きょろきょろ、ペラペラ
■あなたの性格

 ふたご座の主星は水星です。水星は、知性の星、商人の星といわれています。
かけひき上手で、人の心を読むのが得意、反応のはやさも並ではありません。反応がはやすぎて、かえって自分がなくなってしまうのは困りものですけど――。
 あなたは、自分をしっかり持っていないと、風の強い日に旗がバタバタするようにこまこま動きまわるだけで終わってしまいます。もっとひどくなると、とんでもない方向に勝手に飛んで行ってしまいます。
 あなたは、頭の回転が速く、おしゃべり上手、独得のユーモアとウイットで人を楽しませます。また、とても気がきき、人や社会のショック・アブソーバー(緩衝器)、潤滑油としての才能にはほんとうにすばらしいものがあります。あなたが入るとその場の会話が気持よく流れ出すのは、不思議なくらいです。
 あなたは沈黙が大嫌い。シーンとすると恐怖のあまり、あることないこと全部言ってしまいます。そのうち雰囲気が変わり、盛り上がってくると、「ヤッタネ!」という感じで、やっと落ち着きます。もう、なんともいえない性格ですね。

■しかられたいあなたへ

 あなたはウソつきです。その場をうまく切りぬけようとして、人に罪をかぶせたり、ウソをついたりしてはいけません。意識していないかもしれませんが、あなたはすぐ身をかわしてしまうのです。わざわざ出て行って手まねきしておきながら、相手が来るとサッとよけるので、他の人に当たってしまう。そういうことなのです。知らんぷりではすまされませんよ!
 それに、あなたは刺激的なことを求めるあまり無感覚になり、ものに感動しなくなることがあります。つねに自分で自分をかりたてることばかりやっているので、たえず緊張し、追われているような気持になってしまうのです。それは不自然な状態です。
 あなたは最終的には個人主義なのに、それを隠そうとするのはよくありません。口ではみんなでいっしょにと言いながら、実際には個人プレーになるので信用ならない人だと思われてしまうのです。最初から個人主義だということを表面に打ち出しておけば、何の問題もないのですよ。
 そのうえ、言葉が巧みすぎて言葉で遊んでしまい、現実とかけ離れてかえって信用を失うことがあります。それにしても、あなたのボキャブラリー(語彙)の豊富さったら、どう表現していいかわかりません。ただただ脱帽。あなたはカンがいいし、想像力がたくましいので、一つ経験しても十経験したのと同じになります。ですから、人に話すとき、アリさんがゾウさんになってしまうのです。
 それに、あなたは影響を受けやすく、人の言ったことと自分の言ったこととが混乱して、区別がつかなくなってしまいます。あなたは人間関係がうまくいかなくなると、状況判断をせず、勝手に走りまわってヒステリックにわめきちらし、すぐにやめようとします。そして言わなくてもいいことまで思いっきり言ってしまい、目も当てられない状態になってしまいます。それだけならまだいいのですが、あなたの場合、いちばん言ってはいけないことを、必ずまっ先に言ってしまうのです。最悪!!

■あなたの思い込みのパターン

 あなたは、物事を決めるとき、いつも二つに分裂してしまいます。情熱的でいたいと自分で自分の気持をかりたてるのですが、もう一人の自分がそれにバサッと水をかけてしまうのです。
 それが、いつ、どんなふうに出てくるのか、自分でもわからないので、相手にはなおさら理解できず、二重人格と思われてしまいます。他の人はもっとぼんやりしていて相手にわからないですんでしまうのですが、あなたの場合、頭が非常にクリアなのでモロに出てしまうのです。
 あなたは先へ先へと行きたがり、人の裏をかこうとして頑張りすぎ、つまらない穴に落ちてしまいます。そして挫折したとき、あまりにもろすぎます。あなたは、いつも物事を軽くいなしているために踏みとどまる力がないのです。そのうえ、あなたは、責任や義務で重くなりたくないあまり、大事なものまでボロボロ落としてしまいます。いつも逃げていては、大事なものを手に入れることができませんよ。自信を持って、ドスコイ精神で生きていきましょう。
 あなたにはとても辛辣で冷たいところがあります。ただし、自分から相手を傷つけようと、前のめりになることはありませんが――。異性に対しては、とても負けず嫌いで、イジワルを言います。受けとめるだけの器がないのにそれを認めず、相手にあたるのはぜったいやめましょう。
他の人はもっとやさしいということに気がつかなければいけません。
 それに、あなたは精神的にいつも飢えている状態で、心にどうしようもない穴ができ、バラバラになることがあります。それを何かで埋めようとするときに、つい当たり前でない状態に走ろうとします。しょせん安定しないということを頭におき、はっきり認め、踏みとどまりましょう。

■落ち込んだときの少しマシな過ごし方

 徹底的に趣味に溺れましょう。そのうちに時期が過ぎ、いちばん大事なものの輪郭が見えてきます。それから物事を判断するようにしましょう。あなたは反応がはやすぎていっも人の十倍先を行ってしまうので、まっ先にガケから落ちてしまうのですよ。
 神経がピリピリ張っている人が多いので、一つの物にあまりに集中するのはよくありません。
いつも綱渡りしている状態なので、なるべく集中するものを分散させ、バランスをとるようにしましょう。そして、自分の芯になるものを持ち、それをしっかりつかみながら進むようにしましょう。その範囲内であっちへ行ったり、こっちへ来たりする分には、問題ありません。
 変化のあること、変わったことをしたくなったら、自分の中心の部分、たとえば家庭や会社などでやってはいけません。ぜったいにいけませんよ。家庭や会社に持ち込むと、すべてがダメになってしまいます。枝葉の部分、たとえば副業を持つことなどで自分の気持をコントロールするようにしましょう。

■ほめられたいあなたへ

 あなたは小きざみの波長で行動しています。まるで休みがないのです。ふつうの人が2ビートだとすると、あなたは8ビート、いいえ16ビート。でも、不思議にそれが軽快で心地よいリズムなのですね。それに、あなたのアンテナの感度はものすごくよく、どんな情報でも素早くキャッチしてしまいます。また、つき合いの広さときたら、驚くばかり。あなたの人脈は財産です。
 とても今風で酒落ていて、センスのよさもバッグン。あなたのマメなところ、サービス精神旺盛なところはとても大切です。よく気がつき、人と人をつなぐのが上手なので、あなたがいるとなごやかな雰囲気になり、パツと明るくなります。

■避けたほうがいい仕事・環境

 あなたは、忙しいのはどんなに忙しくても大丈夫なのですが、無風状態、何の変化もないところには向きません。もめごとでも何でも、事さえあれば何もないよりは耐えられるという変なところがあり、その解決に一生懸命になっているときは充実していて、思いっきりイキイキしています。ですから、あまりにも安定した状態になると、生きる気力まで失ってしまうのです。
 あなたは、毎日毎目、きちんきちんと判で押したような生活はできません。デスクワークもあまり向きません。静かすぎるところや笑いのないところ、暗い雰囲気は我慢できません。人のいないところ、淋しいところにもぜったいにいられません。

■愛情の傾向と対策

 なにしろカッコよくスマートな恋をしたいといつも思っています。出会いも別れも、すべて筋書きどおりに運ぼうとします。恋愛も作りごとが好き。現実が怖いので、別れるときにトラブルが起きそうな人やしつこい人、情が深すぎる人などを最初から避けてしまいます。一人の人と時問をかけて深くつき合うよりも、多くの人からちゃっかりよいところだけをいただきたいのです。
 時には、あなたは全然ちがうタイプを一度に好きになってしまうことがあります。好奇心が強いので気が多く、なかなか的をしぼることができません。
 また自意識が強いので、つねに相手から自分がどう見えるか計算しています。いくら自分で自分をあおってみても、もう一人の自分がつねに醒めていて、溺れることができない人です。相手の心や動きに敏感なのはよいのですが、それに気をとられて自分を見失っては何にもなりません。


 

★ふたご座VSおひつじ座
落ち込んでいるときには、相手のがさつさが気になります。スマートさだけでは世の中は渡っていけません。相手の率直さ、明るさが、あなたを救っていることを忘れずに。
★ふたご座VSおうし座
相手の落ち着きがあなたの安定にもなり、イライラの原因にもなります。わがままを聞いてくれるかわりの重さだと思って、あきらめましょう。機嫌をそこねたらプレゼントを。
★ふたご座VSふたご座
短期勝負になります。変化の激しい二人なので、明日のことはわかりません。根本ではわかり合えるので、目先にとらわれなければよいつき合いができます。
★ふたご座VSかに座
相手の情の深さを利用してはいけません。必ず仕返しされますよ。つき合うときには覚悟を決めてかかることです。あなたの欠点を補い、助力を惜しまない相手です。
★ふたご座VSしし座
遊び相手としては最高。お互いほめ合えば、たいていのことはごまかしきれます。相手はプライドが高いので、言葉を選びましょう。冗談ではすまされませんよ。
★ふたご座VSおとめ座
相手の言うことにいちいち反応してはいけません。徹底的に分析しあいましょう。醒めれば理解し合えます。相手の口うるささには目をつぶりましょう。
★ふたご座VSてんびん座
友情関係が続きます。あなたの軽さを思いっきり出しても大丈夫。お互いのセンスが磨かれ、感覚的な一致があるので、気持ちのよいつき合いができます。
★ふたご座VSさそり座
不可解な魅力を持つ相手。何を考えているのか読もうとすると、引き込まれます。相手のしぶとさに気がついたとたん逃げ腰になってみても、もう遅すぎます。
★ふたご座VSいて座
似ているようでいて、まるで違う相手です。何をやっても図太さに結局は負けます。頭を押さえつけられながらも、新鮮で楽しい相手から多くの刺激を受けるでしょう。
★ふたご座VSやぎ座
怖がりなあなたにとって、相手の存在感はたいへんなプレッシャーです。ごまかしがきかないので欠点を隠さず、正直につき合うようにしましょう。
★ふたご座VSみずがめ座
情報とイメージの世界に溺れてしまう二人です。現実的なところはまるでありません。気が合いすぎるので、小さなつまずきが将来を決めるポイントになってしまいます。
★ふたご座VSうお座
お互いが相手に頼り、責任のがれをして、不安定な間柄になります。でも、それもゲームで、二人ともやさしいのですから、結論さえ出そうとしなければよい関係です。
 

 
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