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103.中央アフリカの酪農家に融資

「お金は儲けただけではまだ半製品」と
邱先生が名言されています。
稼ぐことにまだまだ精進が必要ですが、
同時に使うことも上手でありたいと思います。
そこで昨年から、給料日に一定額を
マイクロファイナンスの購入に充て始めました。
ご存知の人も多いかと思いますが
「困窮者向けの小口金融」です。

会社では利益をさらなる顧客満足の為に投資するなど
どんどんお金を回してゆく使命にありますが、
私生活ともなると、私などはせっせと節約、貯金し、
出来るだけお金を使わない方向に走りがちです。
これでは自分のことにばかりに固執してしまい、
心のバランスが崩れて精神衛生上よいとは言えません。
それでも、出てゆくお金の目を凝らしていると、
同じ1万円でも非常に後悔したり、大満足したりしています。
それで最近とても満足しているのが、
インターネットを通じて、様々な発展途上国に住む
融資募集者の顔写真入りのプロフィールや資金使途内容、
運営機関によるリスク分析を見ながら、
そこから応援したい人を見つけて融資するサービスです。

例えば、私が数千円だけ融資した中央アフリカの人は、
乳牛1頭しか資産がありませんが、
彼は4000USドルを世界中から集めました。
集めたお金で乳牛を買い集め、収入を拡大させています。
この先一年で返済してゆこうという計画もあります。
彼らは仕事をすることができる健康な身体に恵まれ、
もともとある程度の収入がありました。
しかし、収入が低すぎて高利貸しからしかお金を借りられません。
そこでマイクロファイナンスの運営主と世界中の融資者が
彼らのやる気を担保に貸付けしているのです。

私がまだ成功もしていない時分ですから、自己投資して、
自分が豊かになりもっと大きく社会に貢献すべきでしょう。
しかし、数千円程度なら出せます。
世界中の一身独立したい人たちと繋がる楽しみがあるし、
借り主はこの機関の運営費くらいの利子をのせて
全額返済の義務を負いますので、寄付と違います。
飲み代に消えていたかもしれないお金をまわして、
自分が今後訪れることもないような国々の人々と繋がり、
その方達が賢くお金を使ってくれる。
今のところなかなかよいお金の使い方じゃないかと思います。

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2010年1月8日

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