上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第138回
非流通株改革

先日、非流通株改革の
ガイドラインが発表されました。

それによると、現在、
テストケースとして実施されている
非流通株改革を来月9月から
全面実施を行うというものです。
テストケースでは
A株のみに上場している企業が
選ばれていましたが、
今回はB株やH株に上場している銘柄も
非流通株改革を実施するということです。

皆様もご存知のように
テストケースの段階では
A株の株主に対しては
A株市場で非流通株を
流通できるようにさせていただきます、
とお願いするため
対価(現金や株式)を支払う方法が取られました。

しかし、一部報道によると
この対価がH株やB株の株主に対しては
支払われないのではないか
との見解がありました。

確かに非流通株は
A株市場で流通させるため、
直接H株やB株の需給悪化に
つながるわけではありません。
したがって、
対価が支払われない可能性は高いと思います。
ただし、H株やB株の扱いが明確になるのは
9月中に発表される予定であります。

また、中国証券監督管理委員会、
国務院国有資産監督管理委員会、
財務部、中国人民銀行、商務部などは
「上場企業の非流通株改革に関する指導意見」を発表し、
「改革の具体案はA株の流通株主と
 非流通株主の協議によって決定されるが
 H株やB株の株主の権利を損なうべきではない」
との見解を発表しています。

全流通の全面実施の報道後の
株価の推移を見ますと
この動きは
織り込まれているのではないかと思います。
非流通株改革がなくては、
株主の関係が歪んだままになってしまいます。
中国株にとってこの改革は
避けて通れない改革なのです。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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