どんぼり、ひんやり
■あなたの性格

 みずがめ座の主星は天王星です。天王星は変化を示し、革命的、分裂的な事柄を表わします。常識的なことや体制、大きな流れを嫌います。理想主義者で、とても冷静です。俗なものを嫌い、物質欲はあまり強くありません。頑固で、一度決めたことは変えません。
 あなたは理論派ですが、自分でその理論を理解しているかどうかは、あやしいものです。人道主義で、人を愛したいという気持がとても強く、いろんな人の気持を推しはかり、公平に認めようとします。
 あなたは高い理想の持ち主ですが、それを現実的な生活に結びつけるのは難しいということもよく知っています。それにもかかわらず、なんとか近づけようとするので、思想や理論の上で追うようになります。共通の思想を持つ人や同じ目的を持つ人とグループを作るのが大好きです。
 あなたは自分の考えに絶対的自信を持ち、妥協を許さないので、チャンスをのがすことが多くなってしまいます。非常識に一般の習憤を無視したり、現実の生活を考えないで自分の世界だけに生きるようになるのは、考えものです。

■しかられたいあなたへ

 あなたはタテ社会に弱く、すべての人に同じ態度で接しようとするため、ちぐはぐになり、人の誤解を招いてしまいます。社会の秩序というものは必要だからあるのに、自分勝手に平等平等といっても、大人の世界では通用しません。差別をすることはいけないことですが、区別することは必要です。あなたは差別を憎むあまり、区別までなくなってしまうのです。それでは単にだらしがないだけですよ。
 また、拒否するのを怖がり、その場かぎりのやさしさだけで、何とかごまかして逃げようとするのはよくありません。芯のないやさしさは問題を長びかせるだけ。
 あなたは頑固で自己顕示欲が強く、人と違って見られたい、変わっていると思われたい、という気持が異常に強い性格です。人と違うということが、あなたにとっては重要な意味を持っているのです。おまけに、人を甘やかしすぎます。そのために結局、自分で自分のクビをしめることになってしまうのです。
 あなたには社会的責任感というものが欠けています。個人的にやさしいことは認めますが、社会と自分とのつながりを無視してはいけません。開き直ってはいけないのです。自分だけが純粋で、他の人たちは汚れているなどと考えるのは思い上がりというものです。「誰も自分を理解してくれない」なんて、被害妄想になってはいけません。
 あなたは、人間が好きで、勝手に自分が没頭しておきながら、ある日、突然、興味を失ってしまったり、大嫌いになったりするのは、いったい何なんでしょう!? たいていの場合、あなたは裏切られたと思っていますが、はっきりいって、それは違います。あなたは好きになると相手をワクにはめ、無理やり理想化してしまうので、ふとしたはずみに相手の違う面を見せつけられたり、自分の考えと違ったりすると、耐えられなくなってしまうのです。そうなると、相手の欠点を笑って許したりできません。でも、パーフェクトな人などいるはずがないのは、わが身をふり返ってみれば、すぐわかるはずですよ。

■あなたの思い込みのパターン

 あなたはとっぴな発言、とっぴな行動が多すぎます。それなのに、自分を理解してくれない、わかってくれない、と相手をなじってみてもはじまりません。自分が非常識だということを素直に認めましょう。
 あなたはすぐに誇大妄想になってしまいます。相手がちょっと言ったことでも、どんどん広がっていって、突然ジャーンと非現実的なドラマができ上がってしまうのです。そのうえ自分勝手で、人のペースを考えません。あなたは道を踏みはずしてもそれに気がつかず、これが世の中だと勘違いしてしまいます。まわりは本人があまりにも堅く信じているので口を出せず、というよりも声も出ず、ただただ見守っているだけになってしまうのです。
 あなたは金銭感覚が人とずれています。お金を空気と同じように思ってはいけません。自分がいつも人を助けてあげているからといって、必要以上に人の援助を期待するのは間違いです。人のお金は人のものですよ。
 あなたは自己愛が強く、自分の感覚に溺れ、信じて疑わないから困ります。何事にも四つに組みすぎ、気に入ったものにしがみついてしまいます。淋しいからといって、人といっしょにいたいと思ってはいけません。自分の身勝手で人を頼ったり、愛情をほしがってはならないのです。
状況がゴチャゴチャしてくるのは、まわりが悪いのではありません。いつもあなたがそれを招いているのです。原因は、あなた自身にあるのですよ!
 変わったもの、新しいものを見ると、よい悪いを別にしてすぐに飛びついてしまうのも、悪いクセ。幼稚に意味もなく、体制に逆らうのはやめましょう。世の中の流れがそうだからといって、憎むのはバカらしいことです。自分が神経質だとか、人と変わっているのだとかいったことに溺れてはいけません。あなたはほんとうは強く、しぶといのです。それを認めましょう。それに、人に執着されるのが大嫌いなくせに、人に執着するのはおかしなことですよ。

■落ち込んだときの少しマシな過ごし方

 あなたはすぐ被害妄想におちいり、逃げ腰になってしまいます。そして意味もなく動きまわります。完全に一人相撲なのです。そんなことをしていないで、こういう時こそ持ち前の冷静さで、的確な判断をすべきです。
 あなたはしぶといはずですから、時間をかけて目標をなるべく遠くへ見つけることです。一つのことに執着して、他の全部を変えようとしてはいけません。この時期、急に古いものを捨てて新しいものに飛びっこうとするのは厳禁。そんなことでは何度も同じことをくり返すだけで、立ち直ることができませんよ。
 きちっと身辺整理をしてから、新しいことに取り組めぱよいのです。問題を解決し、それからゆっくり考えて、変えていけぽよいのです。焦る必要はありません。一つずつじっくり考えていきましょう。

■ほめられたいあなたへ

 あなたは既成概念にとらわれず、ものの見方が素直です。そして人間愛にあふれています。オリジナリティがすべてに表われているので、それを上手に生かす道を探しましょう。
 新しいものを創り出す能力があり、反体制派として人を引っ張っていく能力もなかなかのものです。勇気があり、根本的には物欲よりも精神的な満足を得ようとする純粋さがあり、視野が広く、どんな環境でも、与えられた材料の中で自分なりのものを創り出していきます。
 あなたは感覚がよく、理論の裏づけもしっかりしています。それがあなたの最大のポイントです。
 個性と計算のないやさしさが多くの人を惹きつけるでしょう。また、あなたは逆境に強く、しぶとい捨て身の勝負ができます。どんな困難も、わりあい気楽に乗り越えていきます。根が楽天的なのです。平等な愛情と見方をベースに、型にはまらない生き方を選びましょう。人間に興味を失わないかぎり幸せだから不思議です。

■避けたほうがいい仕事・環境

 大勢の人に会えない仕事は向きません。何から何まで管理される仕事もできないでしょう。みんなで同じ目的をもてるなら別ですが、大勢の中の一人で、個性がまるっきり無視されるような仕事には向かないのです。
 あなたは、公私のけじめがないので、仕事をするときは割りきってやるようにしなければいけません。あまり感情を入れ込みすぎると、一人でつっ走るため袋小路に入ってしまいます。人問性を無視される大きすぎる会社や、上下の区別が厳しい職場では長続きしないでしょう。すべて個人レベルでやるべきです。

■愛情の傾向と対策

 あなたは博愛主義で広く平等に人を愛したいと思っていますが、現実には難しいことです。相手にとっては浮気な態度に見えるだけです。
 複雑な関係におちいりやすく、つねにケンカの火種がたえません。ふつうの恋愛をつまらないものと考え、勝手な理論と愛情表現で相手を縛ろうとします。態度がいい加減で、常識的な責任感に欠けています。その場かぎりのウソが多く、嫌いになると極端に冷たくなり、薄情にも、相手のことを考えません。
 淋しがり屋のくせに、人の淋しさには無頓着です。やさしさを愛するなら、自分も心からやさしくなりましょう。また個性的というのも、時と場合によってはマイナスです。とくに結婚生活は毎日の積み重ねですから、常識を無視しては続けることができません。あなたにとってはつまらないことでも、相手には大切なことがたくさんあるのですよ。


 

★みずがめ座VSおひつじ座
分析する必要がないほど、率直な相手。あなたの個性をそのまま受け止めてくれるでしょう。カッとしやすい相手に平和や理想を求めるのは、おかど違いというものです。
★みずがめ座VSおうし座
あなたが不得意とする現実的な雑事をカバーしてくれます。何かしてもらうたびに必ずお礼をするようにしましょう。後にのばすと、もめごとの原因になりますよ。
★みずがめ座VSふたご座
言葉のやりとりが楽しい二人。なかなかしゃれた関係が保てるでしょう。同じことを二度以上言ったり、やったりすると、たちまち退屈されてしまうので、用心しましょう。
★みずがめ座VSかに座
相手のやさしさをわずらわしく感じるかもしれません。面倒を見てもらったら、縛られるのを覚悟すること。この相手には”みんなで仲よく”は通用しません。
★みずがめ座VSしし座
ドラマを演じている相手に冷水を浴びせかけるようなことをしてはいけません。嫌われたくなかったら、いっしょにドラマを演じるに限ります。とにかく”負けるが勝ち”です。
★みずがめ座VSおとめ座
面白い間柄です。理論も通じますし、理想もわかり合えますが、ただ生活観が根本的に違います。真面目なこの相手に非常識なことをすると、避けられてしまいますよ。
★みずがめ座VSてんびん座
生活のにおいのしないつき合いになるでしょうが、センスが磨かれます。世間を気にする相手なので、ペースを乱されるのを嫌います。お互いの価値観の違いをよく認識しましょう。
★みずがめ座VSさそり座
個人的なつき合いにしぼったほうがうまくいくでしょう。多くの人を巻き込むとドロドロしてしまいます。言葉でごまかそうとしても、見ぬかれて痛い目にあいます。
★みずがめ座VSいて座
まとまりはないけれど、自由で気楽なつき合いができます。理屈どおりにいかない相手にしつこく食い下がってみても、ムダ。この相手の気持ちの変化は本能的なものです。
★みずがめ座VSやぎ座
相手の考え方を古くさいと決めつけてはいけません。学ぶところがたくさんあるはず。会うときは時間厳守が必要です。ウソをつくのもぜったいにいけません。
★みずがめ座VSみずがめ座
歯止めがないので、社会からはみ出しやすくなります。二人だけで納得したり、満足して、世界を狭めてはいけません。言い争いは結論が出ないのでやめましょう。
★みずがめ座VSうお座
話し合いが嫌いな相手にイライラしてもはじまりません。相手は平和でいたいだけなのです。親切にしてくれるからといって、寄りかかってばかりいてはいけませんよ。
 

 
ホーム
戻る