上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第81回
駿威汽車(デンウェイ・モータース) レッドチップ 0203

中国の金融引締め政策によって
悪影響を受けた業種に
自動車業界が挙げられます。
当局は2004年の自動車ローン
総額約1800億元(約2兆3000億元)のうち、
約半分は不良債権化すると危惧していました。

金融引締めと同時に、
自動車購入のための融資(ローン)に対しては、
銀行などに厳しい審査を徹底させました。
ローンを活用しての販売(乱売)競争に
歯止めをかけたのです。

ユーザーは関税引き下げや、
値引き競争を期待して買い控えが起こり、
安易なローンでの購入が厳しくなったために、
中国の自動車販売の伸びは、
前年を大きく下回っています。

そうした自動車販売不振の
業績悪を先取りした格好で、
自動車株はいずれも大きく下落しています。
しかも、未だリバウンドの気配もありません。

【駿威(デンウェイ)は買い!】

デンウェイ・モータース傘下の広州ホンダは
2004年の乗用車販売台数が20.2万台で
前年比73%増となっています。
市場シェアは2003年の5.4%から
7.9%に上昇したと発表されました。

今年(2005年)の販売台数は
前年比15%増の23万台、
売上高は360億元を見込んでいます。

国内の自動車メーカーの多くが、
前年比を大きく下回る中で、
同社の伸びは注目されます。
同社のローン販売比率も
僅か5%という低い水準です。

同社の決算発表は未定ですが、
他の自動車株も悪材料を先取りした株価は
もうそんなに大きく下げるとは思えません。
悪材料も出てしまえば(折込み)
悪材料とはなりません。

先週末(3/24)の株価は
2.725香港ドル、
PER 11.5倍、
昨年実績配当利回り
(特別配当込み) 4.04%

「自動車株」というだけで嫌気され、
株価が低迷している時こそ
仕込んでおきたいものです。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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