上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第196回
B株急騰!

先日からB株、
とりわけ上海B株が急上昇をしています。
この原因は皆様も
すでに聞き及んでいると思いますが、
お伝えさせていただきます。

ブルームバーグという
情報配信会社からの報道によりますと、
上海証券取引所の周副社長が
年内にもA株とB株を統合させる計画を
明らかにした模様だとした報道が
流れたためです。

数年前から言われていた事柄で、
何度もこのウワサが流れた後、
急上昇するなどしました。
また、A株とB株の統合と言う問題は、
証券取引所だけの考えで
実行できるわけではありません。

まず、A株は人民元で
取引をしているため、
通貨制度の変更、
最低でも人民元の兌換性を
確保しなければならないため、
人民銀行の協力が必要です。

そして、証券市場の
制度改革になるわけですから、
国務院などの許可や後押しが
必要になります。

今回もウワサだけで
終わる可能性も否定できませんが、
今までとは少し違うように
私には思われます。

その根拠の1つとして、
QFII(域外適格機関投資家)
制度が確立されており、
また、買収や業務提携を目的とした
A株の購入も可能となった今、
B株市場の存在意義が
失われつつあること。

次にB株市場の
目的の1つであった外貨の獲得も、
現在世界第2位であり、
今年には日本を抜いて
世界第1位になる可能性まであります。
外貨準備高が非常に高くなっているため、
人民元切り上げ圧力がさらに高まり、
切り上げもしくは制度改革を迫られます。

そして、今年の暮れには、
非流通株改革も終わると見られています。
また、WTO加盟から
5年の猶予期間が終わり、
様々な改革を
終わらせなければなりません。
改革の仕上げとして、
A株とB株の統合をする可能性はあると思います。

数ヶ月でできることではありませんが、
改革をするという意思を感じたと思います。
B株市場はまさに
夢を買う市場だと改めて思いました。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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