その名も「青春18美顔水」。
日本人には「青春18切符みたい」と言われますが、
ターゲット世代を意識した
「青春」と「18」を組み合わせました。
中国には502（接着剤）、101（毛はえ薬）といった
数字がついた商品が有名なので、
それにあやかるべく数字を入れました。
中国の方に名前の印象を聞くと、
「なにそれ？！変わった名前！」とインパクトがあって、
興味をもって頂けるようです。

商品がまもなく完成するので、
商品販促前の消費者調査のため、
路上でニキビのある人を探しまわったのですが、
まるで相手にされません。
考えてみたら、見ず知らずの人にニキビについて
とやかく言われたくないのは当たり前ですね・・・。
それで、北京にある大学の新歓コンパのスポンサーになったり、
友達筋をあたったりして、ニキビモデルを10人程集めました。
それから毎月インタビューと肌の観察を行い、半年が経ちました。
ここ半年、私のデジタルカメラはニキビの顔ばかりです（笑）

結果は上々で、３人がほぼ根治（ニキビ痕も薄くなった）、
４人の人がニキビの面積が小さく改善、
残りの人は留年の危機やら仕事が忙しくて連絡取れない等の理由で
１、２ヶ月でリタイアしました。

女性のモデルの傾向としては、
いろんなニキビ薬を試して、それでも効果がなく、
自分の肌にあうものを探す旅の途中で
「青春18」に出会ったという方ばかりでした。
そうした人が経験的に一番嫌がるのは、
効果はあるけど、肌が痛んで、使用継続性の低い商品でした。
ニキビキャリア４年〜８年くらいのモデルさんが多いせいか、
まったく慌てたり、あせったりすることはありません。
青春18は漢方成分で出来ているので、肌に優しく、
効果も緩やかに現れるので、喜ばれました。
また、モデルさんたちの生活習慣にもアドバイスし、
使用継続してもらえるようスタッフがまめに連絡をとったのが
モニターテスト成功の秘訣だったかと思います。

果たして私たちの思惑通りに青春18がヒットするか？
新しい事業の実験が間もなく始まろうとしています。
楽しみです。

＜つづく＞
絶世の活動情報　： www.zessei.com