上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第117回
うわさは怖いものです

深センB株に上場している
「中国国際コンテナ 200039」が
急落していました。
10割無償をした後なので、
多少の需給の悪化などは
十分想定していたのですが、
想定以上にどんどん株価が下がり、
6月22日には
6.65香港ドルまで下落しました。

この原因を探すために
いろいろ情報を集めましたが、
なかなか納得のいく答えが見つかりませんでした。
閑散期にあわせて、
1000人を越える季節労働者の解雇を決めたり、
正社員に対しても
特別休暇をとらせたりと、
業績が悪化するのではないかと
連想させる話があったりしましたが、
これは、コスト削減にもなるので、
下落の要因にはならないでしょう。

6月22日には
国有株放出の話に関連して、
一部の大株主が
非流通株主に対して
なんら補償を行わないという話や、
同社株を全面買収し、
上場廃止にするという報道もありました。
しかし、同社が大株主に事実を確認したところ、
そのような計画はないとの話でした。

また、同社の非流通株は
他の銘柄と比べても非流通株の割合が低く、
現時点でテストケースに選ばれる可能性も低いです。
そして、全面買収をするにしても、
巨額の資金が必要となるため
信憑性は低いと思われます。

23日に同社がコメントを発表した後は、
株価も一息つき
24日終値は、7.44香港ドルでした。

同社の1月―3月の業績は
非常に好業績でした。
4月―6月の業績は
出てみないとわかりません。
しかし、仮に業績の伸びが鈍っていたとしても、
ここまで、株価が下がるほど
落ち込んではいないと思います。

非流通株の問題も
どのようになるかわかりませんが、
流通株主の承認がなくては、
否決されてしまいます。

ちゃんとした理由のない下げは
非常に怖いものですが、
同社の未来を信じているのであれば
絶好の買い場ではないかと思います。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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