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84. ビールを一緒につくりませんか?

私は、ビールを造ることにしました。

中国では幸いなことに、地ビールを作ることが簡単です。
ちょっとした許可で製造可能となります。
余談ですが、数年もたてば、衛生・安全基準が高まって、
今のように簡単には造れないと思います。

私はおいしいビールが好きです。
自慢にならないかも知れませんが、
昔、実家で焼肉屋の店長をしているとき、
ビールの管理を非常にしっかりとやっていたことから、
キリンビールさんに表彰を受けて、地元の中日新聞の一面に
「私は生ビールのプロです!」と顔写真入りで
掲載されたことがあります。
(ちなみに、私は、
キリンビール主催のビール学校も卒業しました。)

中国に着た最初の年、私の焼肉屋では
オーストラリアのフォースターというビールを扱っていました。
中国国内ではとても値段の高いビールでしたが、
まずくて薄い地元のビールを売るのが嫌で嫌で、
そのビールを選択していました。
そのビールの味がわかるお客さんが中にはいて、
「いやここのビールがうまくて。」
とろくに料理も頼みもせずに、
ビールばっかり飲んでいるお客さんの笑顔が、
それはそれで嬉しいものでした。

去年から今年にかけての1年間は、
どうしても良いビールが見つからずに、
地元のうす〜いビールを提供するに甘んじていました。

今、私は新しい店舗、4店舗目の開発に取り掛かりました。
そして、ここでビールの製造設備を購入して、
ビールをつくり始める決意をしました。

簡単なことではないと思います。

でも、うまいビールを作って
地元の中国人をびっくりさせてやりたい。
いや、ビールは本当はもっとおいしいんだということを
もっと皆に知ってほしい。

そういう、強い気持ちをもっています。

そして、自分もうまいビールが飲みたい。

なんでも勉強したら、出来ることはわかっています。
でも、このビール造り
だれか手伝ってくれる人はいないでしょうか。

ビール会社を退職したけど、
ビールに対して強い想い入れがあって、
半年ぐらいなら遊びもかねて中国で暮らして、
15億人の中国人に本当のおいしいビールを伝える仕事の片腕を
担ってもいいという方がいたら、最高なんだけどな〜。

住むところと食うものには困りませんので、
ご興味のある方はどうぞ私に

なんか人材募集コラムになってしまいましたが、
どうぞご容赦くださいまし。


2008年10月27日(月) <<前へ  次へ>>