上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第131回
昼寝は十分?

H株指数が年初来高値を更新し、
ザラ場で5406.17ポイントをつけ、
高値の5440.75に接近してきました。
また、ハンセン指数もザラ場で
15167.72ポイントと
4年半ぶりの高値を
更新してきました。
昨年から約1年半昼寝をしていた巨龍が
目覚めてきました。

現在の上昇の牽引役はなんと言っても
「ペトロチャイナ」です。
原油高により恩恵を受けることは
もちろんですが、
従来からの利益率の高さも
注目されているようです。

そのほかにも約1年半
動きが乏しかった素材関連株にも
買いが集まっています。
鉄鋼の「アンガンニュースチール」
アルミの「中国アルミ」
H株の追加発行を嫌気して、
下落していた「江西銅業」も上昇していました。

また、最近目立ってきたのが、
今年上場してきた銘柄です。
「上海電気 H株 2727」が
一気に2香港ドルを突破し、
上場来高値2.1香港ドルをつけ、
昨日終値は2.05香港ドルでした。
また、「神華能源 H株 1088」も
上場来高値8.7香港ドルをつけ、
終値は8.6香港ドルでした。

「交通銀行 H株 3328」も
上場来高値3.2香港ドルをつけ
終値は3.175香港ドルでした。
そして、上場後、公募価格を下回っていた
「中国遠洋(チャイナコスコ) H株 1919」も
上昇してきており、
まだ公募価格には届いていませんが、
上場来高値4.05香港ドル、
終値4.0香港ドルでした。

最近上場してきた銘柄の
上昇を見ていますと、
一昨年末の「人寿保険」などが
上場してきた時期を思い出します。

本日上場予定の
「香港経済日報 メインボード 0423」の
上場も期待できます。
個人投資家向けの公募倍率が
392倍に達し、公開価格も
上限の1.70香港ドルで決まっています。
新規上場銘柄が上昇すると
相場全体も活性化してきます。
これからの中国株、
ますます目が離せません。
私たちも眠っている場合ではありません。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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