第200回
初心に返って

早いもので、私のコラムも
200回目を迎えることができました。
邱先生の恩情でコラムを
始めさせていただき、
ハイＱのスタッフ、
そして何より、
このコラムを飽きずに読んでいただいている皆様のおかげで
ここまで来ることができました。
ありがとうございます。

さて、香港市場は短い旧正月休みを挟んで、
再開します。
皆様の関心はやはり
年末（？）の勢いがこのまま続くのか。
という点でしょう。

様々な見方があると思いますが、
私は強いのではないかと思っています。
春節前の動きを見ても、
休場中のリスクより
買わないと損だ、
というような動きに見受けられました。

また、本土市場を含めた中国株は
世界でも有数のマーケットに成長していますが、
昨年の世界的な
株高には１歩も２歩も乗り遅れています。

世界の優秀な投資家が
この機会を逃すでしょうか。
元高期待、高成長、
オリンピックをはじめとしたイベントなど、
中国にはたくさん夢があります。

そして何より、30代、40代の若い経営者が
中国経済を引っ張り始めています。

「人は城、人は石垣、人は堀」
という有名な言葉があります。
戦国時代の武将
武田信玄が詠んだと伝えられていますが、
まさしく、企業も国も人材こそが宝です。

若い人材が伸びている
中国だからこそ、
私はさらに伸びていく
のではないかと思っています。

私も初心に返って、
企業だけではなく
そこで働いている人も
よく見て、考えていきたいと思います。