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150. 従業員を半分入れ替えます

その日私は、成都の伊勢丹で髪を切っていました。

普段は行かないその店に行ったのは偶然で、
お恥ずかしながら割引券をもらったからです。
(ちなみに5割引です。ありがとう飯村さん)

普段は行かない店には行ってみるもので
たくさんの収穫がありました。

そのスタイリスト(髪切る人のことです)は、
昔関西の大きな美容学校で先生をしていて、
さて校長先生になるというところで、
現在のオーナーと出会って成都に来たらしい
けっこうやんちゃな人でした。

彼と話をしていると、自然と経営の話になり、
彼が成都に来た後に
いかに経営を立て直してきたかという話を聞かせてもらいました。

その中で特に印象が残ったのが、

「いい従業員が増えると、
新しく入った従業員がそのよさに染まる。」

もうこれしかないと思いました。

そうこうしている時に髪がだいたい切り終わりました。

もう一度髪を洗ったあと、
ふと聞いてみたくなって1つの質問をしました。

「従業員が何パーセントぐらいいいのになると
全体の雰囲気が変わってきますかね。」

「うーん、50%ぐらいじゃないかな。」

そんなんで経営判断していいのか!?と怒られるかもしれませんが、
私はこれを試してみることに決めました。

とある店の従業員の構成をがらっと変えます。

50%以上が優秀な従業員になるように
1つ仕事をすることに決めました。

数ヵ月後ぐらいにこの話のレポートはしようと思っています。

お楽しみに。


2010年2月8日(月)

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