上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第209回
楽市楽座

昨日、邱先生も書いていましたが、
今月の11日より
香港の相続税が全廃されました。

私のような庶民には
相続税はそれほど重要ではありませんが、
お金持ちには非常に重要な問題です。

日本における課税の対象となる
遺産金額の計算の基本は、
遺産の総額から
基礎控除額である5000万円と
法定相続人の数に
1000万円を乗じた額の合計を引いた金額です。
他にも保険の控除等々たくさんありますが、
上記の金額が基本です。

この算出された金額に応じて
控除額と税率が設定されています。
例えば1000万円以下の人は10%、
3000万円以上5000万円以下の人は
20%などです。

そして、3億円以上の人は
なんと50%も税金として取られてしまうのです。
詳しくは国税庁のホームページに掲載されているので
一度見てください。

もし皆様が大金持ちで
遺産を子供たちに残したいと考えていれば、
税額が少ないところに移住しようと
一度は考えるのではないでしょうか。
ましてや相続税が無いとなると
大金持ち大移動が始まるかもしれません。

香港特別行政区は
これを機に
さらに香港への投資を呼び込もうとしているのです。
日本にもかつて似たような政策がありました。
織田信長が行った楽市楽座です。

特定商人の特権の廃止や
市場税・営業税の廃止などです。
これによりたくさんの新しい商人が来て
城下町が大いに繁栄したのです。

香港特別行政区は
目先の税収減より投資を呼び込み
さらなる発展を目指すことが
中国にとっても
香港にとっても、
そしてなにより生活している全ての人々にとって
良いことだと判断したのでしょう。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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