上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第84回
ウワサの力・・・

先週末、大引けにかけて
中国本土株が軒並み上昇しました。
原因はある噂のようです。

その噂とは、
中国本土の配当課税20%を廃止すること。(注)
もう1つは、国有株などの非流通株を、
今後30年間、中国本土で上場させない、
といった内容です。

まだ、噂の範疇を越えていないため、
現段階では真実かはわかりません。
しかし、これらのことから
中国株の可能性、問題点が
改めて浮び上がってきました。


【まだまだ、未熟な市場】

中国本土市場は、市場が出来てから
10年余りしか経っていないので、
当然かもしれませんが、
先進国の証券市場と比べて
未熟な点があります。

今回の噂も、
国有株などの問題が解決していれば、
噂の対象になりません。
また、真実かわからない段階で、
株価が上下するため、
悪い噂がでた時は、
大きく下落してしまいます。
この点には注意が必要です。

しかし、逆に言えば
未熟な市場だからこそ、
チャンスがあります。
問題があるから
株価が低迷しているわけですから、
問題が解決すれば、株価は上昇します。

今回の噂は、
証券市場改革の期待と、
どのようにすれば
最も良い方法なのかと模索する
中国当局の考えの表れではないでしょうか。

今後も噂によって
株価が大きく上下することがあると思いますが、
皆様はウワサに振り回されずに、
真実を見極めて、
投資していただきたいと思います。

注:仮に噂が真実であるとしても
  日本国内で売買されている人は
  日本の税法が適用されるので
  配当に対しての課税はされます。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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