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てんびん座 | さそり座 | いて座 | やぎ座 | みずがめ座 | うお座

ルンルン、ギンギン ★おひつじ座 (3月21日〜4月20日)

 まず、あがいてはいけません。ジタバタしてもいけません。そして、人のせいにするなんてとんでもない。ぜったいにいけません。自分が悪いのです。ほとんどの場合、自分でタネをまき、状況を悪化させているのです。自分でポロポロ秘密を洩らしておいて、「どこから洩れたんだろう、だれがバラしたんだろう」なんてわめいたり、騒いだりするのはやめましょう。
 あなたは落ち込んだとき、踏みとどまる力がなく、すぐにドスーンと底まで落ちてしまいます。前向きなのはいいことですが、悪い時期にあまりにも前向きなのは、さらに傷を深くすることになります。そういう時期には「現状にとどまりなさい」と言いたいのですが、あなたの性格では言ってもムダなので、とりあえず、新しいことをいっぺんに三つも四つも始めないようにすること。どうしてもやりたけれぱ、一つずつ始め、一つずつ失敗し、覚えていけばいいのです。悪い時にかぎって、得意の大風呂敷が出て、ぜんぶ同時に引き受けて、自分で自分のクビを締めてしまいます。
 また、こういう時は異性や遊びに走りがちですが、まず、新しい人との接触を極力避け、ふだん粗末にしている家庭や人を大切にし、基本的に自分には何がいちばん大切か、をもう一度見直し、よく考えることです。そうすれば、まわりにある当たり前と思えるものが、いかに自分にとって大切で、その温かさがどんなに自分を支えてくれていたのかに気づくはずです。そして、規則正しいリズムで、ノーマルな生活をするように心がけてください。
 長く続けなさい、とは言いません。できるだけ、三日でも一週間でもかまいません。とにかくやってごらんなさい。目先にとらわれず、ゆったり過ごしましょう。どんな落ち込みでも、一か月で立ち直れますよ。


どっかり、しっかり ★おうし座 (4月21日〜5月21日)

 まず、原因を探し、悪いと思われることをモトから絶たなけれぱいけません。とにかく執着している人や事柄から手をゆるめましょう。できれば手を離しましょう。解決しようとしてはいけません。手放す方向に努力、集中することです。それができなければ、せめて現状維持でいきましょう。あなたは現状維持が得意なはずです。そして、自分の好きなことをしましょう。物を集めたり、おいしいものを食べたり、音楽を聴いたりしましょう。
 何よりも、しばらく時をかせいでみることです。こうしよう、ああしようと、いじくりまわさないようにしましょう。あなたは目先の損得を考えすぎて、大きな目的を見失ってしまいがちです。この際、もう一度、じっ<りと素直に自分自身を見つめ直し、考えてみましょう。
 あなたは押しが強く、ちょっとやそっとのことでは引き下がりません。最終的にはいつも勝ちます。でも、それはあなたが正しいからでしょうか? 相手があなたの強引さにサジを投げてしまうからかもしれませんよ。相手の意見に対して謙虚に耳を傾けてみましょう。
 知らない事や知らない世界にも興味を持ち、想像力を働かせ、自分の世界を広げましょう。私たちはみんな生まれたときは裸で、何も持っていないのです。そして死ぬときも、何も持っていけないのです。つまらない観念や所有欲は捨ててしまいましょう。そうすれば、あなたの望んでいるものが、案外あっさりと手に入るかもしれませんよ。


きょろきょろ、ペラペラ ★ふたご座 (5月22日〜6月21日)

 徹底的に趣味に溺れましょう。そのうちに時期が過ぎ、いちばん大事なものの輪郭が見えてきます。それから物事を判断するようにしましょう。あなたは反応がはやすぎていっも人の十倍先を行ってしまうので、まっ先にガケから落ちてしまうのですよ。
 神経がピリピリ張っている人が多いので、一つの物にあまりに集中するのはよくありません。
いつも綱渡りしている状態なので、なるべく集中するものを分散させ、バランスをとるようにしましょう。そして、自分の芯になるものを持ち、それをしっかりつかみながら進むようにしましょう。その範囲内であっちへ行ったり、こっちへ来たりする分には、問題ありません。
 変化のあること、変わったことをしたくなったら、自分の中心の部分、たとえば家庭や会社などでやってはいけません。ぜったいにいけませんよ。家庭や会社に持ち込むと、すべてがダメになってしまいます。枝葉の部分、たとえば副業を持つことなどで自分の気持をコントロールするようにしましょう。


うっかり、ちゃっかり ★かに座 (6月22日〜7月23日)

 とにかくあなたの場合、家の中にいて愛する人に囲まれているに限ります。家に落ち着かないと絶望的になってしまうので、とりあえず、家の中でこまこま動きまわり、人の面倒を見、居心地よくして毎日を過ごしましょう。何か、あるいは誰かと家の板ばさみになったら、迷わず家をとるべきです。あなたのベースは家庭にあるのです。
 そして、よく原因を考えてみましょう。原因がわからないときは人に聞いてみることです。混乱しやすいあなたは、率直な意見を言ってくれる友人を持つことがぜったい必要なのです。謙虚に耳を傾け、考えてみましょう。そのうえで、自分はお天気屋で、気分が変わりやすく、安定するのはムリだということをはっきり自覚する必要があります。約束したことでも変わる可能性があるので、一言つけ加えるなど、手を打っておかないと信用にかかわりますよ。
 もう一つ、あなたは自分のものと人のものとの区別がはっきりせず、トラブルのもとになることがよくあるので、注意しましょう。


キラキラ、ちゃらちゃら ★しし座 (7月24日〜8月23日)

 やたらに前に進もうとしてはいけません。現状を維持しましょう。そして思いっきり体を使い、何でもいいから運動することです。体をきたえ、外に出て日光浴や森林浴をしましょう。太陽がサンサンと照っている人のいない場所に行き、神経を休め、じゅうぶん休養をとりましょう。それから出直せぱよいのです。
 それでもまだスッキリしないときは、旅行をするのもよいし、思いっきりお金を使うのもよいでしょう。それでもまだまだだというときは、きっとあなたは何かにしぶとくしがみっいているのです。それが何なのか、よーく考えてみましょう。そして、それを手放すのです。とりあえず一度、全部を思いきって捨ててしまいましょう。
 どんなにスッキリするか、やってごらんなさい。それからゆっくり時間をかけて、大事なものを一つ一つ拾っていけぱよいのです。自分に忠実に選んでいけぱ、一つ一つが違った角度から新鮮に見えてくるはずですよ。


せかせか、ピリピリ ★おとめ座 (8月24日〜9月23日)

 あまり表に出ないようにしましょう。家の中でチマチマしているのがいちぱんです。
 あなたは、悪い時期には必ずといっていいほど、今までやらなかったことをしようとします。
飲めないお酒を飲んでみたり、遊べないのに遊んでみたり、何かしようとします。そして、自分のもっていないものに憧れ、あがきます。次には、自己批判や自己嫌悪が強くなり、どんどんつきつめ、自分で自分を追い込んでいきます。とにかくそれを全部やめること。そして騒がないように。しましょう。悲劇の主人公になるのもやめましょう。いつものペースを守ることです。
 何ひとつ変えずに毎日を過ごしてごらんなさい。身のまわりのものの整理をしたり、本を読んだり、TVを見たり……、そのうちに、まわりの情況が変わってきます。それまでの間は言葉を選ぶ練習をしましょう。同じことを言うのでも、言葉によっては、強く聞えたり、柔らかく聞えたりします。言葉を上手に使えるようになれば、トラブルもずいぶん減ってくるはずですよ。


あっさり、すんなり ★てんびん座 (9月24日〜10月23日)

 まず、まわりの人たちと距離を持つようにしましょう。そして、一から出直してみることです。この場を何とかごまかして切りぬけるようなどと思ってはいけません。あっちこっちに手を出したり、理屈や言葉でとりつくろおうとしてはいけません。焦らず、冷静にじっくり見てみましょう。原因を探すのです。
 ところが原因がわかったとき、あなたはどうするかというと、これが決まって、くさいものにフタ≠ゥ、他人のせいにするのです。それはぜったいにいけません。何のために原因を探したのかわからなくなってしまいます。どこで間違ったのかをよく考え、そこにもどってやり直さなけれぽいけません。そこでごまかすと、もう一度、同じ間違いをくり返すことになりますよ。


じっくり、ゆっくり ★さそり座 (10月24日〜11月22日)

 いっぺんにまわりの人全部が気に入らなくなったり、嫌いになったりしたとき、あなたは間違いなく落ち込んでいるのです。完全に被害妄想になっているのです。それは人のせいではなく、自分が間違っているのです。
 そういう時は、まず息を整えることです。冷静にならなけれぱいけません。ぜったいに攻撃に出てはいけません。そして現状に執着するのはやめましょう。理由をつけてとどまろうとせずに、引きちぎって、気分を変えてみることです。あなたにとってはものすごく難しいことかもしれませんが、そこをなんとか――。
 こんな時、相手を倒しても何にもなりません。問題が解決すると思ったら大きな間違いです。相手を倒したあと、必ずあなたは良心の呵責と自己嫌悪でおかしくなってしまいます。すべての問題の根本は、あなた自身の心の中にあります。とりあえず、相手と距離を保ち、冷却期間をおくことです。目の前に相手がいると、必ずあなたは攻撃に出てしまう悪いクセがあるのですから。


ワイワイ、ガサガサ ★いて座 (11月23日〜12月22日)

 とにかく騒ぐのはやめましょう。みんなの迷惑です。走りまわらずに、じっとしていましょう、外に出て行って人に当たり散らしたり、ひっかきまわすのはいけません。あとで自己嫌悪におちいり、もっとひどい状態になってしまいます。
 とりあえず、ベッドのシーツでも取り替えて、ただひたすら冬眠することです。人と会っても、なるべくしゃべらないようにして、人の言うことを聞くだけにしましょう。口は災いのもと。あなたは口は堅いけれど、舌はなめらかすぎて、失敗が多いのですから、じっと部屋で本を読んだり、編みものをしたり、静かに静かに過ごしましょう。どうせ、そのうちだれかから電話がきたり、面白い話があると、すぐに立ち直ってしまうのです。
 そうでなければ、あなたより悲惨な状態の人に会ってごらんなさい。その人のために夢中で何かしているうちに、自分のことなんか忘れてしまいます。とにかく落ち込んだときには、すべて世のため人のため、だれかのために、何かをやって過ごしましょう。


しっかり、がっちり ★やぎ座 (12月23日〜1月20日)

 持ち前の忍耐力でなんとか我慢しようとするのはよいのですが、それだけでぬけ出す道を探そうとしないのは考えもの。とにかく徹底的に自分と状況を分析すべきです。時間をかけて根本的な間違いを探しましょう。それが見つかれば、合理主義者のあなたのこと、執着を捨ててやめることができるはずです。
 あなたは一人ていることを苦に思わない性格なので、この時期はなるべく一人でいるようにしましょう。でも、自分の箇囲だけで物事を決めようとすると、壁にぷつかってしまいますよ。この際、自分の視野を広げる努力をして、手当たりしだいに勉強し、吸収し、人の意見に耳を傾けてみましょう。自分と違う考えでも、拒否反応を起こさずによく聞いてみましょう。あなたと違う意見の中にこそ立ち直るポイントがあるかもしれません。
 素直な気持で、勝ち負けにこだわらず、自由にディスカッションができるようになれぱ、次の一歩が見えてくるはず。


どんぼり、ひんやり ★みずがめ座 (1月21日〜2月19日)

 あなたはすぐ被害妄想におちいり、逃げ腰になってしまいます。そして意味もなく動きまわります。完全に一人相撲なのです。そんなことをしていないで、こういう時こそ持ち前の冷静さで、的確な判断をすべきです。
 あなたはしぶといはずですから、時間をかけて目標をなるべく遠くへ見つけることです。一つのことに執着して、他の全部を変えようとしてはいけません。この時期、急に古いものを捨てて新しいものに飛びっこうとするのは厳禁。そんなことでは何度も同じことをくり返すだけで、立ち直ることができませんよ。
 きちっと身辺整理をしてから、新しいことに取り組めぱよいのです。問題を解決し、それからゆっくり考えて、変えていけぽよいのです。焦る必要はありません。一つずつじっくり考えていきましょう。


ぼんやり、ふんわり ★うお座 (2月20日〜3月20日)

 あなたはこういうとき、ダラダラ過ごしてしまい、ただひたすら時間が過ぎるのを待つだけになってしまいます。
 たしかに時が解決することもあります。でも、いくらなんでも少しは原因を追求しなければ、何の進歩もなくなってしまいますよ。いつまでも次の段階に行けないのです。少しでも努力すれば解決したあとが違ってきます。もう少し積極的に問題にぶっかってみましょう。
 お酒や趣味など、問題の解決にならないことに没頭してはいけません。それに不平不満を言ってみても、何の解決にもなりません。一度、大手術をすべきです。一つでもいいから建設的なことをしましょう。疲れているときはダラダラしてもいいけれど、そのためにチャンスをのがしてしまうことがあるので、気をつけましょう。ちょっと面倒だと思っても、まずやってみること。
そしてどんなときでも、人づき合いだけは大切にしましょう。


 
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