私も散髪に行くと、髪を切っている間中、
「男性もエステをやった方がいいですよ〜」とか、
「毛穴が汚れてますよ〜」とか、
しつこくエステを勧められ、辟易してしまいます。
うるさいっちゅーに。
そんな中での、日式エステの進出です。
日本の先進的なエステの技術は、
中国の美容院の副業エステとは比べ物にならないほど、
すごいものだとは思いますが、
その差が分かって、その価値に対して、
高いお金を払う人が増えるまでには、
もうちょっと時間がかかるのかもしれません。
撮影日:2005年5月28日(土)
撮影:柳田洋
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